写真は20年以上も前のものとなりました

つれづれなるまゝに日ぐらしPCに向かひて心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつづっていきます

地政学?

2013年12月15日 | 宇宙・科学

 

寒いなぁ・・・

 

地政学(Geopolitics)とは、地理的な位置関係が、

政治、国際関係に与える影響を研究する学問である。

(by Wiki

 

かの諭吉さんは、明治18年に「時事新報」の社説で、

「日本の不幸なるは近隣の國にあり、一を支那と云い、一を朝鮮と云ふ。」

と指摘していたが、清が中共に替わっても、何ら変わることはない。

 

沖縄は、米軍基地が云々よりも、中共の軍事力をこそ糾弾すべき

なのであり、地政学上、沖縄の不幸は、その立地にある。

 

  

これは、気象にも言えそうで、

日本の冬が厳しい原因は、西側に大陸が存在していることにある。

 

大陸の乾いた空気が、日本の気象、黄砂、花粉症、PM2・5など、

悪態の原因は、「全て大陸」と言ってよいほどである。

 

 

片や、ヨーロッパという地域は、その西側に「大西洋」を擁している。

 

陸地は寒暖の差が激しく、海洋は温度差が小さい。

かてて加えて、ヨーロッパにぶつかるメキシコ湾流は「暖流」である。

 

 

これは、各都市が、どのような位置にあるのかを見れば、

一目瞭然である。

 

すなわち、暖かいと言われるローマの緯度が北緯41度53分。

日本では青森市が北緯40度49分なので、もっと北に位置する。

 

日本の最北端が宗谷岬で北緯45.5度だが、パリは北緯48.5度。

 

ロンドンが北緯51度30分、ストックホルムは北緯59度20分。

カムチャツカ半島南端が北緯50度52分なので、かなり北にあるが、

寒い、ということは聞いたことがない。

 

それを示した下記の図が国土技術研究センター(JICE)に出ている。

 

 

 

同じサイトに、アメリカとの対比図もあるが、ワシントン~ニューヨークが

ちょうど、東京~仙台に相当する、と示されている。

 

 

ニューヨークは北緯40度42分。青森市とほぼ同じ。西側に

太平洋岸まで伸びる、4,500kmにも及ぶ陸地が続いているので、

よく大雪になるなど、やはり厳しい気象条件を背負っている。