写真は20年以上も前のものとなりました

つれづれなるまゝに日ぐらしPCに向かひて心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつづっていきます

アンドロメダ

2014年03月07日 | 宇宙・科学

 

 

NASA(米航空宇宙局)は、

40億年後に起こると予想されている

天の川とアンドロメダ星雲との衝突

再現する映像を発表した。(約4分のビデオ)

http://youtu.be/ZdF2wX5GfdU

(ソースは「ロシアの声」)

 

 

シュミレーションビデオでは、約40秒あたりで一旦衝突し、

その後、お互いに離れていくが、約3分後から再び近づき続け、

再度衝突して合体しそうなところまで示されている。

 

 

合体した後は、お互いの中心にあるブラックホールどうしが

連星となって、クェーサーと呼ばれる活動銀河が形成されると

考えられている。

 

 

アンドロメダ銀河は、美しい「渦巻銀河」の代表として知られるが、

約1兆個の恒星から成る大きな銀河で、直径は22~26万光年

中心部には、太陽の1億4000万倍という超巨大なブラックホール

あるとされている。

 

地球から約239万光年の距離に位置しており、秒速約122kmで

我が銀河系に「接近」しているので、「青方偏移」を示している。

 

 

一方、

我が銀河系(Milky Way)の大きさは、直径8~10万光年

2000~4000億個の恒星から成るというから、アンドロメダ銀河は

2倍以上の大きさであることが判る。中心部には、太陽の約410万倍の

質量を持つブラックホールがあるらしい。

 

形も、最近の研究によれば、「渦巻銀河」というよりは、

渦巻銀河」であろようだ。

 

 銀河系の想像図

 

 

 

合体した後の名前が既につけられていて、「ミルコメダ」。

Milky + Andromeda

ミルクコヒーヒーではない。念のため。 

 

銀河どうしの衝突・合体であっても、

恒星どうしの間の距離は非常に離れているため、

恒星どうしが衝突する確率は無視できるほど小さい、という。

 

 

その他、予想される出来事や、太陽系・地球の運命などについては、

銀河系とアンドロメダ銀河の衝突合体」を参照。

 

日々の生活や今後の人生には全く関係の無い話題だが、

悠久の宇宙について思いをめぐらせるのも

たまには良いだろう。