チェリスト 阪田宏彰のBlog

日々感じたこと、おすすめなモノ、お気に入りなど

クリムゾン・キングの宮殿全曲演奏

2020-04-25 | YAMATO String Quartet
クリムゾン・キングの宮殿全曲演奏の動画をアップしました。

冒頭40秒ほど、真っ暗闇でのノイズ演奏があります。
その後、「21世紀の精神異常者」「風に語りて」「エピタフ」「ムーンチャイルド」「クリムゾン・キングの宮殿」と、間断なく続きます。

クリムゾン・キングの宮殿 In The Court Of The Crimson King:キング・クリムゾン King Crimson(Full Album)


例によって戦時特例です。
緊急事態宣言の解除に合わせて非公開にするかもしれません。
そのまま忘れているかもしれません。
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YAMATO S.Q.まさかの中止の中止。そして延期公演のお知らせ。

2020-04-23 | YAMATO String Quartet
前々回の記事「YAMATO S.Q.またもや中止のお知らせ」でお知らせした「YAMATO S.Q.ベートーヴェン中期後期全曲演奏会」第一回〜第三回公演の中止が撤回されました!



第一回公演 4/19(日) → 8/5(水)
第二回公演 5/17(日) → 8/12(水)
第三回公演 6/28(日) → 8/20(木)
にそれぞれ延期公演が組まれました。

第四回公演 9/6(日)は変更ありません。

詳しくは、下記主催者の発表をご覧ください。
神奈川芸術協会ニュース


4/15に、神奈川県による8月末まで県施設閉館の通達がありました。
主催の神奈川芸術協会が第一回〜第三回の中止を発表したのが4/16。
なんと翌4/17には、神奈川県の方針転換が通達され、延期公演が開催可能になったわけです。

神奈川県も未曾有の事態に直面して、朝令暮改の対応になってしまうのは致し方ないことでしょう。
拙速を認めて軌道修正できたのは、素晴らしいことだと思います。
とはいえ、主催の神奈川芸術協会は大損害です。
素直に延期公演を発表できていればまだ良かったのに、お客様の手元には払い戻しの書類が届いてしまっているのです。

拙速な中止は防げたものの、実際に8月に公演が開催できるのか、現時点では誰にも分かりません。
延期公演の本格的な告知は、しばらく様子を見てからになるでしょう。
「これは開催されたら行ってやらないといかん!」と思ってくださった皆様、このブログか、上記主催者ページを保存してください。
7月初旬には確定情報が出ていることと思います。


でもドタバタですっかり忘れがちですが、ベートーヴェンの中期後期全曲という企画はメチャクチャ大変です。
怠け者のYSQですら、昨年中から準備に取りかかるほど。
このシリーズの公演日を設定するにあたって、YSQから主催者にお願いしました。
「各公演間を最低一ヶ月はあけてください。」

さて、延期公演は無事9/6より前に配置されましたので、この企画の要諦である「作曲された時系列順」というポイントも無事復活です。
でも新しい4公演の日程を見ると、ほぼ一ヶ月で全曲演奏することになってしまいました。
このペースで聴けば、ベートーヴェンの変遷はより分かりやすいでしょうけれど・・・・。
でも毎週って・・・!

危うし! YAMATO S.Q.!
温かい応援を切望する今日このごろです。
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新たな趣味

2020-04-18 | ひとりごと
音楽家が外に出ると、「不要不急!」と言われてしまう世の中。
今までも趣味が無かったわけではありませんが、より引きこもり系の趣味を始めました!

前から少しずつ習ってはいたのです。
動画編集。

YAMATO S.Q.などのコンサートの録画は、プロの方にお願いしています。
でも何が頼めて何が無茶ぶりなのか、理解せずに依頼するのはお互いに建設的でないことに気がつきました。
撮影のプロの方にLINEのテレビ電話でレッスンを受け、少しずつ自分でできるように努力はしたのです。

結論としては、プロのクオリティに到達するのは無理!
経験や素養の不足もあると思いますが、現場以外でかなりの時間を取られるのです。
でもこの引きこもり期間、いくらでも時間はあります。
溜まった動画資料の編集をしなきゃ・・・と思っていた矢先のことでした。

小金井宮地楽器ホールからの電話があったのが、4月の9日。
「小金井市観光町おこし協会」さんからのご依頼があったことを聞きました。

「緊急事態宣言で引きこもっている市内の子供達、そのご家族に、小金井在住の音楽家たちがこの時期をどうやって楽しく過ごしているのか、動画のプレゼントが欲しい!」
対象はピンポイントでありながら、仕事内容はほぼ白紙なこのご依頼。
でも動画編集を覚えかけの僕には良い機会かも?
ということで、やってみました!

「おうち de ライブ☆コガネイ! ~チェロ奏者 阪田宏彰~」


3分くらいのところから、自分の持っている隠し芸を惜しみなく晒しております。
いやはや、痴態を晒すことには慣れている音楽家とはいえ、やはりこれは恥ずかしい。
しかし、恥を晒してこその音楽家。
ここはどーんと全世界に公開です。

そして番組のMC、マスター木村さんのキャラはかなり強め!
僕との落差はお出汁とマヨネーズくらいあります。
混ぜたら意外に美味しいパターンかもしれません。
子供たちが楽しんでくれていると良いのですが・・・。

この番組には、これから小金井在住の音楽家が次々と登場します。
お楽しみに!
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YAMATO S.Q.またもや中止のお知らせ

2020-04-16 | YAMATO String Quartet
もう中止・延期のお知らせと、言い訳のように新しい動画のお知らせをするばかりになってしまった今日この頃。


4/19(今日ですね・・・)の第一回目公演が延期になったことは前にお伝えしました。
この公演の延期先は、8月に複数日程が用意されていました。第二回、第三回も延期になるかもしれなかい中で、9/6の最終公演の前に何とかして全公演やりきるつもりだったのです。
そのためであれば、1日で2公演開催も辞さないという態勢でした。

しかし、神奈川県から「8月末まで県施設閉鎖」という方針が出されました。
神奈川県立音楽堂が使えない!
第一回公演の延期開催日も含めて、第三回公演までの公演が開催不可能になってしまったのです。
チケットをお買い求めいただいていた皆様、申し訳ありません!


神奈川県の判断があまりにも長期的過ぎるように感じますが、後から考えたら「仕方なかったね」ということになる気もしますね。
900名ほどのお客様が4公演セット券でお買い求めくださっていたそうです。
このセット券のお客様は、第四回公演の会場でも3公演分の払い戻しが可能とのこと。
詳しくは下記のリンクをご覧ください。

「YAMATO S.Q.ベートーヴェン中期後期全曲公演第一回~第三回中止のお知らせ」(神奈川芸術協会)


この企画のご依頼をいただいて、頭の中で構想を温め続けて2年。
YSQとしても半年前からリハーサルを開始して、30回を超えるリハーサル計画の半分ほどを済ませています。
結成25周年をまたいで準備を続けたこの企画。
このまま負けてなるものか。


新型コロナウィルスの影響は、予想をはるかに超えて拡大し続けています。
今年では、再々延期になるおそれがあります。
来年です!
来2021年の秋以降、延期されたオリンピックの後に仕切り直すということになりました。
だいぶ先の話ですし、ベートーヴェンの生誕250年の記念年は終わってしまいますが、251歳のベートーヴェンにご期待ください。


ところで、今年の9月6日の第四回公演はまだ残っています。
演目は以下の通り。

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番op.131
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番op.135
シューベルト:弦楽五重奏曲D.956(ゲストチェロ=小川和久)

ベートーヴェンの後期2曲も大変ですが、その後に1時間近い大作、シューベルトの「弦楽五重奏曲」!
二人の狂気が乗り移ったようなプログラムです。
死の床にあるベートーヴェンを見舞い、「この後に何を書けば良いのか」と嘆いたシューベルト。
ベートーヴェンの葬儀に参列し、その一年後に亡くなるまでの間に書き上げた遺作が「弦楽五重奏曲」です。
ベートーヴェンの狂気を受け継ぎ、昇華した作品としてシリーズを締めくくる予定です。


明るく平穏な日々が戻り、せめて第四回だけでも無事に開催されますように!!
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FOCUSⅢ

2020-04-08 | YAMATO String Quartet
YOUTUBEを整理していたら、懐かしい動画が出てきました。

FOCUSⅢ :FOCUS / YAMATO String Quartet / Arr.近藤和明

世界ではかなりの人気がありますが、日本ではあまり知られていないFOCUSというバンド。
この曲は純粋に好きな曲ですが、このグループのぶっ飛んでいる様子をご覧になりたい方は次の動画をどうぞ!(かなり昔にも紹介した気がします)
1分過ぎまでは諦めずに聴いてくださいね!

Focus - Hocus Pocus
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YSQ 4/19公演の延期が決定されました。

2020-04-07 | YAMATO String Quartet
また残念なお知らせをしなければなりません。

4月19日に予定されていた、YAMATO String Quartetのベートーヴェン中期後期全曲演奏会の第一回公演の延期が決定されました。
もちろん延期公演が準備されているのですが、めまぐるしく変わる諸般の事情に振り回されて二転三転しているようです。
詳細は、こちらをご覧ください。
YAMATO String Quartet ベートーヴェン中期後期全曲演奏会第一回公演延期のお知らせ

チケットをご購入いただいているお客様、本当に申し訳ありません。
延期公演日が発表される際に、延期公演にご来場いただけない方への払い戻しについても説明があるそうです。


本当に今更ですが、今までちゃんと告知をしていませんでした。
ベートーヴェン生誕250周年の今年、YAMATO String Quartet(以下YSQ)によるベートーヴェン中期後期全曲演奏会が予定されています。
『ベートーヴェン中期後期全曲演奏会』

4/19 第一回 op.59-1,op.59-2,op.59-3 (2時間半)
5/17 第二回 op.74,op.95,op.127 (2時間15分)
6/28 第三回 op.132,op.130,op,133大フーガ (2時間15分)
9/6 第四回 op.131,op,135,シューベルト弦楽五重奏guest小川和久 (2時間45分)

全て作曲された時系列順で、毎回2時間超えの4回公演で12曲をこなすという壮大な無茶ブリ!
最初にこのお話をいただいた時には、メンバー全員「無理じゃね?」という反応でした。
実際リハーサルを始めてみると、想像以上に大変!
メンバーからは悲鳴が聞こえてきました。

昨年秋の定期公演が終わるとすぐにベートーヴェンのリハーサルに取り掛かり、1/18に瑞穂町公演でop.74を、2/15に同じく瑞穂町でop.127を演奏しました。
(3/22に愛知県幸田町公演でop.59-3を演奏する予定だったのですが、この公演も11/23への延期が決定されています。)
本番前はごちゃごちゃ言ってても、お客様の存在で本気になるのがYSQの特徴です。
本番に乗せることで、ベートーヴェンの中にあるロック魂を抽出できた気がするのです。
op.59のラズモフスキー全曲は「ベートーヴェンの叛逆の狼煙」として方向性が固まり、ビビりつつも4/19を楽しみにしていました。

ベートーヴェンに触発されて「叛逆」気運が高まっているYSQとしては、世間の流れに叛逆して公演を決行したい衝動に駆られました。
でも、1000人超えの大ホールで満席をいただいている状況ではウィルス対策が不可能です。(第二回以降はまだ5%ほどの残席があるそうです。)
残念ですが、今は仕方ありません。

先行きが誰にも分からない事態の最中、5/17の第二回公演も延期になっても不思議ではありません。
実は第二回公演の5/17に、ダブルヘッダーで昼夜2公演やるという可能性も検討されていたのです。
ベートーヴェンを一日に6曲! 
本番5時間!
YSQとしてはこの案を受け入れる覚悟を決めていましたが、この案は流れたようです。
ほっ・・・。

今後の公演スケジュールについても上記サイトからの発表を見逃さないようお願い致します。
もちろん、このブログでも必ずお知らせしていきます。

4公演セット券をお買い求めくださったお客様が9割だそうです。
壮大な企画でYSQに火をつけたこと、弦楽四重奏としては異例の満席の反応を得たことは、主催の神奈川芸術協会の大手柄です。
どんな事態に見舞われ、延期が重なったとしても、必ず実現する強い意思を持った主催者です。
それだけに開催の可能性や、少しでもお客様にご迷惑のかからない延期日程をギリギリまで探すことになります。
発表が間際になってしまうことは、ご理解ください。
先が読めない状況の中で、中止という選択肢は一度も出てきません。
いつかは必ずやりますので、安心してお待ちください!
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紫の炎

2020-04-06 | YAMATO String Quartet
予告した通り、新しく動画をアップしました!

ディープ・パープル:紫の炎 Deep Purple "Burn" arr.近藤和明

本来お蔵入りだった動画です。
会場の吊りマイク録音でバランスも良くはありませんし、演奏も傷がありますが、お楽しみいただけたら嬉しいです。


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ユーチューバー阪田

2020-04-05 | YAMATO String Quartet
結構前からYAMATO String Quartetの動画を、YouTubeで公開しています。
数年は静かに公開しているだけだったのですが、ここ一年くらいで、急激に閲覧数を増やしている動画があります。

Led Zeppelin "Kashmir" YAMATO String Quartet

昨年秋くらいから急激に閲覧数が増え、今では94万回再生されているのです。
何でこうなったのか分かりませんが、世界の弦楽四重奏の動画で、これより見られている動画を僕はまだ知りません。
しかも閲覧者の97%は海外の方なのです。
弦楽四重奏としては異色の存在である僕たちが、、海外のの音楽ファンからこれだけ評価していただけたのは望外の喜びです。

新型コロナウィルスの混乱で、有閑おじさんとなった昨今。
今こそ、ご期待の応えるべく、次の動画の編集を進めなければ!

ということで、次回から新しい動画を紹介していきます。
と言っても、これまで公開を未見送っていた傷ありの動画です。
まだまだ勉強中の動画編集の技術は拙いものですし、演奏の傷も気になりますが、これがこもりっきりで溜まったストレスの解消に役立てば嬉しい限りです。

それではお楽しみに!




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コロナと文化

2020-04-02 | ひとりごと
もう誰もが聞きたくはないであろう「コロナ」という言葉。
某給湯器メーカーさんはいい迷惑ですね。

日本の音楽界の片隅にひっそりと生きるチェリストにも、新型コロナウィルスの影響ははっきりと出ています。
ステージ上のお仕事は全て延期になりました。
たまに呼んでいただく録音のお仕事も、普段より遠慮がちです。
教えている大学も授業の開始を1ヶ月遅らせて、今日「オンライン授業のお知らせ」なるものが届きました。
この混乱の中、無給休暇を貪り、ゆったりと過ごしています。

気軽に移動できるゆえに全世界が繋がっている現代において、ここまでの伝染力(数値と性質の合わせ技)を誇るウィルスは初登場でしょう。
初めてのことなので、歴史に無かった事態が起きるのもやむを得ません。
でも歴史に学ぶことはあると思うのです。

僕が気になっているのは、人間社会の分断です。
衛星観念、生活基盤、定収入の有無、生業がコロナで受ける影響の大小、孤独な人、守るべき家族のある人。
それぞれの価値観の相違が、敵意になってしまいそうで怖いのです。

音楽業界は、旅行業界と並んでトップレベルの被害を受けている業種でしょう。
業界の片隅で食べさせてもらっているのですから、音楽業界のために「コンサートやらせろ!」と叫ぶべきなのかもしれません。
それは無理なことは重々分かっているのです。
生活が苦しくても、自分たちで選択した職業ですから耐えなければなりません。

そうは言っても大事な生活の糧ですし、お客様に伝えたい音楽があるからこの仕事をしているのです。
状況を見て、可能な限りギリギリまで演奏活動をしたいと思う方があるのは仕方ないことだと思います。
はっきりと禁止されるわけでもなく(何かの補助があるわけでもなく)、このギリギリの選択を迫られている個人事業主がたくさん生きているのが音楽業界です。
やるかどうかを当日決めるわけにもいかず、ある程度見込みで動くしか無いのです。
しかも状況は毎日刻々と変化します。
この状況下で「今やるのかよ」とか、「無責任な」とか口撃する風潮があることに、社会の分断の恐怖を感じるのです。


今年は、ベートーヴェン生誕250周年にあたります。
僕がリーダーの任を負っているYAMATO String Quartetも、今年は「ベートーヴェン中期後期全曲公演」という大きな挑戦を用意しています。
YAMATO String Quartet「ベートーヴェン中期後期全曲公演」
この公演に限らず、今年は本当にベートーヴェンのご依頼が多かったので、僕にしては真面目に勉強しました。

地元小金井の珈琲屋台「出茶屋さん」に集う珈琲仲間の会長さんからいただいた、属啓成氏の「ベートーヴェン 生涯篇」という本も改めて読んでいます。

この本の中に、こんな主旨の一説があります。
「戦時中、空襲に怯え、灯火管制の敷かれる中、西洋音楽などできたわけがないと思うだろうが、そんなことは無かった。演奏者も聴衆もゲートルを穿いて集まり、紗幕で締め切った講堂で「第九」の演奏会は行われていた。文化とはそのような力強さを持っているものだ」

生命の危機の中では、趣味・娯楽は後回しになるのは確かです。
でも、命懸けで続ける人が居るから途絶えないのが「文化」というものです。

平和な時代が永く続き、ここまでの決意を持って文化に触れる人が少なくなっているかもしれません。
でも、この混乱の先に、きっと「文化」が力を発揮する時が来ると信じています。
その時まで、怠けないで練習しておこう・・・。
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