Cello Ensemble 008と近藤和明さんのコンビは「クラシックの歴史に数えられていない数々の名曲を、何度でも再演できる楽曲にしていく」という目標を掲げてスタートしました。
でもやりたい曲、知っていただきたい曲は多すぎて、せっかくアレンジしていただいた楽曲を再演する機会は多くはありませんでした、
そろそろ始めましょう。
クラシック音楽の歴史のように、再演を重ねることによって熟成が進んだ演奏をお聴かせできると思います。
いや~、一人じゃないと強気なことが言えるもんだなぁ・・・・。
というわけで再演が混ざっている後半のプログラムです。
・ひょっこりひょうたん島:井上ひさし作詞/宇野誠一郎作曲
昔懐かしい子供番組として、近くは「モーニング娘。」のヒット曲として、幅広い世代に記憶されているメロディ。
井上ひさし氏の初期作品「ひょっこりひょうたん島」は、岩手県大槌町の沖合に浮かぶ蓬莱島をモデルに書かれたそうです。
3.11の震災で町長はじめ多くの方が亡くなられた大槌町で、復興のテーマになっている曲です。
全ての被災された方々に元気に笑ってもらえる日が来ますように。
「泣くのはいやだ 笑っちゃおう!」
ひょっこり ひょうたん 島 OP
・シェルブールの雨傘:ミシェル・ルグラン
Les Parapluies de Cherbourg : Michel Legrand
シェルブールは、フランス北西部のコタンタン半島の先端にある港町です。
この港町を舞台にした「シェルブールの雨傘」はジャック・ドゥミ監督、カトリーヌ・ドヌーヴ主演のミュージカル映画。
全ての台詞にメロディーが付けられた完全なミュージカル作品で、語りは一切ありません。
ドヌーヴの美しさは眩いばかりですが、ミュージカルの常なのか、日本人の感覚とは違うのか、その心変わりの早さは驚異的!・・・現代的なのかも?
音楽を担当したミシェル・ルグランは御年83歳。作曲家としてだけではなく、ジャズピアニストとしての輝かしいキャリアも鮮明に記憶されています。先年取り上げた名曲「水とワイン」を作曲したブラジルの鬼才エグベルト・ジスモンチや、タンゴ界の異端児アストル・ピアソラと同じ、ナディア・ブーランジェ門下であることも興味深いですね。
Love theme from "Les parapluies de Cherbourg" (1964)
・首の差で:カルロス・ガルデル
Por Una Cabeza : Carlos Gardel
アルゼンチンの国民的歌手、カルロス・ガルデルの数ある名曲の中の一つ。
歌手として、作曲家として、俳優として、人気の絶頂期にあった1935年に、飛行機事故で急逝しましたが、現在でもほとんどのタンゴ楽団のレパートリーに彼の曲は息づいています。
亡くなった年の映画「タンゴ・バー」のために作曲され、後に「シンドラーのリスト」「トゥルーライズ」「セント・オブ・ウーマン」などにも使われました。
「セント・オブ・ウーマン」の中で、盲目で頑迷な退役軍人を演じたアル・パチーノが踊るシーンは必見です。
Por una Cabeza (Original) - Tango - Carlos Gardel
・天国への階段:レッド・ツェッペリン
Stairway to Heaven : Led Zeppelin
ハードロックの開祖「レッド・ツェッペリン」。テレビ出演を拒否し、ライブと録音のみでプレスリーやビートルズに匹敵する人気を勝ち得た伝説のバンドです。
クラシックから多くを得た彼らの数あるヒット曲の中でもとりわけクラシック的なのが、「天国への階段」です。
「静かに始まって徐々に盛り上がってゆく長い曲」というのはジミー・ペイジの言葉。
最初のテーマをひたすら繰り返す構成は、ラヴェルのボレロにも似ています。
ギターのアルペジオとリコーダーの三重奏で静かに始まる序奏を、低音楽器のみのアンサンブルでどのように演奏するのか、お楽しみに!
Led Zeppelin - Stairway to Heaven Live (HD)
・スモーク・オン・ザ・ウォーター:ディープ・パープル
Smoke on the Water : Deep Purple
ロック史上最も有名なイントロを持つと言われる、ディープ・パープルの代表曲。
レマン湖畔のモントルーカジノの中にある、ローリング・ストーンズ所有のスタジオでディープ・パープルがアルバムの録音をしていた時のことだそうです。
カジノのホールで開かれていたフランク・ザッパのコンサートの客が信号弾を打ち、天井に着火、火事になったそうです。
宿泊先のホテルから湖上に広がる煙を見て作曲された、という顛末を歌っています。
ロックシーンを彩るビッグネームが一堂に会して、とんでもない曲が生まれました。
Deep Purple - Smoke On The Water HD 1973 (Live in USA)
これでCello Ensemble 008の夏休みの宿題はおしまい!
でもすぐに北海道ツアーが待っています。
シルバーウィークの過ごし方が決まっていない方は、是非北海道へ!
でもやりたい曲、知っていただきたい曲は多すぎて、せっかくアレンジしていただいた楽曲を再演する機会は多くはありませんでした、
そろそろ始めましょう。
クラシック音楽の歴史のように、再演を重ねることによって熟成が進んだ演奏をお聴かせできると思います。
いや~、一人じゃないと強気なことが言えるもんだなぁ・・・・。
というわけで再演が混ざっている後半のプログラムです。
・ひょっこりひょうたん島:井上ひさし作詞/宇野誠一郎作曲
昔懐かしい子供番組として、近くは「モーニング娘。」のヒット曲として、幅広い世代に記憶されているメロディ。
井上ひさし氏の初期作品「ひょっこりひょうたん島」は、岩手県大槌町の沖合に浮かぶ蓬莱島をモデルに書かれたそうです。
3.11の震災で町長はじめ多くの方が亡くなられた大槌町で、復興のテーマになっている曲です。
全ての被災された方々に元気に笑ってもらえる日が来ますように。
「泣くのはいやだ 笑っちゃおう!」
ひょっこり ひょうたん 島 OP
・シェルブールの雨傘:ミシェル・ルグラン
Les Parapluies de Cherbourg : Michel Legrand
シェルブールは、フランス北西部のコタンタン半島の先端にある港町です。
この港町を舞台にした「シェルブールの雨傘」はジャック・ドゥミ監督、カトリーヌ・ドヌーヴ主演のミュージカル映画。
全ての台詞にメロディーが付けられた完全なミュージカル作品で、語りは一切ありません。
ドヌーヴの美しさは眩いばかりですが、ミュージカルの常なのか、日本人の感覚とは違うのか、その心変わりの早さは驚異的!・・・現代的なのかも?
音楽を担当したミシェル・ルグランは御年83歳。作曲家としてだけではなく、ジャズピアニストとしての輝かしいキャリアも鮮明に記憶されています。先年取り上げた名曲「水とワイン」を作曲したブラジルの鬼才エグベルト・ジスモンチや、タンゴ界の異端児アストル・ピアソラと同じ、ナディア・ブーランジェ門下であることも興味深いですね。
Love theme from "Les parapluies de Cherbourg" (1964)
・首の差で:カルロス・ガルデル
Por Una Cabeza : Carlos Gardel
アルゼンチンの国民的歌手、カルロス・ガルデルの数ある名曲の中の一つ。
歌手として、作曲家として、俳優として、人気の絶頂期にあった1935年に、飛行機事故で急逝しましたが、現在でもほとんどのタンゴ楽団のレパートリーに彼の曲は息づいています。
亡くなった年の映画「タンゴ・バー」のために作曲され、後に「シンドラーのリスト」「トゥルーライズ」「セント・オブ・ウーマン」などにも使われました。
「セント・オブ・ウーマン」の中で、盲目で頑迷な退役軍人を演じたアル・パチーノが踊るシーンは必見です。
Por una Cabeza (Original) - Tango - Carlos Gardel
・天国への階段:レッド・ツェッペリン
Stairway to Heaven : Led Zeppelin
ハードロックの開祖「レッド・ツェッペリン」。テレビ出演を拒否し、ライブと録音のみでプレスリーやビートルズに匹敵する人気を勝ち得た伝説のバンドです。
クラシックから多くを得た彼らの数あるヒット曲の中でもとりわけクラシック的なのが、「天国への階段」です。
「静かに始まって徐々に盛り上がってゆく長い曲」というのはジミー・ペイジの言葉。
最初のテーマをひたすら繰り返す構成は、ラヴェルのボレロにも似ています。
ギターのアルペジオとリコーダーの三重奏で静かに始まる序奏を、低音楽器のみのアンサンブルでどのように演奏するのか、お楽しみに!
Led Zeppelin - Stairway to Heaven Live (HD)
・スモーク・オン・ザ・ウォーター:ディープ・パープル
Smoke on the Water : Deep Purple
ロック史上最も有名なイントロを持つと言われる、ディープ・パープルの代表曲。
レマン湖畔のモントルーカジノの中にある、ローリング・ストーンズ所有のスタジオでディープ・パープルがアルバムの録音をしていた時のことだそうです。
カジノのホールで開かれていたフランク・ザッパのコンサートの客が信号弾を打ち、天井に着火、火事になったそうです。
宿泊先のホテルから湖上に広がる煙を見て作曲された、という顛末を歌っています。
ロックシーンを彩るビッグネームが一堂に会して、とんでもない曲が生まれました。
Deep Purple - Smoke On The Water HD 1973 (Live in USA)
これでCello Ensemble 008の夏休みの宿題はおしまい!
でもすぐに北海道ツアーが待っています。
シルバーウィークの過ごし方が決まっていない方は、是非北海道へ!