チェリスト 阪田宏彰のBlog

日々感じたこと、おすすめなモノ、お気に入りなど

YSQ PVやり直し

2013-02-28 | YAMATO String Quartet
YAMATO String Quartet 2013


このブログには動画の埋め込みが出来ないのだと思い込んでいました。
出来るんですね。
これからは見やすくなります。


ちょっと違う話。

ちょいちょい質問を頂くのです。
「阪田さん、オーケストラでの活動も告知してくださいよ。」
「この間、○○フィルのコンサートで見ましたよ! 何で秘密にするんですかぁ?」
「ブログ見てると年間数回のコンサートをやったら、あとは地元のお友達と遊んでばっかなんですね。結構クラシックって儲かるの?」

まとめてお答えしておきましょう。
僕はプロフィールに、幾つかのオーケストラの客演首席と書いています。
他にあんまり書くこともないし、大事にしている仕事の一つであることは間違い無いので書きました。
で、客演という何か偉そうな響きの言葉について正確に説明すると「臨時雇い」です。
本来そのオーケストラの常任の首席の方が休暇中だったり、何かの都合で出演出来ない時に雇われて出演するのです。
普段気心の知れた仲間たちの中に落下傘のように降り立ってリードするなんて、大変なことです。
実際は皆様の普段の流れを察知して邪魔しないようにしているだけなのですが。

で、この落下傘が出演するという事は、常任の首席の方はご出演でないという事なんですね。
そうすると、「何だ、阪田かよ・・・。」とチケットをキャンセルする不心得者が出るかもしれません。
これは困る!
お仕事をくださるオーケストラにご迷惑をおかけするわけにはいかないのです。

ですから、オーケストラに依頼を頂いて出演する時はソーッと行ってソーッと帰ってきます。

他にも色々な事情で公に出来ない仕事や、取り立てて書くのもおかしいような種類の仕事もあります。
でも「あの仕事は書いたのに、こっちの仕事はスルーなんだ~・・・。」とか言われても困るわけです。
なので、基本的に自分が主催したり、企画したり、責任を持っている仕事を中心に書いています。

分かりやすく言うと、書いているものは「チケット買って来て欲しいなぁ」と思っているコンサートです。


そんなわけで、今後ともよろしくお願い致します。
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そういえば

2013-02-26 | YAMATO String Quartet
随分前の話ですが、YAMATO String Quartetの後援会が立ち上がったことを書きました。
コンサートで募集したところ、3人しか申し込みがなかったことも書きました。

その後ほったらかしにしていたら、だいぶご心配くださった方々がいらっしゃるようです。
申し訳ありませんでした。

現在会員数48名を数える立派な会になりました。
日本アーティストの中尾さん、ミニコンサートを支えてくれた皆様のおかげです。
ありがとうございます。

ご期待に応えるべく、今年のコンサートも、来年のミニコンサートも頑張りたいと思います。


今年の渋谷公演のチケット出来上がりました!

どうぞよろしくお願い致します。

ご予約・お問い合わせ:アーバンクラシック
TEL:042-371-1554
WEB:http://www.urbanclassic210.com/

プレイガイド:e+イープラス http://eplus.jp
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じみへん

2013-02-25 | YAMATO String Quartet
ジミ・ヘンドリクス。

そりゃあ名前は知ってました。
でも実際全く知らないと言っても過言ではないくらい遠い存在です。
何か偉大なオーラは感じつつ、他にも数多居る偉大な音楽家に夢中になる中で後回しにされてきたんです。

何で後回しにされてきたのか。
ドラッグの香りがするから?
ブラック・ミュージックはやっても太刀打ちできないから?
27年という短すぎる人生に、生き急ぐ天才特有の圧迫感を感じるから?

余りにも有名で、僕よりも詳しい人の方が多いであろうことは承知の上です。
自分の認識の整理と、まだジミヘンを知らない方の為に、僕が注目するジミヘンのポイント。

父親の従軍中に生まれた子供で、母親は子供をほったらかして遊び歩いていたらしいこと。
チェロキー族とブラックのハーフで、チェロキー族の居留地で祖母と過ごす時間も多かったこと。
窃盗や麻薬など、お世辞にも行いが良いとは言えないこと。
右利き用のギターを左持ちで弾いていたこと。


今年のYAMATO S.Q.では、ジミヘンの「Little Wing」をやります。
ロックファンや、ジミヘンフリークからは怒られそうですが、あえて挑戦。
ジミヘンの曲の中では大人しい曲ですが、ハッキリ言って今までで一番不安です。

石田泰尚のヴァイオリンに合うのか。
カルテットとしてのYSQの特性を生かせるのか。

これらの問題の前にお蔵入りしてきた数々の曲目より余程キケンな取り組みだと自覚しています。
でもキケンの先に新しい道が見つかるかもしれません。
楽器を叩きつけて火を放つような破壊的なパフォーマンスは出来ませんが、その激情を表現する何かを見つけられるのか。

怖くて楽しみです。
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今年のPV!

2013-02-24 | YAMATO String Quartet
今年も作ってもらいました。
YAMATO S.Q.のPV

またレッド・ツェッペリンのカシミールですが、去年より情報量が多いので去年より長め。
ほとんどフルバージョンの動画も公開しているので、出し惜しむことは無い。

3.11直後のYAMATO再出発からもうすぐ3年。 徐々にアイテムが揃ってきました。
積もってきたレパートリー。
去年の版画イラストと、今年の「書」。



そして、これ。



次は写真だな。
どんなコンセプトで撮ってもらおう・・・?
何かアイディアがあれば、是非お寄せください!
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ピンチヒッター

2013-02-22 | ひとりごと
先日、骨折した友人のピンチヒッターでスタジオに入りました。

代打。
結構好きな響きです。
何か切り札っぽいじゃないですか。

現実は切り札というより、水面の藁といった状況だったようです。
当日に演奏不能が判明し、大学での授業直前の僕に連絡が来たのですね。
いつも長引くレッスンを時間通り切り上げて、スタジオへ。

録音の世界でご活躍の友人の代打です。
難しいのだったら嫌だなぁ・・・なんて考えつつ。

到着してからは余計な事を考える暇も無く。
制限時間いっぱいで慌ただしく録り終えて帰ったのです。
何の録音なのかも知らず。

後日、高田和泉さんという方からの郵便物が届きました。


あれは高田和泉さんのCDの録音だったのですね。
そういえば現場にやけに美しい人が居ましたね。
丁寧なお手紙付きで、光栄の至りです。

中身はエレクトーンを中心とする、幅広い種類の音楽が所狭しと並べられている作品集です。
そしてウェブ上で少しだけ音が聴けるそうです。
「Rendez-Vous!」視聴サイト
7曲目「祈り燈火」後半がこの日の僕の山場。
高田和泉さんのCD Web Shopで手に入るようです。
ハイテクだなぁ・・・。

自分たちの動画をさんざんアップしておいて何ですが、覚悟してないうちにアップされてると恥ずかしいもんですねぇ。
また一枚面の皮を貼りました。
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書家 春秋さん

2013-02-20 | YAMATO String Quartet
小金井に春秋さんという書家が居る。
と友人に聞いて、紹介して頂きました。

そう。
今年のYAMATO S.Q.のフライヤーのデザインに「書」を使いたかったのです。
同じ小金井在住のよしみでお願いしようと思い立ったのですが、意外にも幾度か演奏も聴いて頂いていたのでした。

毛筆でアルファベットというのは尋常ではありません。
きっと試行錯誤して頂いたのだと思います。
とてもたくさんの候補を頂きました。


そして選んだのはこれ!


そして出来上がりはこれ。



勢いと力強さを見事に表現してくださいました。
ありがとうございます!
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今年も間違い探し!

2013-02-19 | YAMATO String Quartet


「YAMATO String Quartet 2013」のフライヤーが出来ました。
そして、ミスを発見!
昨年のCello Ensemble 008のフライヤーにも大きすぎるミスをしました。
強引に間違い探しブログにしてしまったあの日から、まだ1年経ってないのに・・・。

さて、今年は大漁です。
3カ所。
全て裏面。

2カ所はカレンダーを見ればすぐに分かるでしょう。
もう一つは比べなければ分からないと思います。
配布してしまったフライヤー。


訂正後のフライヤー


分かりましたか?
分かっても何も出ませんが、訂正前のチラシをお持ちの方がいらっしゃったら訂正情報を教えてあげてください!
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Cello Ensemble 008 ファンクラブミニコンサート

2013-02-19 | Cello Ensemble 008
ご入会、ご来場くださった皆様、ありがとうございます!

先週の反省も生かし、それなりに場を繋げることが出来た気がします。
メンバーのホスピタリティも大きな要因ですが、先週の反省を生かして動き続けてくれた小金井の友人達の助けは素晴らしいものでした。
先週、水を打ったように静かだった会場にはBGVが流され、お客さんを誘導する流れもスムースでした。

まだまだ改善の余地はあるし、企画者としては反省点は多いのですが、メンバーや友人に恵まれた自分の幸運が誇らしい一日でした。
まだまだ始めたばかりのファンクラブ企画にお付き合いくださった全ての皆様、ありがとうございました!

開場直前のバタバタリハーサルの様子。


小ホールに出茶屋さんの屋台を持ち込むという暴挙が映されています。
ホールの方々も前例が無くて断る隙も無かったのかもしれません。

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YAMATO S.Q.後援会コンサート

2013-02-13 | YAMATO String Quartet
11日にYAMATO String Quartetの後援会の会員様向けミニコンサートがあったのです。


いや~。
大変だった。
メンバーがシャイで中々交流してくれないだろうことは予測していましたが・・・。

それにしても反省点が盛りだくさん。
次回までに大幅に修正しなければいけません。

お客様がただ安心して座っていれば良い、通常のコンサートのMCは少しは慣れたつもりだったのです。
しかしお客さんを巻き込む企画って、かなりきめ細やかに立案しないといけないことが分かりました。
あんまり決め決めで全てこちらの思惑通り進めるのでは、N○K見てるみたいで面白くないだろうと思っていたのです。

実際には決めすぎるくらい決めてても、勝手に流れていくのだろうな。
人は水と同じように流れて行く道筋をそれぞれに決めて流れていくのでしょう。

流れて行く行き先も、高低差も付けなかった今回の企画。
お客様がどこへも流れられず表面張力のままバラバラに固まってしまったのが大失敗。


今週末にはCello Ensemble 008のファンクラブミニコンサートがあります。
こちらはメンバーの活躍に期待出来るので、少し安心してます。


今回は初回ということで、地元小金井に皆様をお呼び立てしました。
そして、小金井の友人達総出で手伝ってもらいました。
固まった空気を奮闘する僕にとって、彼らが出してくれる助け船がどれだけありがたかったか。
そして終わったあと、「来週は無茶ブリされても良いように、考えていこう!」というメールが回っていたり。
涙が出るほどありがたい友人たちです。

応えねば。
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ゴジラ

2013-02-09 | YAMATO String Quartet
「GODZILLA」
この曲はずっと思い描いていたレパートリー構想の大事な一つでした。
このアレンジから、YSQの新しい方向性の一つが決定づけられたような気がします。
常に乳酸と闘う中低弦という方向性・・・。

幾度かステージに乗せた今でも面白いアレンジです。
そう、単発ではなく、繰り返し上演するクラシック作品としての力強さが欲しいと、近藤さんにお願いしたのです。
お見事!

一昨年の震災直後のコンサートでは、途中にあるゴジラの鳴き声を模する擬音のシーンで大きな余震が来るというハプニングがありました。
これだけタテノリで弾き狂っていると、メンバー全員まるで気が付かないのです。
自動車の中と一緒。
ガソリンエンジン並のエネルギーを自家生産して演奏していると思ってもらうと、どれだけ疲れるか分かってもらえるかなぁ?
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