チェリスト 阪田宏彰のBlog

日々感じたこと、おすすめなモノ、お気に入りなど

メガネ

2012-02-28 | ひとりごと

替えたんです。実は。

お客さんも同僚も、母すらも気が付かないけれど。

最近は少し大きめが流行りだそうで。

流行りなんて関係ねー!ってタイプなんですが、並んでるメガネがみんなそうなんだから仕方ない。
それでも中で一番気に入ったモノです。
似合っているから気づいてもらえないのだと自分に言い聞かせつつ。
本当のところは、真っ先におでこに目が行くからかも。


さりげなく背景に置いたので気が付いてもらえないかもしれませんが、
「008」の次回7/29のチラシが出来ました。

実は一昨年のチラシのイラストの色を変えただけです。
手を抜いたわけではありません。
今年のイラストはむしろ気合いが入っています。

なんと吉田健一氏にイラストをお願いしています。
でも4月から始まる「エウレカセブン」の新作の関連で、大変お忙しいご様子。
断る気満々の健ちゃんに深夜のファミレスで粘ること4時間半。
ようやく根負けして「やってみますか・・・・。」
の一言を頂戴しました。

但し納期が4月以降・・・。
なので、本物のフライヤー・チケットはイラストの完成を待って作成されます。
商品価値の高いチケットになりますよ・・・。ウッシッシ。

e+ではもともと決まっている形のチケットしか販売出来ないので、予定通り3/1発売です。
当日会場にて、ご希望の方にはイラスト入りのチケットに交換致します。
アーバンクラシックではイラストの完成を待ってから発送するため、発売が5/1になります。
お楽しみに!
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おでこ

2012-02-24 | ひとりごと
恥ずかしながら、これは僕のおでこです。(食事中に見ると気持ち悪いという大変厳しいご指摘を受けたので画像は削除しました。食事中にこんなの見なくても・・・。)

昨日は我が家で「008」のリハーサルでした。
8人のチェリストが演奏する場所を広げるのは、混沌を常態とする我が家では一大事業です。
皆に出す昼食の用意も、「大家族」特番さながら。
ヘトヘトな僕は、ついつい「ウチの家族は開けても閉めない」という習わしを忘れていたのです。

痛かった・・・。
血が滲んでパンパンに腫れたので、内部は大丈夫でしょう。
でもずっとピリピリジンジンしてます。

明後日は「008」の鴻巣公演です。
血の滲むリハーサルの成果がきっと表れることでしょう。
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ミンタロハット

2012-02-22 | 
もう一つ、山形の話題です。

今回も宿泊した山形のゲストハウス「ミンタロハット」
霞城公園のお堀の外れにポツンとあります。
個人宅にしか見えない。

一昨年の秋に初めて宿泊したこのお宿。
僕はゲストハウスなるジャンルも初めてでした。
バックパッカーもするような知人からは、「阪田さんにはゲストハウスは無理なんじゃない?」
と心配されつつ、お値段の安さと評価の高さに惹かれ、初挑戦。

綺麗なの!
猫が居るので、猫アレルギーも心配したのだけれど、全く気にならないくらいキチンとお掃除されているのです。
感覚としては、ちょっとブルジョアな個人宅にホームステイする感じ。
お風呂もトイレも複数あるし、ツインの清潔なお部屋をシングルユースだし。
寝巻代わりの作務衣とバスタオル・フェイスタオルは積んであるところからご自由に。
ホテルより親切でプライバシーも保てて、同宿の方々と食事や宴会を楽しむ事も出来ます。


写真はダイニングで、中央はペレットストーヴ。
ここで練習したり、他のお客さんに聴いて頂いたり。
右奥のPCも使わせてもらえます。
左奥のキッチンも好きに使えるので、今回は食材を送りつけて自炊も。
一昨年に一緒に飲んだお客さんとも再会できて、ここで楽しく過ごしました。


オーナーの佐藤さんは常に静かで丁寧なお人。
文翔館でのリハーサルが終わると、車で迎えに来てくださいました。
駅前のテルサホールにも送迎してもらったこともありましたね。
佐藤さんが都合が悪い時や、佐藤さんもお酒を飲まれた時は自転車を貸してもらったりもしました。

とにかく居心地の良いお宿です。
一昨年の初体験のあと味をしめて、広島でもゲストハウスにも挑戦したのですが、裸足で逃げ出す状態でした。
ゲストハウスというジャンルで判断しない方が良いのでしょうね。

山形で宿泊される方、オススメです。
コメント (2)
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雪国

2012-02-20 | ひとりごと
トンネルを抜けても抜けても雪雪雪雪雪・・・・・。
豪雪だから覚悟を決めて来いとは言われていましたが、想像以上。

写真は山形交響楽団の練習会場になっている文翔館。
素敵な建物で僕は大好きなのですが、この日は上半分しか撮れませんでした。

楽団員の方々は毎日雪かきに追われているそうです。
そうしないと車が出せないそうで・・・。

山形から鶴岡に移動したのですが、鶴岡はもっと大変なことになっていました。
ホテルから30mほどの飲み屋さんに行くのも命懸けです。
寒さを感じるより前に心臓が痛い。。。。
そこまでして飲まんでも。飲んだけど。

ところで今回もお世話になった山形交響楽団。
とても洗練された高い水準のオーケストラです。
各地のオーケストラに参加させて頂いて思うのですが、地域の特色ってあるようです。
演奏の雰囲気も勿論のこと、ドレスコードやお辞儀の作法まで結構違うのですよ。
大体どのオーケストラもたまに東京公演がありますので、色々なオーケストラの地域性を聴き比べ、見比べてみるのも面白いかと。
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東京原発

2012-02-16 | 

今回は反原発メッセージとオススメエンターテイメントの両方です。
映画としてとても面白いし、決して反原発運動に凝り固まった映画ではありません。
今回はネタバレを怖れず書きます。

役所広司さん演じるパフォーマンス系都知事が「原発の東京誘致」をぶち上げます。
これを受けて都庁の中で起きるドタバタ喜劇という筋ですね。
役所広司さん、段田安則さんなど、素晴らしいキャストの演技も面白いです。
それよりも驚いたのは、2002年に既にこの映画が作られていたということです。

僕は昨年の3.11の後に、遅ればせながら原子力発電を知り始めました。
勉強というよりは、あまりに不可解な世の中の動きに疑問を持ち、自衛のために調べ始めたのです。
毎日恐るべき発見の連続でした。

すり込まれていた常識がウソだらけであったこと。

「原子力が無ければ電力が不足する。」
→火力発電だけで充分足りる。

「他の発電方法に比べてクリーンである。」
→発電のその時にCO2が出ないだけで、燃料の精製から再処理、方法が見つからない最終処分までを考えたら桁違いに地球を汚すのが原発でした。

「原発は安全な場所に絶対的な耐震基準で建てられている。」
→震度やらマグニチュードやらという大雑把な値ではなく、ガルという単位から見たら、関東大震災にも耐えられない基準なのです。
安全な立地などというものは存在せず、原発の誘致ありきで誤用学者たちによるケムにまくような報告だけで推進されてきたこと。

これらの情報はメディアで良識派ぶって原発に警鐘を鳴らすようなポーズをとる方々も言いません。
東電を批判しながら電力危機を叫んだり。
自分から調べにいかないと真実が出てこないのです。
テレビ・新聞の情報を見て、「この人は東電を叩いてるからきっと真実を語っているに違いない。」と思ったら大間違いでした。
本当に言わなければいけない根本的なことは避けるのです。
そしてCO2や、被災地支援といった関連しながらずれている論点に持っていきます。

メディアというものに100%の不信感を持って、インターネット上で情報を集めるようになりました。
勿論、怒りのエネルギーに身を任せ、人々を煽るためだけに誤用学者なみにデータを好きなように振り回す情報も氾濫していますから、信用出来る情報を得るのは大変な労力ですが。

この映画の中では、震災後になって多くの方々が知った隠されてきた事実を、2002年に堂々と明るみに出しているのです。
そしてこれだけの著名な俳優陣が出ていながら、GPミュージアムソフトという聞いたこともなかった社名以外、NHKもSONYもEMIも一切出てきません。
これだけの俳優陣が揃った企画に大手が食いつかない理由は一つしか無いでしょうね。

日本の経済至上主義の中でぬくぬくとする大企業が、判断を誤るのはもう諦めるとして。
元々好きだったこの俳優さん達は、おそらくギャランティも露出度も高くない映画に、メディアに生きる人として高いリスクを飲み込んで出演されたのだなぁと思いました。
改めてこの方々が大好きになりました。

多くの方が見たくないと思っている現実を、「もっと知りたい!」と思わせる形で見せてくれるエンターテイメント作品です。
是非是非、ご覧あれ。


最後に。
この映画の監督・脚本をされた山川元氏。
様々な著名な映画監督の下で助監督をされてから、監督としてのキャリアをスタートされたようです。
1994年から2002年までに5作品。
松坂慶子さんや窪塚洋介さんなどが出演されてますね。
2002年の本作からぱたりと時が止まったようです。
僕の心配が杞憂であれば良いのですが。。。。。
気になります。
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幻の市街戦

2012-02-13 | 

これは面白かった。
考えさせられることも多い映画ですが、何より食後感が良い。
見終わってグッタリするタイプの映画では勿論ないし、かといってやる気が満ちてくるという事もなく。
心地よい諦観が支配する時間でしょうか。

まあ観る人によっても違うでしょう。
是非ご覧あれ。

書き始めてみたけれど、ネタばらしせずに作品紹介するのって難しい・・・。
僕はゲイではありませんが、最後のオシリは可愛いですよ。
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五本指靴下

2012-02-10 | もの

ある時代までは「軍足」と呼ばれていました。
左右の別が無い真っ白い軍足は、トライチなどで軍手のように束で買うものでした。
様々な名前を無理矢理省略短縮するこのご時世に、時代はようやく「軍足」に追いつき、
「五本指靴下」というむしろ長ったらしい名前を付けたのです。

僕に五本指靴下の世界を教えたのは、新日本フィルのヴァイオリンのS田先輩でした。
まさに軍足。
左右のみならず、前後の別すらない。カカトの居場所が無い。
「日々使ううちに自分の足の形に馴染んでくるんだ。」
と教えられ、素直に日々使ってみました。
いやいや。本当でした。
それより驚いたのは、履いていると靴の中で足指が自由を謳歌していること。
さらに驚いたのは、一日が終わって靴下を脱いだ時の爽快感!
まるで風呂上がり。

でも問題点がありました。
人様の前で靴が脱げない。
でも、時代は僕に追いついてくれたのです。
最初から足にフィットする形状。
次々と出るデザインもの。

もう大丈夫。
現在僕は普段着から本番用まで、全て五本指です。
それ以外持っていません。
皆様が神妙に聴いてくださっている最中も、靴の中では文明堂ダンスをしているかもしれません。

そんなわけで、演奏会で手土産をくださるお客様。
五本指オススメです。
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達成!

2012-02-07 | ひとりごと
大阪に続き、東京もギリギリではありましたが達成できたようです。
良かった。
本当に良かった。

子供たちに残す未来のために、大人が果たせる責任。
「都民投票」が行われるはずです。

震災からほどない頃のニュースで、被災地のお婆ちゃんが家族の避難生活の足手まといになることを苦にして自殺した、という事件がありました。
「私はお墓にひなんします」
悲しすぎます。

40年前に日本を動かしていた世代のお爺ちゃん、お婆ちゃん。
あの時代に「夢のエネルギー」として期待された原子力はとてつもないウソと破壊の塊でした。
3.11を体験した今、大人である僕たちが止めなければいけません。

生きてください。
お子さんやお孫さんの未来のために、大事な一票をしっかり持って。
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東京原発都民投票

2012-02-03 | ひとりごと
怒りに任せた反原発のメッセージは引っ込めましたが、僕は原発には反対です。

でも今回は賛成か反対かではなく。

これだけの大きなリスクを抱えたものだと分かった今、それでも続けるかどうかは有権者の直接投票によるべきだと思います。
当事国である日本を尻目に、世界中の国々が既に直接選挙による結果を出しています。
気が付いたら進められているのでは無く、自分たちの意志で動かしたいと思いませんか?
「若いなぁ」とか「まだまだ現実を知らないなぁ」とか訳知り顔で言う方もあるでしょう。
でも電力業界と一部の人々にのみ決定権を持たれたまま好きなように危険を押しつけられて、訳知り顔で大人ぶっているのは、未来の現実を想像する力が足りない人だと思います。

賛成にしろ、反対にしろ、建前でしかなかった民主主義の建前が、あと3万人の人々の署名で動き出すのです。
東電、関電の大株主である東京都、大阪府の有権者の1/50。
大阪府は既に達成しました。
東京はたった1/50にまだ足りない。

偉そうに書きながら、僕も署名したのはごく最近です。
正直なところ、何も僕が行かなくても2%くらいすぐ届くだろう、と安易に構えていました。
お正月も終わる頃、かなり足りない状況だと聞きました。
慌てて署名に行ったわけですが、多分同じようにまだ署名をしていない方がたくさんいるのでは?

東京「原発」都民投票
こちらで、署名できる場所が分かります。
どうしても投票に行くのが面倒だったり時間が合わない人は、自らが受任者になって、自分だけでも署名して送るという手もあるようです。

自分で消せない火は持ってはいけない、という当たり前の事が分からない人々から主権を取り戻す最後のチャンスかもしれない。

今の子供たち、未来の子供たちに少しでもまともな環境を残せますように。
よろしくお願いします。

期限が2/9です。
このブログがさして役立つとも思えませんが・・・
一人でも増やせる可能性を残したいので、2/9までこのブログは更新しません。
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