◆あごだし麺 五島軒◆

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あごだしラーメンの作り方 返しを作る

2020年08月22日 | 五島軒回想録
五島軒のラーメン出汁はラーメンスープの作り方とは
かなりかけ離れています。

他のラーメン店で返しを使っている所が有るのか無いのか
は不明です。

しょうゆダレとか塩ダレと言われるものを
ドンブリの中に小さなレードルで入れて、
そこに麺が仕上がる直前に熱々のスープを注ぐやり方ですね。

あの醤油ダレと同じ役割なのが「かえし」です。

先ずはごとうけんのあごだしラーメン用に作っていた
返しの作り方をここに記載しておきます。


《準備するもの》1⃣

砂糖     300g
味醂     360cc(2合)
「薄口しょうゆ」(福岡県産)1800cc(一升)


《準備するもの》2⃣

砂糖     300g
味醂     360cc(2合)
「濃い口しょうゆ」(福岡県産)1800cc(一升)

*濃い口しょうゆの返しと薄口しょうゆの返しを
2種類作ります。


1⃣まず最初に味醂を360ccを鍋に入れ
 沸かします。
2⃣沸騰したら中火にして軽い沸騰状態をキープ。

3⃣チャッカマン等で湯気に向けて着火します。(アルコールを飛ばします)
 *注意(気化したアルコールに火が付き結構な勢いで炎が出ますので家庭
  ではやらない方がいいです)
4⃣味醂のアルコールが飛んで火が消えたら直ぐに火を止め
 砂糖を300g投入し、竹べら等で砂糖が解けるまで
 軽く混ぜます。
5⃣砂糖が解けたら薄口しょうゆを一升分静かに入れて
 軽くかき混ぜ出来上がりです。

濃い口しょうゆも同じ手順で行います。

出来上がった返しは
醤油の空き瓶などに移して冷蔵庫か常温保存します。
一週間ほど寝かせば角が取れて高級醤油並みの
まろやかな味に変化します。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
この2種類の返しを
薄口の返し 2対1 濃い口返し
の割合で混ぜた返しをあごだしに使用しますが
続きは次回のお楽しみ😂 

私自身がラーメン修行の経験が無かったからこその
作り方だったと思います。

どちらかと言えばうどんの「すめ」「つゆ」
の作り方に近いです。
(私は生粋の福岡県人ではないので
すめという言い方には不慣れです。)


醤油はこだわれば日本全国様々あります。
五島軒も初期のころは
結構全国のこだわり醤油を求めていましたが、
福岡は福岡の地元の醤油を使った方がいいという考えに
落ち着きました。

地元の食材メーカーが何時でも配達してくれるし
送料や価格面から考えれば必然ですね。

後々ラーメンに使用した材料全ての情報もこのブログに
記載するつもりです。




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