おばば院生,その後

主婦から40代で大学院入学・博士取得。非常勤日本語教師を掛け持ちしてきた凡人母院生。縁あって大学の先生に。

過去の実践を話す

2013-12-20 17:18:23 | Weblog
お久しぶりです。

あんまりお久しぶりすぎてパスワードを忘れてしまい、自分のブログになかなか入れなんだ。。。

今年最後の研究会に先週、参加してきました。
W大出身の人たち中心の研究会が、初の地方開催としてうちの県で開催され、発表させてもらってきたのでした。
W大のH先生もいらっしゃるということで、最後まで発表しようかどうしようか迷ったのですが、若い人たちの後押しで、えいやっ、と。

研究会のテーマ「つながること、断ち切ること」というテーマをメールでいただいたとき、10年前の修士論文時の実践がすぐ頭に浮かびました。
自分で消化しきれていない、もやもやが残ったままの実践。
「つながること」を意図したのに「断ち切って」しまった実践。
ぜひ、この実践をこの人たちに聞いてほしい…。

受け入れてくれるだろうと予想できる人たちに向けて話すことは卑怯かもしれません。
受け入れてくれない人たちに対してこそ、主張しなければいけないのかもしれません。

しかし、後者の場合、話は平行線で交わることなく、議論にさえなりません。私も、相手も、疲労のみ。



十年前の嫌な実践を、皆さんが自分のこととして受け止めて大事に討論してくださり、貴重なアドバイスをたくさんいただいた。
日本語教育の世界に入って20年。正直、こんなに幸せな時間はなかった。
今、これからの自分の実践をわくわく感(語彙が貧弱じゃ。。。)で考えている。


おお、そして年末。
年内の授業がすべて終わり、私は嬉しい。
しかし、来週から単身赴任を終えた旦那との二人暮らしが始まるのであり、私に主婦ができるのかはなはだ疑問である。