ザボンの香り

喜びや悲しみ、
ささやかな日常の想いを、エッセイで・・・

東国原・橋下両知事の乱

2009-06-26 16:25:10 | 社会のこと
日本の各地で、人々がイキイキと瞳を輝かせて、
生きていける国になってほしい。

便・不便の地域格差は、仕方ない。
貧富の格差も、ある程度は仕方ないことだろう。

 だが、希望を失うことだけは、絶対許してはいけないと思う。

優秀な人材が、地方でも活躍できる社会。
中央に搾取されてしまうのではなく、
地方のそれぞれが自立して機能する社会。

地形も気候も異なる、縦に細長い
日本列島の各地で生きる人々が、
それぞれが、それぞれの幸せのために、
瞳を輝かせてイキイキと、働くことのできる国になってほしい。

 両知事がんばれ!
 と、固唾を飲んで、私は見守っている。
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太宰治ブーム

2009-06-22 21:07:11 | TV番組
NHKクローズアップ現代で、取り上げられていた。

太宰は、昔から人気があったが、
昨年あたりから、大きなブームになっているそうで。

上から目線でなく、対等な目線で、
苦しみのただ中で、もがく姿に、
若者は共感するらしい。
昨年の読書感想文には、「人間失格」が殺到したそうだ。

典型的タイプ4の太宰治。
私は「走れメロス」は大好きだが、
「人間失格」や「斜陽」は、恐ろしくてのめりこめない。
共感したら、底なし沼に引き込まれそうで。

ただ美しい日本語には、本当にうっとりする。
そして、彼が放つ明るさと暗さにも。
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インターネットの行方

2009-06-17 12:21:42 | つぶやき
インターネットを始めて、いつのまにか10年以上になっていた。

当初、パソコンはまだ家電や必需品と認められない贅沢品だったし、
インターネットも、一部の人が限られた時間しか利用できない、
やや贅沢な行為だった。(1分1秒に通信料が課金された)

インターネットをする時は、緊張しながらダイヤルアップ回線を
繋いだのを覚えている。
悪いサイトに引っかからないよう、クリックには細心の注意を払ったし、
「世界中の見知らぬ人と接触するのだから」と、
気構えも相当なものだった。

天国も地獄も、自己責任の世界。
だからこそ、天国と呼べる、心開いて意見を交わせる“場”を、
参加者みんなで大切にする空気が、確かにあった。
口論が起きた時は、こじれる前に、第三者が冷静に温かくとりなして、
すぐに正常な流れに戻してくれたものだ。
荒らしは、誰にも相手にされず、惨めに浮いていた。

 インターネットに感謝していた初期だからこそ
 自然に生まれた空気だったのだろう、と思う。


2003年頃からブロードバンドが普及し、
瞬く間にインターネットは身近になり、
何も緊張せずに、遠慮なく何時間でも使用できるようになった。
利用層がたちまち低年齢化し、目に余る無責任な書き込みが激増した。
ブログの登場によって、情報発信も容易になった。

結果。
・・・・今では誰も、インターネットに感謝していないのではあるまいか。
まるで、日頃の鬱憤を捨てるゴミ捨て場のような感覚で、
言いっ放しで、後を顧みないのではあるまいか。

 そこにあるのは、言葉ではなく、ただの感情である。
 言葉で何かをコミュニケ-トしようとする想いではなく、
 脊髄反射で、自分が得するものを追い求める、
 ただの欲望しかない。


本当は、インターネットは、
こんな風に粗末に扱ってはいけない、文明の宝なのだ。
老若男女・貧富・地域・職業を問わず参加できる、
意見交換のありがたさを、忘れてしまってはならないと思う。

言葉を大切にし、
相手に理解してもらおうと、表現に気配りする誠意を、失ってほしくない。

それでなければ、簡単に、
短絡的・直情的・傲岸不遜・自己中心的な、
地獄のような場に化してしまうのだから。
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NHK杯そして世界選手権代表

2009-06-08 23:13:36 | 体操競技
(昨日のNHK教育テレビ・中継放送を観ての感想です)

今年の日本代表を決定する大会。結果(PDF)
内村・田中・中瀬・関口の4選手は、納得なのですが、
残りの2選手が「え?」とばかりに意外。
理由は種目別ポイント制で、体操協会ブログに解説が。 → こちら

観ていて、水鳥選手の鉄棒は、別格の貫録を感じました。
G難度を含む4回の離れ技を見事に決めたのに、
リズムにわずかな狂いを生じて、落下。
あの落下さえ無ければ、鉄棒のポイントトップで
代表入りのはずだったのですね。

世界でも大勢のファンが、水鳥選手の鉄棒を待っていたことでしょうに、
大変残念なことでした。

代わって、まるで神のイタズラ心から選ばれたように、
あん馬トップの坂本選手が代表入り。
昨年の五輪代表入りも似たような経緯だったので、
本人「今年も楽しんできます」とのマイペースなコメントだとか。
口ではそういうつかみどころのないことを言っておいて、
存在感が光る、変わった魅力の坂本選手です。

沖口選手は、ゆかしかエントリーしなかったので、全体では36位ですが、
スペシャリストとして認められての代表入りですね。

今年の世選は、団体戦がなくて個人競技のみだそうですが、
6選手それぞれの得意種目での活躍が、楽しみですね。

特に内村選手。
やっぱり、彼の演技は美しい。
キラキラした才能の輝きと、
冨田選手の精神美を引き継いだかのような、気品。
プラス伸び盛りの勢い。
北京・金メダルの揚威選手が引退した今、
実質世界一位のプレッシャーがのしかかるかも知れませんが、
彼なら、それをはね返してくれそうで、たいへん楽しみです。





それにしてもNHKは、同じ映像ばかり流すのではなくて、
せめて当日の各種目最高得点の演技くらいは、
VTRで観せてくれればいいのになぁ。。。

あ、塚原選手のゲスト解説は、感性豊かで私は好きです(^^)
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『マイランキング』 サイドバー対応

2009-06-02 10:10:39 | ウェブとブログ
お気付きの方も多いと思いますが、
一週間前から、当ブログの左バーには、
ブログパーツの『マイランキング』が飾り付けてあります。
狭いスペースでいかに効果的に表示させるか、
gooランキングスタッフは知恵を絞ったことでしょう。
過日の日記にコメントまでいただき、誠意には感じ入るところです。

ランキング付け、というものが私は好き。
それが対外目的で、差別を発生させる元になったら嫌だけれど、
「あくまで自分の好みで」という前提なら、大いに楽しみたい。
自分の価値観の整理にもなって、面白い。
これからも私は、マイランキング活用させていただきますよ。

読者の皆様は、
商品をクリックするとアマ○ンのページに飛ばされてしまうので、
どうかそれをご注意の上、
(しつこいようですが、アフィリエイトではありません^^;)
私の拙いレビューを読んでいただけたら、
大変ありがたいです。
ちょっと字が小さいのが難点ですが。(ですよね)





 ただね~
 フラッシュでランダム表示はいいんだけど、
 全て第1位のものばかりって・・・・いかがなものかと。

2位とか3位あたりのものの方が、返って
「ほほぅ、すると1位は何だろ?」
みたいに、人の興味をそそるのではないかなぁ、と
私は、思ってみたりするのである。

まぁ、1つの意見として。
聞き流してもらっていいのですが。





(2012.7.20追記)
『マイランキング』サービスは、
2012年3月をもって終了したそうですが、
マイページは、今のところ閲覧可能なようなので、参考までにどうぞ。
        ↓
     KYOのマイページ


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