岐阜の画廊 文錦堂

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次回展DMのお知らせ!!

2019-11-22 18:27:58 | 工芸
皆様、こんばんは。

11月も半ばを過ぎ、気がつけば今年もあと1ヶ月ちょっとですね。
年末が近づくこの季節、依頼が多くなってくるのが愛蔵品の査定・買取依頼です。
今日もお客様から持ち込まれた衣装ケース5箱分の作品を査定する為、朝から1点1点査定に勤しんでおりました・・・。(疲)

さて、先の「安食ひろ・潤 父子展」展が大成功に終わりホッとするのも束の間、来週末からは古谷 宣幸先生さんの岐阜初個展が開催されます。
今年最後の次回展もまたまた話題の展覧会となりそうで、今から開催が待ち遠しい限りです!!

 「-天目- 古谷宣幸 陶展」 令和 元年11月30日(土)~12月 8日() 会期中無休

天目茶碗の中で、その美しさにおいて「曜変」にも決して引けを取らない、とまで言われる「油滴天目」に真正面から取り組む古谷 宣幸さんの待望の岐阜初個展です。
温度管理が容易なことから電気窯などで焼成される陶芸家がほとんどの中、あえて薪窯焼成に挑戦されている宣幸さんの天目は、いま大きな注目を浴びています。
黒地に銀や茶の斑文が輝く油滴天目、全面が銀で覆われた独自の天目など、宣幸さんの多彩な天目による新作群を、皆様お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。 画廊 文錦堂

11月30日(土)・12月 1日()、古谷 宣幸先生在廊の予定です。
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私の一押し作品!!《安食ひろ 編/安食ひろ・潤 父子展より》

2019-11-15 12:01:33 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、朝から雲一つない青空が広がっています。

さて、早いもので先週末9日から開催中の「安食ひろ・潤 父子展」 【 ~17日()】も、残すところ三日間となりました。
是非、今週末は見頃を迎え始めた岐阜の紅葉を見がてら文錦堂まで足をお運びください。
ひろ先生の茶道具を揃えた呈茶席をご用意して、皆様のご来廊を心よりお待ち致しております。

 

それでは、毎展恒例となっています「私の一押し作品!!」、今展からも選りすぐりの出展作品をご紹介していきたいと思います。

今日ご紹介する作品は、御父上 ひろ先生の作品です。

今展では、代表作とも云うべき【婆沙羅茶碗】や炎芸術№139に掲載された【楽仕立三彩茶碗】など、茶道に通じたひろ先生ならではの作品が発表されました。
便利一辺倒、自分ファーストの今の時代にこそ、一服のお茶に手間暇をかける茶道は粋で最先端な生き方ではないかと問うひろ先生。
狭い茶室が笑い声で溢れる、そんな茶碗があってもいいのではとの思いで制作された作品は、圧倒的な存在感を放ち多くの来場者を魅了しました。

ひろ先生の作品解説と共にお楽しみください。

【婆沙羅】/室町時代に流行った言葉で、常識その時代の価値に反撥してわざと派手な振る舞いをすること。能衣装の様な文様は、正に令和バサラである。



   安食 ひろ 作 「婆沙羅茶碗」 H10.2×D12.3cm・・・・・(売約済

【慈光】/長次郎の大黒の闇の黒に対抗して茶碗の中に金箔を施す。 うす暗い茶室に在って茶碗の中だけに光が宿る。



   安食 ひろ 作 「茶碗 慈光」 H 9.2×D11.8cm・・・・・(売約済

【天竺楽】/詩人タゴールが地上最後の楽園と愛したサンティニケタンというインドの小さな村で作り焼いた最も原始的な碗である。 手捏ねで形作り、野焼きして拭き漆で仕上げる。



   安食 ひろ 作 「天竺楽茶碗/炎芸術№139掲載作品」 H10.5×D12.5cm・・・・・(売約済

【楽三彩】/唐三彩を楽仕立てにしてみる。 楽といえば「赤楽」・「黒楽」だが、随分と重苦しくなる。 時には、明るい楽でシルクロードを旅してみたい。



   安食 ひろ 作 「三彩茶器」 H 9.6×D 6.8cm・・・・・(売約済



   安食 ひろ 作 「三彩茶器」 H 7.2×D 8.2cm・・・・・(売約済



   安食 ひろ 作 「三彩ふり出し」 H17.6×D 7.8cm・・・・・(売約済



   安食 ひろ 作 「婆沙羅ぐい呑」 H 5.8×D 6.9cm・・・・・(売約済

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私の一押し作品!!《安食潤 編/安食ひろ・潤 父子展より》

2019-11-14 17:32:32 | 工芸
皆様、こんばんは。

今日の岐阜は、木枯らしが吹き荒れる一日となりました。

さて、早いもので先週末9日から開催中の「安食ひろ・潤 父子展」 【 ~17日()】も中日が過ぎました。
おかげ様で、安食先生父子の東海地方初個展ということで県内外から連日多くのお客様に足をお運び頂いております。

それでは、毎展恒例となっています「私の一押し作品!!」、今展からも選りすぐりの出展作品をご紹介していきたいと思います。

今日ご紹介する作品は、ご子息 潤先生の作品です。

今展では、御父上 ひろ先生の代表作とも云うべき【婆沙羅】を踏襲し、塩釉で表現されたご自身なりの作品を新たに発表され大きな話題となりました。
その他にも、四種の粘土を層にして手びねりで制作した【万葉】や楽焼の技法を取り入れた【楽仕立て塩釉】など、若々しい視点で表現された意欲作が多数出展されました・・・。



   安食 潤 作 「塩釉婆沙羅茶碗」 H 8.5×D13.3cm・・・・・¥154,000-



   安食 潤 作 「塩釉茶碗 万葉」 H 9.6×D12.5cm・・・・・¥132,000-



   安食 潤 作 「楽仕立塩釉茶碗/炎芸術№139掲載作品」 H10.5×D12.5cm・・・・・¥110,000-



   安食 潤 作 「塩釉婆沙羅ぐい呑」 H 6.4×D 6.0cm・・・・・(売約済



   安食 潤 作 「塩釉婆沙羅ぐい呑」 H 6.5×D 6.8cm・・・・・(売約済



   安食 潤 作 「塩釉婆沙羅ぐい呑 巖々」 H 6.6×D 8.4cm・・・・・(売約済



   安食 潤 作 「塩釉ぐい呑」 H 5.7×D 6.3cm・・・・・(売約済



   安食 潤 作 「塩釉ぐい呑」 H 6.0×D 6.6cm・・・・・(売約済
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「安食ひろ・潤 父子展」会場奥風景。

2019-11-12 18:06:32 | 工芸
皆様、こんばんは。

今日の岐阜は、朝から秋晴れの一日となりました。

さて、9日から開催中の「安食ひろ・潤 父子展」 【 ~17日()】。
おかげ様で、連日県内外から多くのお客様で賑わっております。

それでは、昨日に引き続いて東海地方初の開催となった「安食ひろ・潤 父子展」の会場風景をご紹介致します。



 初日・二日目には呈茶席が設けられ、ひろ先生が自前の茶道具で一服の茶を振る舞われました。

会場奥正面は、ひろ先生の「黒婆沙羅茶碗 翁」やご子息 潤先生の「瑠璃塩釉切子茶碗」などの茶碗群が並びます。



 掛軸は、ひろ先生作「不味 茶の湯」。

書や絵画も嗜まれるひろ先生ならではの作品が並び、来場者の目を楽しませてくれます。



違い棚には、炎芸術№139に掲載されたひろ先生の「楽仕立唐三彩茶碗」「楽呼続茶碗」などが並びます。



最後は、酒器党垂涎の「ぐい呑」コーナー。 今展で初めて発表された潤先生の「塩釉婆沙羅ぐい呑」に、大きな注目が集まりました。

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「安食ひろ・潤 父子展」開幕です!!

2019-11-11 18:38:19 | 工芸
皆様、こんばんは。

今日の岐阜は、午前中曇り空で時折雨が強く降りましたが、午後になると晴れ間ものぞきらしい空が広がりました。

さて、先の加藤高宏展に続き、皆様“注目”「安食ひろ・潤 父子展」 【 ~17日()】が先週末より始まりました!!
初日・二日目と天候にも恵まれ、県内外から大変多くの愛好家の方々が詰めかけてくださるなど賑やかな会場となりました。
また、画廊内にはひろ先生による呈茶席が設けられ、来場者一人ひとりに一碗が呈されました。

明日より、弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて出品作品を順次掲載させて頂く予定です。

それでは、ひろ先生による掛軸が掛けられた壁面と共に父子展会場をご紹介致します。 





先ずは、炎芸術№139にも掲載された潤先生による「楽仕立塩釉茶碗」が皆様をお出迎え致します。
掛軸は、ひろ先生作 扇面「桔梗」 。



老爺柿が大胆に活けられた潤先生の「塩釉花入」と、「瑠璃塩釉切子水指」が床の間を飾ります。 
掛軸は、ひろ先生作「雨後」。



続いて、潤先生の塩釉による「茶碗」が並びます。



今回の会場はひろ先生による茶会仕立てとなっており、普段とは異なる雰囲気もあってかお客様のテンションも心なしかいつもより高かったようです。





 今回の父子展開催に合わせて、潤先生が「塩釉婆沙羅」作品を初めて発表されました。

「塩釉婆沙羅」と共に古い版木を用いた「備前金彩銘々皿」も新たに発表され、大きな注目を集めています。



明日も画廊奥の会場風景をご紹介致します。 乞うご期待!!
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