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あるマーケティングプロデューサー日記

ビジネスを通じて出会った人々、新しい世界、成功事例などを日々綴っていきたいと思います。

世界一厳しい外資系キャリア採用面接

2007-04-14 15:36:19 | 就職活動
こんにちは。
今日はお天気も良いですね。

先日、本屋で見つけ購入した雑誌で面白かったものに『週間文春BUSINESS』があります。

もともとはグルメムックが付録でついていたので買った部分が大きいのですが(笑)、よくよく目を通すとさすが文春が作っただけあって中身に骨があります。

そんな記事の中で、「世界一厳しい外資系キャリア採用面接」という面白い記事がありましたので、ご紹介したいと思います。

「受験者は机と椅子だけがある小部屋に一人で通され、ずっと待ってもらいます。机には幾つかの引き出しがあり、中に一つにいくらかの紙幣が入っている。

 その引き出しを開けて、何もせずに閉めたら不合格。一定制限時間内に机の引き出しを開けてみない、好奇心のない人間は失格です」(外資系金融企業元社員)

 実は壁の一部にマジックミラーが仕掛けられており、受験者が紙幣を盗ったところで、試験管がドアを開けて入ってくる。

「この机の引き出しに現金があったのを盗っただろう。出せ」と問い詰められて「ハイ、盗りました」と紙幣を差し出した時点で、その人も不合格。

「いいや、知らない」とシラを切って、「ようやく第一関門突破です」(前出 元社員)

 次の段階では、ポケットの中身を全て出すように指示され、出て来た紙幣について、「『これは引き出しから盗ったカネではないのか』と再度試験管から詰め寄られる。それを受けて、『私が引き出しから盗った紙幣だとどうして証明できるのか。何を根拠に私を疑うのか。机にあった現金など知らない』などとシラを切り通し、試験管を論破出来て、晴れてこのテストの合格者となれます」(同前)

ある外資系企業の社員一人あたりの平均ボーナス額が8,000万というニュースがありましたが、それ位稼ぎ出すトップ集団の採用システムの一面は、非常に興味深いですね。

上記のやり方が日本人に合うかどうかは別として、そういった手法で強力な人材を厳選採用し、驚異的な利益を上げている外国企業が、今後三角合併を機に雪崩れ式に日本に入ってくるということを知っていることは、非常に重要だと思います。

連載③就活コントで勝負することに

2005-07-09 22:01:05 | 就職活動
こんばんは。

昨日に引き続き、内定拘束旅行のお話を書きたいと思います。

我々のチームはある部屋に全員集まり、優勝するための策を練りました。

それまでに私は、自分の頭でかなりのイメージングをしていました。

「内定者には体育会系出身者が多いから、他のグループはおそらく代々引き継がれてきた体を使った一発芸で攻めてくるに違いない…。ここで勝つためには、他のグループと思いっきり差別化を図るべきだ。」

そこでひらめいたのが、コントをやろうというものでした。

「面白いシナリオを考えることで、アイディア力がアピールできる。5人でそれぞれ役割分担をして演じることで、チームワークも印象づけられる。」

私は観客席がどっとウケるには、共感性が大事だと思い、参加者全員が間違いなく共感できるテーマである「就活」をテーマにコントをやろうと提案しました。

そして、全体の構成を異業種の会社5つの就活面接シーンに設定しました。以下がその構成です。

◆シーン1/下町のメッキ工場の面接シーン
下町のメッキ工場を訪れる大学生。玄関にたどり着き、パンフットに掲載されているインテリジェントビルとは全く異なる社屋に唖然とする。中には、高校野球を見ながら仕事をしている社長とその奥さん。慌てて逃げようとするが、体を抑えつけられ、入社宣誓書に無理やり捺印させられる…。

◆シーン2/吉本興業の面接シーン
面接官の前に、いきなり若手芸人風の2人が登場。「どうも~、わたくし○○大学の○○と申します~」「わたくし、○○大学の○○と申します~」「2人揃って、○○でーす!」「ところで最近、○○流行っとるなー」「それを言うなら、○○やろ!」「こりゃどうも、失礼致しましたーっ」とボケとツッコミをかまし、呆然とする面接官お構いなしに去っていく2人…。

◆シーン3/大手広告代理店電○の面接シーン
椅子で足を組みながら、タバコを吸うプライドの高そうな面接官。「じゃ、次の人入って」「失礼します!」品の良さそうな大学生。学生の履歴書に目を通しながら面接官が「君は小さい頃、アメリカにいたんだ。お父さんは、商社か何か?」「そうです、父は商事に勤務しておりまして、その関係でアメリカに3年ほど暮らしたことがあります」「ほう、ちなみに君の尊敬する人物は?」「江副浩正さんです!」「………」

◆シーン4/ジャ○ーズ事務所の面接シーン
頭にバンダナを巻いたいかにも頭の悪そうな学生が、踊りのフリを付けながら部屋に入ってくる。それをじっとなめるようないらやしい目つきで追う、面接官ジャ○ーズ○多川。「ちょっとここで踊ってくれるぅ~」「トゥナイヤヤヤヤ~ティアー!」「いいじゃない!その動き!ちょっとここに座って~」学生が座った椅子をまたなめるような目つきで一周した後、学生の首筋を軽くなでて、ビクッと反応したのを見届けた後「合格!」

◆シーン5/陸上自衛隊の面接シーン
ドアが開くと、そこにはグンゼ製の白パンツしか身につけていない筋肉質の学生が。面接官が唖然としていると、その学生は遠くからボディビルのポーズを取りながら、徐々に面接官の近づいてくる。目の前まで来て、最後のポーズが決まったと思いきや、ぐるっと後転してそこで天井に手を上げたポーズで笛を鳴らしながらポーズを決める。その瞬間面接官は、「合格!」(※最後の台詞以外は一切言葉を使わない、チャップリンの無声映画のようなトーンでいくこの演出は、勝利の確信が実はありました(笑))

この構成で、5人の内定者が司会と役者に別れ、台詞を覚え、リアクションを議論し、何回も通しの練習をし、ふと気付くと朝の5時を回っていました(笑)…つづく。

外資系コンサルのスタイル

2005-04-05 10:35:05 | 就職活動
就職戦線でここ数年非常に人気を集めているのが、コンサル業界です。

その中でも、競争率が非常に高く狭き門なのが、外資系コンサルティング会社です。

“高い給料と知的なイメージ”に支えられたその人気は、おそらく今後も加速するでしょう。

今回は、そんな外資系コンサルティング会社のインターンシップを経験し、入社した人間の実話を紹介し、外資系コンサルが求める人物像に迫りたいと思います。

「私にとってのインターンシップとは、外資系コンサルティング会社や外資系金融など共通の志望業界を目指している学生同志の“切磋琢磨の場”でした。

また、この業界が何を人材に求めているのかを把握し、学び取るのも重要な目的です。

某外資系コンサルのインターンシップの課題は、以下のようなものでした。

『ホテルチェーンの売上を、2年間で2倍にする戦略を立てよ。』

私達は2人1チームで取材をし、そのデータをもとに徹底的に考え抜き、そのホテルの経営的課題を以下に設定しました。

『ホテルチェーンの経営的課題=収益部門の7割を占める飲食・宴会部門の低迷』

私達のチームは、今回の課題の対象となったホテルチェーンに直接足を運び、宴会場やレストランの稼動状況、消費者の意見をヒアリング・分析し、大きく以下の2つの柱を提案しました。

1、余剰施設となっている宴会場のフードコートやエステ、エンターテイメント施設などへの稼働率の高い施設への転換

2、リゾートホテルにアウトレットモールや温泉施設を新たに設置し、宿泊客以外も新たに動員し、新しい収益の柱を確立する

このインターンシップでは、全ての可能な戦略を議論する時間がない中で、“どの事項が重要で、優先させる必要があるのか”を考えさせられる絶好の機会になりましたね。」

現場で事実を丹念に調査・分析し、そこから利益につながる戦略を立案する。

これができる人材は、外資系コンサルに限らず、どこの企業でも喉から手が出るほど欲しい人材です。

逆に言うと、これができる人材を目指すことが、ビジネスの場面では豊かな人生につながるのかも知れません。

総合商社の内定を獲った男

2005-04-04 19:31:04 | 就職活動
就職活動戦線も、いよいよピークを迎えようとしています。

そんな中、いつの時代も人気の高い総合商社。

有名大学でもなかなか入れないその狭き門を、マイナー大学出身にも関わらず、見事くぐり抜けた人物がいます。今回は、そんな実話を紹介したいと思います。

彼が通う大学は、偏差値52前後の都内にある私立大学でした。
彼はどうしても青山に本社を構える某総合商社に入りたくて、大学3年になると過去5年間、自分の大学から何人その総合商社に入っているか、調べました。

その結果は、かなりショッキングなものでした。
なぜなら、自分の大学からは過去5年間、一人も入社した人がいなかったのです。

「他人と同じ就職活動をやっていては、人気企業には入れない。」

そう彼は深く認識し、そして就職活動への視点を大きく変えたのです。

「どうしたら総合商社に入れるのだろう」ではなく、「総合商社は、どういう人物が欲しいのか」へ。
そして、彼は一つの仮説を立てます。

「商社は、人が全てだ。商社が欲しい学生とは、情報収集能力と行動力に富んだ学生に違いない。」

彼は、早速自分の就職活動のコンセプトを打ち立てました。
それは、“その総合商社の情報を、一番持っている男になる”ことでした。
 
過去3年分の採用パンフレット、ホームページ、四季報、商社に関するあらゆる書物…。
彼は、それらを全て研究し、その企業に関して公表されているデータは、ほぼ暗記するほど勉強しました。そうするうちに、彼はあることに気づきます。

「まだ世の中に出ていない情報こそ、価値があるのではないか?それを集める力を証明する事が、内定への近道になるに違いない。」

彼は、それから毎日、その総合商社のある青山へ出かけました。時刻はいつも、11時50分。その時間になると、玄関から社員がぞろぞろとランチをしに出てきます。その集団は、大きく3つに分かれました。

一つは、OLのグループ。もう一つは、若手男性社員グループ。そして、年配の管理職グループです。

彼は年配の管理職社員が向かうお店をつぶさにチェックし、比較的話が聞きやすいお店に的を絞りました。それからは、平日のその時間はいつもそこでお昼を取りながら、耳をすませ、克明にメモを取り続けたのです。

そうして出来上がったその総合商社の情報ノートは、3冊に達しました。そして、それを人事の面接官に見せた時の反応は、想像をはるかに超えていました。そこにはその人事さえ知らない、会社のトップシークレット事項が、詳細に記されていたのです。

結果、彼は見事その総合商社の内定を獲得しました。
いや正確に言うと、人事担当者は採用せざるを得なかったのかも知れません。

彼は自分というメディアを、総合商社というターゲットに対し、“一番情報を持っている男”というクリエイティブで、プロデュースしたわけです。

就職活動、それは同じ学生同士の中で、“自分のポジション”をどう位置づけ、どうアピールしていくかが勝負です。

それは、メディアをプロデュースする仕組みと全く同じ構造なのです。

ESビフォー・アフターVOL.2

2005-03-25 10:50:13 | 就職活動
エントリーシートのビフォー・アフター添削企画が予想以上に好評なので、図に乗って(笑)、本日もUPしたいと思います。

本日のサンプルは、インターンシップガイド編集部に勤務する学生さんのES(自己PR)です。

私の最大のPRポイントは、7ヶ月におよぶインターンシップでの経験から学んだ”自己成長する喜び”を体で知っている事です。私はフリーパーパーの設置個所を”300箇所”まで増やす!という営業目標を持って活動しました。200箇所達成した頃、自分1人だけの力では目標が達成できない!という壁にぶつかりましたが、他の学生スタッフに対して綿密な営業マニュアルを作成し、インセンティブボーナスによる競争制度を導入する事で300箇所を達成することが出来ました。最初”ホウレンソウ”の徹底すらできず上司に怒鳴られ続け本当に辛い経験でしたが、300箇所達成の時の喜びがその全てを吹き飛ばしてくれました。目標達成は自分の”成長”の目に見える形。だからこそその喜びは何にも換えられない素晴らしいものなんだと思います。将来は目標達成にシビアな仕事を沢山積んで、沢山苦労し、たたき上げの一人前になって自ら”価値を創造”していけるような男になりたいと決意しております。宜しくお願いします。
                       
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私の最大のPRポイントは、“目標を達成する大変さと大切さ”を体験していることだと思います。

その根拠は、大学2年から始めた7ヶ月間に渡る某ベンチャー企業の編集部でのインターンシップ経験です。

その編集部での私のメイン業務は、“流通網の拡大”でした。商品は学生向けのフリーペーパーでしたので、“学生がよく行く場所”をマーケティングして、設置箇所を増やしていきます。

キャンパス内、ファーストフード、学生街の定食屋さん、喫茶店、コンビニエンスストアなど、“置いてもらうにはどう伝えればいいか”常に考えながらの営業活動で、コミュニケーションスキルはかなり鍛えられました。

そして何よりも重要だと感じているのは、“数字への執着心”です。
私の場合、フリーペーパーの設置箇所を、「150箇所から300箇所へ増やす」という具体的数字目標を与えられました。
最初は順調でしたが、途中壁に突き当たりました。自分一人での処理能力に、限界を感じたのです。そこでマニュアルを作成し、人員を増やし、またインセンティブボーナス制を導入することで目標を達成することができました。

「自ら動き、目標を達成することこそが、一番カタチに見える成長である。」

それが、このインターンシップの経験を通じて培った、揺るぎない私の信念です。

宜しくお願い致します。


いかがでしょうか?

この企画をUPした途端、依頼がどんどん来ています(笑)。
また、順次UPしていきたいと考えています。

ESビフォー・アフターVOL.1

2005-03-24 18:21:54 | 就職活動
就職活動の重要なポイントの一つに、エントリーシート(ES)があります。

ESは就活のただの一つのフローと考えてしまいがちですが、それは陥り易い落とし穴です。

ESは、“嘘偽りのないあなたの分身”であり、そこには熱い感情があり、こだわりがあり、譲れないものがあるべきです。

受かるかどうかは別にして、そこには“22年間真剣に生きてきた証”があるべきだと思います。

そして、人事担当者に興味を持たせる仕掛けも必要です。

そういったことを踏まえて、相談を受けた学生さんのESをちょっと見てみましょう。

◆志望理由/ビフォア―

私は昔から美味しいものが大好きで、おいしいものを見つけることが趣味であり、得意でした。それは周知の事実であり、よく友達からは、おいしいお店を尋ねられます。それがとてもうれしくて、いつかもっとたくさんの人に教えたいと思っていました。そこで、一度に多くの人に伝えられる手段として思いついたのがマスメディアでした。

その中でもリクルートを選んだのには、2つ理由があります。一つは新しいメディアがつくれるということ、もうひとつは、そのメディアがみんなにとって親しみやすい身近な存在であるということです。私は新しいことが好きで、常にアンテナをはりめぐらし、新しいものを追い求めることが好きです。そして、いいものはどんどんみんなに教えてあげたいと思います。これができると思いました。

御社にはいってやってみたいことは、世界とつながる食のメディアを作ることです。「世界」というまだリクルートが手をつけていないマーケットで、何かできないかと考えました。その際に、世界中の人種も宗教も違う人々に共感してもらえるものは何か、を考えました。私は、人は価値あるものには金をだすと思います。そこで、世界共通の価値あるものを考えた時、それは、おいしいものを食べる、ということではないかと思いました。

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◆志望理由/アフター

私が御社でやりたいことは、「食に関する総合情報誌」を創ることです。

私は、昔から美味しいものに人一倍こだわって生きてきました。

故郷の広島では、お好み焼きはいつも呉の名店のデラックスを食べていました。
上京し学習院大学に入学した後は、和食から洋食まで、200店舗は食べに行ったと思います。

そんな中でも一番忘れられないのは、“究極のご飯”に挑戦した体験です。

大学2年の冬、ある雑誌で、大阪堺にある行列のできる定食屋さんの記事が出ていました。
そこのご飯は最高に美味しく、それにはある理由があったのです。
生駒の湧き水を一晩寝かし、かきの貝殻を入れ、魚沼産のこしひかりを使う。
そうやって炊き上げた美味しいご飯が、連日の行列を作っているのです。

この記事を読んだ私は、“このご飯が食べたい!”という思いを抑えきれませんでした。
早速車を持っている友達を誘い、勝沼の美味しい湧き水を取りにドライブしました。
かきの貝殻は、近所のお寿司屋さんにお願いして、分けてもらいました。
お米は、当然魚沼産のこしひかり、しかも一番美味しいエリア指定版です。

こうやって炊いたご飯は、想像を絶するほどの美味しさでした。
おコメが光っているんです。おかずがなくても、食べれるんです。

そして、この感動を、ビジネスにつなげたいと思うようになったのです。

世の中には、食べ物が溢れています。
しかし、人々は本当に満足しているのでしょうか?

美味しさだけでなく、健康という切り口、スタイルという切り口、通販という切り口など、人々のニーズを汲み取る引出しは、まだまだあると思います。

そして、そんなニーズをメディアビジネスとして成立させるには、日本で御社しかできないと考えています。

“人の笑顔”を作る、そんなメディアを立ち上げたいのです。
宜しくお願い致します。


いかがでしょうか?
ちょっと追加したものありますが、書かれていることは事実ベースです。
この企画は、第二弾を予定しています。お楽しみに!

就活内定物語

2005-03-20 13:16:34 | 就職活動
今、街では就職活動の学生で溢れ返っています。

エントリーシート、OB訪問、説明会、面接と多くのフローをこなしながら、人生で一番大きな“自分に向き合う”試練に立たされていると思います。

そこでメディアプロデュースメールマガジンでは、就職活動へのアドバイスも兼ねて、内定者2人のリアルなストーリーを連載したいと思います。

一人は、小野泰司君(※写真左側)。
彼は学習院大学経済学部の4年生で、TOYO○○の内定者です。

高校時代にスニ―カーのバイヤーで500万円稼いだこともある彼は、就職活動までの大学生活の中で、200冊もの本を読んだそうです。

「強くなければ生きられない、やさしくなければ生きる資格がない」を座右の銘とする彼は、某財閥系総合商社から●クルートまで人気業界のトップクラスを総ナメにしました。
そんな彼の、原動力の源と内定までの軌跡に迫ります。

もう一人は、椿遊君(※写真右側)です。
彼は、慶應義塾大学SFC総合政策学部4年生で、広告業界で圧倒的な力を誇る電●の内定者です。

いかにして、広告業界の巨頭電●の内定を取ったのか。
志望のテレビ局の最終面接に落ち、一時は引きこもりになった彼が、見事復活し内定を獲るまでの熱いドラマを伝えたいと思います。

どんな就職講座にも、就職ジャーナルにも出てこない(笑)ディープなエピソードを交えながら、メディアプロデュースメールマガジンではリアルなケーススタディを公開していきたいと思います。

◆メディアプロデュースメールマガジンへの登録はこちら
http://www.mag2.com/m/0000137665.htm

就活対策

2005-03-15 12:33:25 | 就職活動
就職活動で悩んでいる学生さんの相談をよく受けます。

中には、私がかつて在籍していたリクルートを熱烈に志望する学生さんも結構いたりします。

多いのは、エントリーシートにしろ、面接にしろ、“自分を上手く表現できない”ケースです。
そこでこのブログでは簡単なポイントを記したいと思います。

まず、基本的なスタンスですが、“自分は良くも悪くも○○な人間だ。それを人事担当者にわかってもらった上で落ちても、自分は納得がいく”という覚悟で臨むことです。

これって、結構大事です。要は、“素直になる”ということです。

以下、具体的に記しますね。

◆自分を一言でいうと、どういう人間か?
⇒“自分一言キャッチフレーズ”を作りましょう。象徴的なキーワードを一つ盛り込むのが重要なポイントです。

◆それを裏付ける根拠は何か?
⇒過去の自己経験の編集作業をしましょう。キャッチフレーズを支える事実を列挙します。

◆なぜ、その企業を志望するのか?
⇒自分のコンセプト&経験事実のベクトルの先が、志望企業のコンセプトと重なるように設計します。

◆自分を採用したら、その企業はどう儲かるのか?
⇒採用担当者も、自分の業績がかかっています。採用した人間が現場に配属されて、高いパフォーマンスを発揮できるイメージの持てる学生から内定を出すはずです。ならば、採用担当者にそのイメージを持ってもらえるように頑張りましょう。

就職活動の本質は、“個人と企業(社会)のコミュニケーション”です。

例えば、同じ力を持った学生が2人いたとします。
一人が自分の魅力を上手に伝えた場合、そちらが勝つのは言うまでもありません。


上手く表現するということは、相手が自分を早く理解することを手助けしてあげていることにもつながるのです。