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あるマーケティングプロデューサー日記

ビジネスを通じて出会った人々、新しい世界、成功事例などを日々綴っていきたいと思います。

会社設立パーティーへ参加

2008-06-13 23:47:41 | 活躍するビジネスマン
本日は、WEBをプロデュースさせて頂いていて仲の良い社長の会社設立パーティーに参加するため、新宿京王プラザへ。

メディア関係の方も何人かいらしていて、私は隣の日経BPの方といろんな話題で盛り上がりました。

最近出会うビジネスマンはなぜか40前後の方が多く、話がすごく合う気がします。

パーティーに参加した後は、一昨年モスクワ空港で行きも帰りも偶然出会いすっかり仲良くなったF君と、代々木の美味しいタイ料理レストラン「KAO TIP」へ。

ちなみにKAO TIPのオーナーの旦那さんが、最近就任して頂いた顧問のかつても後輩で、この日偶然店内に。すっかり話がはずみ、同席していた日銀OBの方を後日御紹介して頂けることに。

また先日アメリカのロス経由でグランドキャニオンを見てきたというF君に、いろんな写真を見せてもらいながら、土産話とタイ料理を堪能しました。

来月一緒に海外に行く企画も立ち上がり、かなり盛り上がりました。

セルリアンに2度目の訪問

2008-02-08 07:02:09 | 活躍するビジネスマン
昔働いていたセルリアンタワーに入っている某企業に、二度目の訪問。

この日は営業部長も同行し、総合商社の南米勤務時代の話で大盛り上がりに。

やはり営業というものは、ベースにお互い人間同士の邂逅がなければ上手くいかないことを実感した瞬間でした。

この会社が2008年は大きく勝負に出るので、そのお手伝いをする方向で話は進みました。

商品力のあるサービスを、世の中にどう拡販するか。どの企業も気になるこの点について、独自の仕組みを構築したいと考えています。

フラッシュを活用したサービス

2008-01-25 23:01:01 | 活躍するビジネスマン
どこのIT系企業に訪問しても、必ず話に出てくるのはGoogleのサービスです。

それだけ脅威であり、その動向は無視できないのでしょう。

本日訪問したI社は、携帯のキャリアのデータベースの構築からスタート。玄関も非常にデザインセンスが良く、業績も好調。

取締役で事業推進本部長のTさんは、若く俳優のようなイケメンでした。

「確かに業績は好調ですが、今は足元をしっかり固めたいと考えています。毎年大学生10名、専門学校生10名採用していますが、Javaから入るのではなく、プログラミングの応用がきくC言語やネットワークをしっかり学んだ人間を採用するようにしています」

最初は軽い印象を受けましたが、話せば話す程堅実な会社のスタイルがわかってきました。

この会社の今の“ウリ”は、FLASHを使ったサービスの提供。軽いデータで、PDFを送れば1~2日で納品されるという素早さ。既に採用やIR系のニーズでの引き合いが、かなり来ているそうです。

双方向のコミュニケーションが、ビジネスの現場にどんどん入り込んできています。

「サービスの競争力をいかに高めるか」―そのテーマを大きく補完する技術を持つ会社として、今後もお付き合いをしたいと考えています。

時代を変えるサービス

2008-01-23 22:37:50 | 活躍するビジネスマン
サブプライム問題の激震が収まらない昨今、本日訪問したのは某インターネット証券会社。

このビルには以前働いていた会社があるので、とても懐かしい気がしました。

この日お会いしたのは、経営管理部の方。この業界における他社との差別化ポイントとその根拠を、かなり詳しくヒアリングさせて頂きました。

つい10年前まで、日本人の資産運用の殆どが定期預金と国債だったことを考えると、隔世の感がありますね。

この会社は自社のブランドを上げるために、ある秘策を検討中。その秘策とシナジー効果をイメージできるよう、こちらも秘策を提案する予定。

来週、ちょっと大きな話になるかも。楽しみな話が一つ増えました。

デイ・トレーダーという生き方

2008-01-18 23:14:47 | 活躍するビジネスマン
本日は、以前投資会社のIR執行役員をしていた時に知り合った方と久しぶりに食事をしました。

F氏はIRサービス会社を12月末で退職し、現在はデイ・トレーダーとして活躍しています。

慶應義塾大学商学部を卒業後、当時の三菱銀行に入行したF氏は、ボストン勤務を経て、大学・銀行の先輩でもあるK氏が経営するIRサービス会社へ。そこで、仕事を通じて私と知り合ったわけです。

在職中から株取引でお給料と同額レベルを稼ぎ出していたF氏は、もともと大好きな株取引に専念できるのと自分の自由な時間が増えるというライフスタイルに転身しました。

アメリカのボストン勤務が、彼に大きな影響を与えたことは想像に難くありません。

「アメリカでは、子供でも株取引をしているんですよ。お金は汚いものではない。経済を学ぶということは、人生で重要なことなんです」

「アメリカの大学の経済学部の教授は、自分で株の取引で稼いだり、企業を経営したりして実績を積んだ者でないとなれない。能書きをたれているだけの日本の大学の教授とは、大違いです」

「日本の国力をここまで低下させている大きな元凶は、官僚制度ですよ。彼らは人生の挫折を知らないから、政策における自分の失敗を認めない」

同感できる話は、他にもたくさんありました。

今回情報誌の連載をお願いし、快諾を頂きました。世間には知られていない話も含めて、ためになる情報をできるだけ発信していきたいと考えています。

最近、海外勤務経験のある人と日本しか知らない人との間では、情報感度に大きな格差があるような気がしています。

新宿の某外資系IT企業にて

2007-10-04 23:43:13 | 活躍するビジネスマン
本日は、新宿の小田急サザンタワーにあるアメリカを代表する某有名IT企業にお伺いしました。

趣旨は、会計士ネットワーク企業の顧問を務めるS氏が連載するコンテンツの打ち合わせです。

S氏は、中小企業の事業継承についての専門家で、ご自身でも事業を推進すると同時に各種勉強会や講演もされているエネルギッシュな方です。

中小企業の事業継承は、資産(自社株)の承継や経営の承継など、親の資産所有権や経営権をいかに円滑に子孫にバトンタッチするかという点にフォーカスして論じられることが多いのですが、問題はそう簡単ではありません。

後継と目される者の置かれている経済環境や経営能力、事業意欲など、様々な要素がからんでくるのです。

そしてそれらの要素の度合いによって、世代交代か事業再生、M&A、果てには廃業という選択肢が生まれてきます。

この日は、あるコンテンツの今後のラインナップとスケジュールについて、すり合わせが行われました。

「中小企業の事業継承」というテーマは、少子化が進む日本にとって大きな課題だと思います。

IT系企業で頑張るY君との再会

2007-08-28 23:03:31 | 活躍するビジネスマン
こんばんは。

私がインターンシップの会社でフリーペーパーを創刊、編集長をしていた当時、様々な学生に出会いました。

フリーペーパーのコンテンツとしては、企業の現場で頑張るインターンシップ学生のインタビュー記事がメインではありましたが、それだけでなく、いろんな伝説を持つ学生の話や最先端の技術開発をしているゼミや研究室の紹介記事も結構ありました。

雑誌のコンセプトは、“学生の最先端事情”。

私は何でもいいから、手に取った学生もしくは大学の職員の方が、「こんなスゴイ奴がいるのか」とか「ここまでの研究をやっているのはスゴイ」といった感動を与える媒体にしたいと思っていました。

そんな時、関西の学生で地元のお菓子屋さんの“ブランド再生”を手掛けた学生がいると聞き、インタビューしたのが本日会ったY君です。

当時同志社大学の学生だったY君は、同じ大学生の仲間と京都のお菓子をマーケティングし、ネーミングからパッケージ、味、形態、売り方までのリニューアルを手掛け、売上の大幅アップだけでなく、大学の生協に置かせてもらうほどの実績を残しました。

この模様は地元の京都新聞のみならず、日経や読売新聞等にも取り上げられ、ちょっとした話題にもなりました。

そんなY君は、今流行りのIT系の企業の1年目社員。ブログを活用したビジネスを推進している会社です。

会社の業績は少し伸び悩んでいるようですが、そんな事は全く感じさせないY君のやる気に満ちたオーラと、最新の成功事例はとても刺激になりました。

いろんな会社の人間と会うと、そこには必ず情報が交流します。

その人間の経験値やコミュニケーション能力によってその情報の質と量は多少変動するものの、1人会うのと3人会うのでは3人の方が絶対情報量は多い。

改めて、“人と会うことの大切さ”を実感したアポでした。

リクルート同期との久しぶりの再会

2007-08-27 23:58:45 | 活躍するビジネスマン
本日は、久しぶりにリクルートの同期と代々木で会いました。

彼は、リクルート出身者が大量に転職していることで有名な某外資系保険会社で働いています。

と同時に、あの有名な浅草サンバカーニバルに毎年出場しているツワモノでもあります。

150人もいるチームのリーダーを務め、奥さんと子供と一緒に稽古に励むスタンスには、ただただ脱帽です(笑)。

プロントでお茶した後、代々木の名物立ち飲み屋『おくどさん』を紹介。店内はほぼ満員状態で、そのおつまみの美味しさとドリンクの安さ(1杯300円)に驚いていました。

2時間近く話した後、近所のバーへ。私も洋楽はかなり好きな方ですが、彼はかなりのマニアです。音質の柔らかさを求めてCD全盛のこの時代に、タワーレコードのレコード安売りコーナーを徘徊する程です(笑)。

リクルート時代の懐かしい話から、子育ての大変さと面白さ、最近のビジネストレンドまで話は盛り上がり、結局12時近くまで話し込みました。

同期の活躍ぶりを発奮剤にして、また明日も頑張ろうという気になれた夜でした。

その時歴史が動いた 両国編

2007-08-25 11:19:28 | 活躍するビジネスマン
おはようございます。

昨日は、会計士ネットワークの会社の中に私用の机とノートPC、PHSを用意して頂き、仕事始めの一日でした。

早速Web案件のアポを2つ確定させ、ある大手外車ディーラーとの提携の仕込みのアポも1つ確定させました。

これは利益率の高い新しい商品設計とからみかつ決裁権を持つ事業部長クラスが出てくるので、非常に意味の大きいアポでした。

その後は、仲の良いFCコンサルタントの方と社内で打ち合わせ。

2008年の日本版SOX法施行による内部統制強化の流れに伴うビジネスチャンスについて、いろいろ意見交換をしました。

その後、飲食上場企業社長との会食へ。店内に土俵があるお店は、生まれて初めてです(笑)。外国人のお客さんも、ちらほらいました。

豪勢な生き造りに1本2万円もする高級焼酎を頂きながら、いろんな話が出ました。

「うちは、女性社員の活用が非常に重要なんだ」

「私が以前いましたリクルートも同じです。“リクルートは女性で持っている”と言われている会社です。江副さんが森ビルの屋上で起業した時、当時の優秀な人材はみんな三菱、三井、住友といった財閥系に押さえられていた時代です。そこで江副さんは、女性という未開拓の人材マーケットに目をつけ、しかも男性と同待遇という革命的な給与体系を明示することで、初期の業績を実現をする人材をどんどん獲得していったんです」

「うちにもそういう仕組みを作っていかないとな」

その後現在の広報上の問題点から、組織体制、時価総額の向上まで、自分なりに考えている解決策を簡潔に述べました。

すると社長はその場で携帯電話をかけ、人事担当役員を呼び、名詞交換をさせてくれました。社交辞令でしょうが「うちの顧問としてやってくれよ」と言って頂き、かつ携帯番号も交換させて頂いたので、今後何らかの進展はあると思います。

この社長を御紹介頂いた飲食ベンチャーのM社長は、「社長は苦労人でものすごい人情家なんだよ。心を尽くして一生懸命やれば、必ず認めてくれる」と言って頂いたので、気合を入れて提案書を作成しようと考えています。

本当はこの社長を囲み朝まで飲む予定でしたが、社長に急な用事が入り、我々は社長がよく行く近所のスナックへ。

12時近くまで歌を歌い、ラーメンを食べて帰宅。ラーメンは薄味でしたが、仕事面では非常に内容の濃い一日でした。

日本という国の未来について語ったアポ

2007-08-24 06:44:04 | 活躍するビジネスマン
おはようございます。

昨日行ったアポで、とても印象的なことがありました。

訪問したのは、神田のワイン酸化防止サーバーの国際特許を持っている会社の社長です。

“窒素と酸素の空中分離”を可能にしたこの技術は、どんな高級ワインでも最後の一杯まで開栓時の新鮮さを失わないという、ワイン好きにはたまらない夢のようなことを実現しました。

事実、プリンスホテル系を中心とした高級ワインバーでこのサーバーを導入したところは、消費量が20%近く上がっているそうです。

そのマーケティング戦略について話をするつもりが、いつの間にか日本の国のあり方に発展。

社長は、日本の技術の空洞化とネットカフェ難民に見られる日本人パワーの低下現象にかなり懸念を抱いていました。

「今日本は、アジアで一番ではないんです。中国、韓国、台湾についで4番目ですよ」

「それは、ちょっとショックな状態ですね」

「そうなんです。私は大田区の中小企業の会合に出ているんですが、跡継ぎがまったくいない。このままだと本当にやばいんです」

「日本にはトヨタやソニー、ホンダといった世界的有名メーカーがありますが、金型とかそういった基礎技術がそれらを支えているんですよね。中には、アメリカのNASAに供給している会社だってあります。」

「問題は教育だと思います。私の会社の取締役にカナダ人の人間がいますが、カナダ人が遠く離れた日本のベンチャーで頑張っている。これは今の日本人にはできないでしょう。みんなこぞって大手メーカーに行って、サラリーマンとして安心している状態では勝てないですよ。」

「サンマイクロもヒューレットパッカードも、スタンフォードの学生が作った。グーグルもそう。デルだって、学生だったデルがテキサス大学の寮の一室でパソコンの分解から始まったんですからね。アメリカでは、本当に優秀な学生は大手に行かない。ベンチャーかコンサルに行って、キャリアを積むか会社を作ってIPOで財産を作るというのがサクセスパターンですね」

「その流れを作りたいんです。人しか資源のないこの小さな島国で、人のパワーは落ちているし、人数も減っている。このままいくと衰退しかない。あと30年で必ずこの仕組みを作りたい。僕は貧乏に慣れているので、金儲けなんてどうでもいいんです。車も乗らず、今でも自転車ですから(笑)。ただ子孫に残せるものを作りたい。製造業って、本当はカッコイイんですよ。パテント(特許)取って、世界を相手に勝負できるんですから」

私が以前インターンシップの会社にいた時の仕組みや、フリーペーパーの創刊とプロデュースを通じて作った各大学の学生団体、研究室とのルートなどを話すと話はさらにヒートアップ!

来週木曜日、再度このテーマでブレストをやることになりました。

この社長はワインサーバー事業の機能自体はアメリカに移し、日本ではこの活動を事業として取り組みたいとのこと。面白くなってきました。

新宿御苑で活躍する若手社長

2007-08-23 21:24:34 | 活躍するビジネスマン
こんばんは。

今日は久しぶりに、以前インターネット企業の代表をやっていた時に部下として働き、今や若社長として大活躍しているY社長のオフィスに遊びに行きました。

Y氏を面接した時に出てきたエピソードの衝撃を、今でも鮮烈に覚えています。

当時その会社は渋谷のセルリアンタワーに入っていたのですが、そこのサロンで向かい合って面接していた時のことです。私は今までで大変だったり、苦労した思い出を彼にいろいろ聞いていました。

「自分はバイクが好きで、よくツーリングに出かけていたんです。ある時バイクで日本一周してやろうと岐阜を出発したんですが、長野で事故ってしまったんです。足の骨を折るくらいの大怪我だったんですが、その時お金がなくて病院に入院できず、包帯を巻いて公園で野宿しながら治るのを待ちました」

「…。」

正直、目が点になりました。それも決して大げさではなく、たんたんと彼は話します。小柄で華奢な体つきの、どこにそんなパワーがあるのか。

採用した後のアポ取りタイムの出来事です。

「え~、私、○○○○○マーケティングの○○と申しますが、広報担当の方はいらっしゃいますでしょうか?」

当時メールも十分にできず、パワーポイントって何ですか?という感じの彼でしたが、何やら私の背後からアポを取る声が聞こえてきます。

?と思って振り返ると、セルリアンタワーの大きな窓に向かって仁王立ちでアポ取りする彼がそこにいました。それはまるで、これから空に向かって大きく羽ばたかんとする鷲の姿のようでした…。

そして、今。

彼は今や10人の社員を率いる、躍進著しいITベンチャー企業の社長として頑張っています。

まだ東中野のワンルームで寝泊りしていた時代の頑張りを知っているだけに、“努力あれば、可能性は無限”という言葉が響いてきました。

六本木の某キャピタル本社から

2007-08-07 23:16:08 | 活躍するビジネスマン
こんばんは。

本日は、六本木に本社を構えるベンチャーキャピタルの方にお会いしました。

このビルには以前別の会社のアポで来たことはありましたが、久しぶりでちょっと懐かしかったですね。

ワインバーの展開や諸々の案件での相談に乗って頂き、かつ貴重なアドバイスもいくつか頂きました。

やはり資本を注入し公開業務を担っている会社だけに、その基準や重要なポイント、法的観点等、貴重な視点を毎回頂いています。

以前のIR業務は比較的広報業務と重なる部分もあったのですが、資本政策は“リターンをイメージしてもらえる信用実績と緻密なシミュレーション作り”的なところがあり、いずれ自分がそういうステージになった時の練習としても非常にエキサイティングだと感じています。

プロに信用してもらうには、自分がプロになるしかない。

当たり前のことですが、資本政策業務の分野では特にそう感じます。

市場のプロの視点

2007-06-21 14:08:25 | 活躍するビジネスマン
こんにちは。

本日は、ベンチャーキャピタルの方と代々木で打ち合わせをしました。

この方の知り合いの社長がある通販サイトを経営されているのですが、収益が頭打ちになっており、何とか提案できないかというのが今回のテーマです。

前回の打ち合わせ時にこの通販サイトの名前、立ち上げ経緯、ターゲット、収益構造、最新の改善点等についてはお聞きし、自分なりのアイディアを盛り込んだきっ企画書をもとにいろいろブレストをしました。

最近痛感するのが、“魅力的な売る商品があるのにも関わらず、消費者とのマッチングに苦労している(=販売数に伸び悩む)通販サイトが多い”ということです。

つまり、商品を美しく見せることや機能説明に終始しており、そこに読者が“購入した後どうなれるのか”といったストーリー性が欠如しているのです。

Tシャツや靴下といった日用雑貨ならともかく、それなりに価格が張るモノに関しては、綺麗な写真と商品説明だけでは今の時代はなかなか売れません。そこに、リアリティ溢れる“感動ドラマ”が必要です。

例えば、先日あるオーナーがベビーワゴンを購入しました。どういうプロセスを踏んだかと言うと、まず気になっているブランドの名前をキーワード検索で打ち込みます。次に、そのブランドの公式ホームページで品種と価格を確認します。最後に検索されたブログの中で信頼感のあるものをピックアップし、自分が買いたいベビーワゴンが日常で使われているシーンが描かれているコンテンツを熟読した上で、購入されたのです。

相手が見えないインターネットというメディアはまだまだ信用されていませんから、どこまで“嘘じゃないことを証明できるか”がキーなのです。

打ち合わせはかなり盛り上がり、次回その社長を紹介して頂けることになりました。

今回打ち合わせで感じたのは、“お金の流通するところには、必ず情報が集まる”ということです。

公開前の会社とつながりを持ち、いろんな情報が入ってくるベンチャーキャピタル。

リスクを取らず担保価値を取って融資する日本の銀行には、“経営者の資質や技術力といった目に見えない融資先の市場価値を見極めて投資する真のバンカーはいない”という話はよく聞きますが、これからはこういったベンチャーキャピタルや大手証券、投資銀行の方が、自己のキャリアを形成する上では有利なのではと感じました。

サロンオーナーの想いをインタビュー

2007-06-18 23:34:08 | 活躍するビジネスマン
こんばんは。

本日はいつものサロンのオーナーにお会いし、インタビューさせて頂きました。

今回は3回目ですが、毎回その熱い生き様にはかなり刺激を受けます。

一般常識を学べたサラリーマン生活、22歳からスタートした美容人生、店長になったお店は全て売り上げNo,1にしたことなど、一つ一つ時系列に話を聞いていきます。

今回のインタビューの目的は、Webでの採用を成功させるために、このサロンのバックボーンを知ってもらい、共感してもらえる人に来てもらうためです。

美容業界の一大ブランドを目指すビジョンを持っているオーナーの想いに共感し、強力な戦力となってくれる人材の獲得は、経営上必要不可欠な要素です。

特に美容業界はご存知の通り人の移動が激しいため、採用の成否が経営に占めるウェイトが非常に大きいのです。

サロンの誕生と成長の歴史を知ってもらい、サロンの成長との自分の成長を重ね合わせるイメージが持てる時こそが、組織と個人のベストなマッチングだと思います。

そういう意味では、まだまだお互い表面的なコミュニケーションでお店選びをしているケースが多いかも知れません。

ミーティング後は、久しぶりに近所の人気の立ち飲み屋さんに行きました。前回のように8時間という長丁場にはなりませんでしたが(笑)、レーサーを目指していた話やグローバル化について話はいろいろ盛り上がりました。

PS.オーナーにブログの提案もしています。スタートしたら、ご紹介します。

飲食ビジネスマーケティング

2007-04-27 12:00:01 | 活躍するビジネスマン
こんにちは。

最近はお天気も良くて、自転車に乗ると気持ち良いですね。

愛用しているスウェーデン陸軍仕様のクローナンバイクは、さすが軍用だけあって後ろの荷台がしっかりしており、ビジネスカバンも簡単にセットできるのでとても重宝しています。

ちなみにこのシルバーカラーは、日本であと一台しかないそうです。

昨日は、ベンチャーリンク出身のコンサルタントの方と、飲食ビジネスについて打ち合わせをしました。

ルーマニアビジネスにおいてワインは中核商品になる可能性が大きく、その供給先のルート開拓の可能性を検討しました。

あと、5月から新しい飲食サービスの会社のお手伝いをすることが決定し、その事業のマーケティングとファイナンスについて意見交換をしました。

飲食ビジネスの大きな特徴は、莫大な初期投資がかかるということと、在庫管理を徹底しないと、たちまちキャッシュフローが悪化するということです。

例えば新規出店する場合、家賃、内装、什器類、原材料の仕入れ、スタッフの研修費などで、面積が30坪クラスで5,000万から6,000万かかるとのこと。なので、融資もしくは出資してもらう必要があります。

その時の大きなポイントは、“上場できるブランドになる可能性があるかどうか”すなわち、“100億規模の事業になれるかどうか”です。

ベンチャーキャピタルにはいろんなタイプがあり、事業計画書を重視するところもあれば、経営者の資質を重視するところもありと様々みたいですが、いずれにしてもマーケティングに基づいた“競争力のあるビジネスフレーム”があるかどうかで、その額も条件も大きく変わります。

つまり、今までにない新しいサービスだったり女性に圧倒的に支持されるイメージがつくといった“魅力的な案件かどうか”と、絵空事ではなく“実現性があるかどうか”の2点が重要です。

出資サイドの要求としては株のシェアを要求するところもあれば、転換社債の形もあるようですが、最初の1年で事業計画書に沿ったある程度の数字を作れるかどうかが生命線だと感じました。

この業界のいろんな方にお会いして、飲食ビジネスはフランチャズ加盟料とそれに付随するサービスから上がる収益への妄想にとらわれて“取らぬ狸の皮算用”状態に陥り、味や価格、立地、サービス、在庫管理といった本来やるべき商売の基本をおろそかにして失敗するケースが非常に多い気がするので、気を引き締めて取り組みたいと考えています。

そういう意味ではいろんな失敗例をお聞きできたのは、とても大きな収穫でした。成功事例も大事ですが、失敗したケースにこそ、人が一番陥り易いポイントがたくさん詰まっていると思います。