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あるマーケティングプロデューサー日記

ビジネスを通じて出会った人々、新しい世界、成功事例などを日々綴っていきたいと思います。

青山で経営MTG

2007-11-11 23:44:26 | プロジェクト
本日は14時から青山で経営MTG。

クリエイティブだけでなく、今後の組織構成、予算配分、コース戦略、集客シミュレーションによる受け入れ態勢について話し合いました。

強く感じたのは、以前よりもだんだんムードが良くなってきているということ。

人間誰しも、イメージを持ちます。それぞれのイメージが共通化してくると、チームとしての概念に昇華していきます。

サッカーに例えるならば、勝つためのスカウトと人員配置は戦略で、フォーメーションは戦術です。ただ、これだけでは勝てません。フォーメーションに従って動き、GOALを決めるという成功体験を積んで、初めて加速がつきます。

ただGOALを決めるまでいかなくても、惜しいシーンが幾度と重なると全員に“イケる”という実感が涌いてきます。この“イケる”という実感が、非常に重要なのです。

その根拠は、必ず些細な現象の中にあります。以前よりも重要なDATAに注目するようになったり、インタビューのコメントの中に欲しかった言葉があったり、仮説が実証されたり…。

結果が出る前の共通の前兆経験を積むと、確信を持って仕事を進めることができるような気がします。

札幌磯金の焼きタラバ

2007-11-09 23:13:26 | グルメ
今回の札幌出張の隠れたプロジェクト(笑)は、札幌市内の最高峰の味覚を堪能するというもの。

今回は同行者の知人が札幌在住者ということで、その方に事前リサーチをお願いし、魚と蟹の美味しいお店、ラーメンの美味しいお店他をエクセル表にまとめた資料を用意していました。

そんな準備万端の中、前回の出張でお伺いした某外資系生命保険会社の札幌支社に今回もお伺いし、商談をしました。その後前回御世話になったTさんにお店の件を相談したところ、俄然名コーディネーターとしての心が揺さぶられたのか、「美味しい蟹を食べるなら、磯金ですよ。ここなら間違いない」とのお言葉を頂き、しかもその場で電話をかけて予約もしてくれました。

その後今回宿泊した札幌駅そばの東横インに一旦チェックインし、そしてタクシーを飛ばし、すすきのへ。目指す磯金は、美味しそうな居酒屋がたくさん入っているビルの7Fにありました。

木のカウンターの席に通されると、目の前には大きな水槽が。ソイという目のぎょろっとした魚が、こちらを見つめていました。その魚は板前のトップが釣り好きで、釣ってきたのを水槽で飼っているとのこと。ホタテ貝に噛まれたために下唇が白くなっていたのが、なかなかチャーミングでした(笑)。

まず最初は、お刺身の盛り合わせへ。ホタテの甘さは、今まで食したことのない感覚でした。サーモンのとろけるような甘さも初めての食感でした。

そしていよいよこの日最高のビックイベント、焼きタラバへ。写真の通りその大きさ、甘さはもう夢の境地です。札幌に来た甲斐を、一番感じた瞬間です(笑)。同行の営業マンは普段あまりお酒を飲まない若者ですが、食べ物があまりに美味しいために生を3杯飲んでしまいました。

美味しいばかりではなく、価格が安いのも札幌の魅力。写真の焼きタラバも、確か1200円くらいだったような気がします。他にも蟹のすき身の上に蟹ミソがどんと乗って700円だったり、安いのでどんどん頼んでしまいました。

この日は、魚と蟹の極上を満喫しました。日本人に生まれて本当に良かったと実感した夜でした。札幌が大好きになりました。ほんと。

二度目の札幌出張

2007-11-08 22:41:46 | プロジェクト
また札幌にやって来ました。

今回は前回お邪魔したS会計事務所のS先生にお会いして、情報誌の巻頭特集のためのインタビューと撮影を行うためです。

S先生は大学時代体育会スキー部に所属し、4年間で400日スキーで山にこもっていたとのこと。スキー準指導員になるほどの腕前だったそうです。

そして大学卒業後は東京に出て2年半御茶ノ水にある大原簿記専門学校に通い、その後は講師を務め、監査法人に勤務し、北海道に戻って会計事務所を開設、今は弁護士、行政書士などと組んで大活躍されています。

一番心に残ったのは、先生の「公認会計士の職業人としてのあるべき姿を追求したい」というお言葉。

理念を持ちながら生きてきた人のオーラをすごく感じたインタビューでした。

大手会計事務所を率いながらも全然偉そぶる風でもなく、謙虚で人望も厚いS先生。ドラッガーの大ファンでもあるS先生は、ドラッガーの勉強会も開催されています。

その人脈も凄く、人生を満喫されているその様子は正直羨ましい気がしました。巻頭特集は次回も連載でいきますので、次のインタビューが今からとても楽しみです。

強力な武器が登場!

2007-11-07 23:57:08 | プロジェクト
明日の札幌出張を控え、強力な武器が支給されました。

SONYの最新のVAIOです。

これで、いつでもどこでも仕事ができます。

今回新宿西口のヨドバシカメラに行った時は、パナソニックのLets noteを購入する予定でしたが、DVDマルチレコーダーバージョンが売り切れ状態だったため、VAIOに変更しました。

このtypeGは明らかにLets noteを意識して作られたモデルで、Lets noteの機能にSonyの洗練されたデザインが足されたイメージです。

ただ大きな問題が発覚!WindowsのXPの次のバージョンVistaの立ち上がり速度が異常に遅く、全く仕事にならないことです(泣)。

以前からその評判の悪さは噂に聞いてはいましたが、これは想像以上でした。

受注生産のオーナーメイドという制度でXPバージョンの仕様も買えるらしいので、そちらを検討したいと考えています。

Vistaはかなり評判が悪く、XPバージョンの延期も決定し、今あるXP仕様は売り切れ状態らしいです。

プレステと同じく、技術者の発想で全部作ると大コケするという良いマーケティング事例に、まさか自分がぶつかるとは思いませんでした(笑)。

有名カメラマンと打ち合わせ

2007-11-05 13:05:40 | プロジェクト
今、会計士ネットワーク企業の情報誌の全面リニューアルを手掛けています。

具体的な改変ポイントを、以下に列挙します。

◆雑誌のコンセプト
◆台割構成
◆クリエイティブ全般(表紙、フォーマットデザイン、トーン&マナー)
◆流通ルートの整備
◆制作&印刷コストの交渉
◆記事広告営業、純広告営業

その目玉の一つが、表紙の全面改変です。

雑誌にとって、表紙は命です。表紙は、全てを物語ります。どんなコンセプトなのか、どんな人に読んで欲しいのか、どんな情報が詰まっているのか…。

今回は六本木に事務所を構えるプロのフォトグラファーTさんに、お仕事をお願いしました。本日は、今回デザインをお願いしているデザイナーさんを交えての、一回目の打ち合わせです。

「この雑誌は、ニューズウィークやタイム、フォーブスのようなコンテンツにしたいんですよ。自社の宣伝は極力抑え、編集部の中立的な視点で会計事務所経営に役立つ情報や事例を伝えていきたいんです。でも、表紙は流行通信のようにスタイリッシュで、中身はGQのように洗練された感じにしたいんです」

「確かに、この業界で今までそんな雑誌はないよね。かなりインパクトはあると思うね」

「例えば今回アメリカ会計事務所事情という特集を組むんですが、エンロンの崩壊からアンダーセンの崩壊、最新のアメリカの会計事務所経営スタイルまでを伝える予定です。そういった、経済ジャーナリスティックな視点も大事にしたいと考えているんです」

「かなり面白そうだね。そういう意味では、今回の表紙は大事だね」

「そうなんです。今回の表紙モデルは、国立大学に国費留学で来ている外国人留学生ですが、“インテリジェンス&エレガンス”をコンセプトに、連続シリーズを企画しています。彼女の紹介で、今後もヨーロッパから国費留学で来ている大学生に出てもらう予定です」

「いいね。かなり斬新な企画だと思うよ。彼女の場合は目が特徴だから、そこにグッと焦点を合わせるといいと思うよ。ちょっとビジネスチックなトーンを演出するなら、フィナンシャルタイムズを持たせるとかね。ストライプのシャツで新宿の高層ビルをバックに、抜けた感じで撮るとかね」

こんな感じで打ち合わせはトントン拍子で進み、来週水曜日早朝の撮影が決定しました。

プロのクリエイティブの迫力に触れる瞬間を、今から楽しみにしています。

インタビューで本音を探る

2007-11-03 12:16:08 | プロジェクト
本日は青山のカフェで、太鼓教室の会員の方々にインタビューを実施しました。

年齢、住所、職業、入会動機、所属コースから、現在通い続ける理由、身体効果、不満、価格への見解などを細かくヒアリングしていきます。

インタビューのコツは、“いかに相手の世界観に近づけるか”です。そこが、紙のアンケートと決定的に異なります。

リアルタイムでインタビュー対象の反応を見ながら、“感情の導線”を見極め、相手の世界観に共感し、キーワードを引き出していく。

それを何人か繰り返していくと、次第にそのビジネスフレームの本来あるべき姿が浮き上がってきます。

“顧客を創造したいなら、顧客の声に耳を傾けろ”ということです。

今回のインタビューでは、計4人の会員の方に様々な項目について聞かせて頂いたのですが、このビジネスの重要な生命線が浮かび上がってきました。

それは事前のイメージには全くなかった貴重な事実であり、それを元に募集戦略、経営戦略を立て直すことになると思います。

プロモーションの概要固まる

2007-11-01 23:35:15 | プロジェクト
中日ドラゴンズ、優勝おめでとうございます。中村紀洋選手の涙には、思わず目頭が熱くなりましたね。

ところで浅草は、太鼓のメッカだそうです。全然知りませんでした。

この辺は太鼓メーカーも多いらしく、浅草寺のそばのお店のフレーズは、「Japanese Festibal Goods」(笑)。なかなか笑えます。

そんな浅草で、本日は和太鼓スクールのプロモーションの概要が固まりました。社長も出席した今日の会議では、現状の各種DATAを再度共有し、課題を明確にし、打つべき手の具体的なイメージとスケジュールまで詰めました。

今週の土曜日には、3人の会員にインタビューも行います。仮説はいろいろ立てているのですが、それが実証できるかどうかワクワクしています。

本日、一つ確信が生まれました。

今回私が作成した全メディア共通のキャッチコピーが、大阪校で効果の出ているチラシ広告のキャッチとかなり近かったのです。これは今回のプロジェクトの引導役で、某ベンチャーキャピタルの部長の方から教えて頂きました。

その他の要素もかなり近かったので、本当にビックリしました。

広告は心理学であり、科学です。

とことん研究し尽くして自分の仮説が実証される喜びは、何物にも代えがたいものがあると思います。