今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

武装錬金// 黒崎薫 和月伸宏 2006年10月31日 集英社

2016-01-22 06:18:46 | 武装錬金
ズキの戦いの日々は終わり、平穏な日常が戻った。・・・・・・かに見えたが、錬金戦団にパピヨン討伐の動きが! 戦いは再び始まるのか? 斗貴子と防人たちの過去がいま明らかに。物語の過去と未来を小説でつなぐ!
裏表紙より。
そう、だって金曜日だから!



プロローグ

 これは未だ溶け混じることのできない非日常と、それを包み込む日常の物語である。
俺たちの日常と非日常はこれからだ!




第一章 期末追試と残務処理

「き・・・・・・キレイ?」
 思わず赤面する斗貴子。
 この表情が、カズキは大好きだった。
※皆で勉強会中です。
もろもろは計算した上でのこと・・・・・・だと?
そういうのは2人きりの時にしなさい!



そんなハッピーカズキでしたが、桜花に重大情報を知らされる。
なんと錬金戦団の火渡が、パピヨンの核鉄を回収するつもりのようなのです!


「パーピーヨーン!」「ぱぴよーん」「パピヨーーーーん?」
呼ばれて飛びててパピ♡ヨン!
そして火渡、さらにはブラボー、千歳まで登場!
カズキの説得も虚しく、街中でバトルになってしまうのか・・・・・・?


そこでパピヨンから素敵な提案。
「核鉄を持つホムンクルスを、なぜ、ことさらに憎むのか。その理由を洗いざらい話してもらおう。長い人生、面白い話のひとつもないと、退屈だからな。その話が核鉄を引き換えにしてもいいってくらいの内容だったら、交換してやるよ」
変人バーガーにて照星と合流した後、
本編でちらっと出た「7年前の事件」の詳細が語られることに・・・・・・。


「では、話を始めましょう。まだ、キャプテン・ブラボーと名乗っていなかったころの防人くんと、この世の不条理を知る前の火渡くんと、泣き虫だった千歳くんの話を・・・・・・」





第二章 七年前、赤銅島事件

「え? この間の任務で、中学校に潜入したときには、中学生としてクラスに入ったし、小学校に潜入するなら、小学生でしょ?」
楯山千歳(18歳)。
あー、だから最近ニュートンアップル学園に潜入した時もねー。


前任の戦士長が残した『犬飼レポート』の情報から、
赤銅島の調査をすることになった照星部隊。
火渡は火山の調査担当し、千歳は島の小学校に、
そしてブラボー・・・・・・いや、防人は『島一番の旧家』に潜入。
 千歳としては二十三歳というのは、すっごいオバサンだと思っていたのだが。そういえば学校の先生としては、この年齢は大変若いほうだ。おじいちゃんの域に入っている氏家校長と、オジさんという雰囲気の比留間先生しか見ていなかったのだ。千歳にひゅーひゅーコールが来ても、不思議はないのかもしれない。
若さとは・・・・・・残酷・・・・・・かつ・・・・・・無慈悲・・・・・・!



「ひゃははははっ!」
 自然と笑いがこみあげてくる。
 これで、人でも喰えれば言うことはない・・・・・・が。
 それはまだ待たなければならない。最高のパーティーの準備が整うまで、お楽しみはおあずけ。
『犬飼レポート』は正しかった・・・・・・!
でも大丈夫さ!
今この島には錬金の戦士が3人も来ているんだものね!ね!



 だからこそ、才能を持つ者には、その才能に応じた責任がある。火渡はそう考えていた。
 力あるオレは戦う。力なき者のために。
火渡(20歳)。
大いなる力には・・・・・・分かっているじゃないか。イケメン!



「ねぇ、おじいさま。ウチはどうして皆、和服なんでしょうね」
「そのほうがカッコイイからじゃ!」
防人が潜入した家の当主・貴蔵。
このじーさんが防人(20歳)に与えた影響は大きい・・・・・・。
お前ら朝飯しっかり食えよ!



潜入した2人は、島の住民とうまくつき合っていけそうでありました。
「オトナになったら、景色がこんなふうに見えるのかな?」
・・・・・・そうさ!



 ブラボーーーーーーーーーーーーーッ!
( ゜∀゜)o彡°



調査は進み、ホムンクルスと思わしき人物を特定。
しかし、その動きは・・・・・・
 ・・・・・・遅かった。気づくのが、遅かったのだ。
なん・・・・・・だと・・・・・・


 ガンッ! ガンッ! ガンッ! ガンッ! ガンッ! ガンッ! ガンッ!
うわあああああ((;゜д゜))ああああああああ



 赤銅島事件は、こうして幕を下ろした。
全てが終わった後、残ったものは・・・・・・。




「今の火渡」、「今の千歳」、そして「今のブラボー」の誕生秘話。
カズキ成分は最初のドS確定のみ。ニアデスハピネス!

話を聞き終えた後の『パピヨンの選択』は、お手元でご確認いただきたい・・・・・・!
エピローグ

 決して日常に溶け混じることのない、非日常。そして、それをあたたかく包み込む日常はいつまでもつづく。
まだだ、まだ終わらんよ!




なお、1番のニアデスハピネス・ポイントは『あとがき筆談』。
物語を読んだ後、爆竹を用意して読んでネ!



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