母間小学校わいわいブログ

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「家庭教育学級 オカヤドカリを見に行こう」の巻

2017年07月21日 | PTA活動
昨夜は、金見海岸で家庭教育学級がありました。
50人近くの親子が参加してくださいました。

ちょうどこの時期がオカヤドカリの放幼時期に当たるそうです。また、放幼ポイントも限られているため、通常は観察する機会があまりないようです。*放幼:卵からふ化したばかりの幼生を海に放つこと。

講師は、母間のご出身の池村茂さん。よろしくお願いします。



はじめにオカヤドカリの説明をしていただいた後、早速放幼ポイントへ

ポイントが近づくと、オカヤドカリの数もだんだん多くなってきていました。
子どもたちは、「オカヤドカリがいた~」「ここにはたくさんいるよ~」と大はしゃぎ。

池村さんから教えていただいた、観察のポイントを考えながら観察していました。















池村さんのお話では、放幼後は小魚のえさになることが多いですが、脱皮を繰り返しながら1ヶ月もするとヤドカリの形になり成長していきます。その後巻き貝などに潜り込んで上陸します。名前に「オカ」がつくように、それ以降は陸上での生活をするそうです。
オカヤドカリは、環境省レッドリストの絶滅危惧種にも指定され、国の天然記念物の指定も受けています。
残された自然を子どもたちとともに大切にしたいですね。