ベネリの仮想戦記

”LineageⅡ””Heroes in the Sky”ほか、各種テレビゲームについていろいろ書きたいと思います。

ランダムの話1

2009年03月31日 03時37分36秒 | テレビゲーム
ちょっと前にネットゲーム中に、ランダム要素”確率”について話が出たのでその事について書いてみようかと思います。

ほとんどすべてのテレビゲームにおいて「確率」による作用が存在しているかと思います。
代表的なのは戦略シミュレーション系の”命中率”だとか、RPGでのモンスタードロップなんかはまさに確率そのものですね。

ファイヤーエムブレムには”味方の命中率99%は命中しないときがあるが、敵の必殺率1%は発動するときがある”なんて格言?はありますし、
ドラゴンクエストでははぐれメタルがエンカウントする確率が高いところ、なんてのが攻略本に書いてあったりします。

まぁ一人用のコンシューマーゲームでは低い確率といっても数十時間はプレイしていれば発生する程度ですが、これがネットゲームとなると話が違います。
ひとつの世界に何千人もの人が同時にプレイするからでしょうが、入手困難なアイテムはどのネットゲームでもものすごく確率が低く、
数年プレイしていたって一度も入手したことがない装備なんてのがあるぐらいです。

大まかな計算ですが、特定のアイテムなんてのは敵を倒したときに数千万分の1の確率でしか入手できないものだとも思います。
また、特に大多数でプレイするオンラインゲームではアイテムが増え続けてしまうことを考え、確率によってアイテムを消滅させてしまう仕様なんかが入っています。

図:Heroes in the Sky内での、装備強化時に一定確率で消滅してしまう旨の説明の図。他のネトゲでも似たり寄ったりな仕様があります。


さて、こんな感じでゲーム内のいろいろなところで使用されている”確率”ですが、そもそもこの確率の結果はどうやって計算されているのでしょうか?
命中率50%の攻撃が当たるか当たらないか、はぐれメタルが現れるか現れないかはどうやって決定しているのでしょうか?

ランダムに決定されることなんだから誰にも分からない、と思う人がいるかと思いますが……でも実を言うと、
コンピューター自身には”完全なランダム”の計算ができません。
そもそもゲームを動かしているコンピューターはすべて人間が決めたとおりにしか動くことができず、そしてあいまいな命令は一切受け付けません。

ゲームの設計書には「1~9の適当な数字を表示する」とか「10回に1回割合で敵が現れる」なんて書くことはできますが、
実際にはコンピューターには無作為な選択なんてものはできないため、どんな結果にも何かしらの計算ルールが存在しています。
(よくテレビなどでの電話調査アンケートで”コンピューターにより無作為に選択した電話番号”とか言われますが、あれは細かいことを言うと
コンピューター自身が無作為に選んだのではなく、”電話する人自身には分からない計算方法で計算した結果で求めた電話番号”になります)

でも実際にゲームではランダムに物事を決定しているときがあるじゃないか……
ということで、次回は各種ゲーム(というかコンピューター)での確率の結果の計算方法を分かる範囲で書いてみたいと思います。

天山の吸気口が!?

2009年03月25日 01時42分17秒 | Heroes in the Sky 仮想人生記録
前回は天山について書きましたが、それでちょっと気がついたことがあります。
このゲームの天山をよく見るとおかしい点がひとつあります……エンジン下部の吸気口です。

ぱっと見た限りでは一見普通に見えますが、実は天山の吸気口は機体中央ではなくパイロットから見て左側にずれていなければなりません。
天山は魚雷を胴体下部に搭載する機体であるため、吸気口を機体中央に配置してしまうと魚雷とぶつかってしまい装備することが出来ません。ですので吸気口の位置がずれていないといけないのです……
(これって、試作一号機を作って実際に魚雷をつけた際に判明したと言われていますが、どうなんでしょ……)

細部のことはしょうがないとはいえ、シルエットまで変わってしまうようなデザインはゲーム開発陣のミスでしょうね……
しっかりしてくださいよぉw

天山について

2009年03月23日 03時41分22秒 | Heroes in the Sky 仮想人生記録
当ゲームにて入手したい最終目標であった天山をついに入手。自分としてはこの機体に一番愛着があり、ゲーム内で強いか弱いは度外視してこの機体を乗り続けたいと思っています。
ゲーム中では爆撃機扱いなので、天山の要である雷撃が出来ないことが心残りですが。
(月光に斜め銃もないし、どれも変な機体性能ばかりな気もします。。。)

「ゼロ戦(※1)」とかと比較するとマイナーな機体ではありますし、戦闘機ですらないので地味な感じがするかも知れません。それゆえか、ほとんどのコンシューマーゲームでは天山なんて操縦できないです。
が、私にとっては一番魅力的な機体なんですよね。

いろいろ書くと長くなるので割愛しますが、天山は本当によい機体だったようで、実際の乗っていた人だけでなく、艦上雷撃機としては他国のと比較しても最優秀だという評価が高いです。

それと天山の(および雷撃機の)本は数が少ないですがどれも読み応えがあり、一見ただ敵艦に雷撃して終了なだけって思うかも知れませんが、雷撃機は乗り込んでいる人数が多く、戦闘機とは違って一機を複数人で運用するからより深いストーリー?な気がします。

特に思い入れがあるのは「青春天山雷撃隊」という本でしょうか。上記で挙げた月光にもちょこっと乗ることになるのですが、天山に対する思いが深くなる一冊です。「ドン亀艦長青春記」と同じく、自分の人生のバイブル的な存在でもあります^^;

ということで、今後は天山メインでゲームをしていきたいと思います。本当は三人乗りなのに一人で操縦なのはさびしいですが、一応NPCのペア(※2)もいるので?がんばります!


※1 ゼロ戦:よく飛行好きの人で「ゼロ戦ではなく零戦(レイセン)だ!ゼロ戦なんて言葉使うな!」なんていう方がいるのですが、坂井三郎さんも、戦中に航空基地に配属されていたうちのおじいさんも「別に戦中からゼロ戦と呼んでいた」とおっしゃってます。それに戦中の新聞の中(昭和十九年十一月二十三日の朝日新聞など)でもたまにゼロ戦の愛称が使われていますし。
どうも、戦中は英語が禁止だからゼロという呼び方はありえない → 戦後生まれた言葉だと思っている人がいるようですが、実は海軍では英語なんて別に禁止にしてませんし。あれは陸軍ですから。それにレイセンよりもゼロセンのほうがいい間違えがないからゼロセンと呼んでいたみたいですね。
※2 NPCのペア:ゲーム内では通称ゴルゴと呼ばれる、コンピューターが自動で動かしてくれる後方機銃員。実戦ではなかなか命中しなかった後方機銃ですが、ゲーム中では全自動で攻撃しているため?ほぼ100%の命中率を誇ります。なお、ペアというのは二人という意味ではなく、同じ飛行機に乗って作業するチームの仲間というニュアンスの意味です。天山は三人でペア、一式陸攻は七人でペアとなります。ペアの絆は肉親よりも深い、と言われるぐらいの仲だそうですが、自分とゴルゴに絆は一切ありません……

仮想世界と仮想経済とインフレと戦争

2009年03月22日 02時12分21秒 | もはやゲームそっちのけ
突然ですが、仮想世界、特にMMORPGは仮想世界で生きていくというゲームであるため、その世界は現実世界に似た作りとなっています。もちろん、仮想ですので現実とは違うわけですが。
ですが、その世界自体はコンピュータ対人間の関わりもあるから仮想なのであって、その仮想世界内での経済だけを考えると、人間対人間だけですので実際の現実とまったく同じだと言えると思います。
事実、ゲームルールには違反していますが法律上では違反していない”現実のお金と仮想世界でのお金の交換(RMT)”が行われている時点で、もはや仮想でもなんでもない経済だと言えます。法的解釈によっては、ゲームアイテムにも消費税や所得税をかけることが出来るのかも知れませんね。

だからというわけでもないのですが、その仮想経済の中でも現実と同じくお金や物の価値がころころと変わっていきます。ようするにインフレ・デフレって呼ばれるものですね。

基本、MMORPGではインフレが常に続いています。よく考えると、現実の世界で起きたインフレである、第一次大戦後のドイツ、現在のジンバブエなどと、MMORPGのインフレはそれらと根本的にはまったく同じ理由でのインフレではないでしょうか(さすがにそこまでのインフレでは決してありませんが)。すなわち「お金がまわっているのではなく、新しく生まれている」状態です。

第一次大戦後のドイツと現在のジンバブエのインフレは、主に政府がお金の発行を際限なく行ったことにより発生しました。
国が借金している、だからその分お金を刷る、また借金、また刷る……の繰り返しで、お金の流通総量が増え、国民一人一人がお金そのものを大量に保有しすぎて、お金の価値が下がり、物の価値がお金と比較して高くなってしまいました。

リネージュ2やウルティマオンラインなどMMORPGでは、基本的にモンスターを倒すなどすることでお金が際限なく生まれていきます。
他人に財産が減らずに自分の財産だけが増えていくので、これまた、お金の流通総量が増え、国民一人一人がお金そのものを大量に保有しすぎて、お金の価値が下がり、物の価値がお金と比較して高くなってしまいます。

さて、このままインフレが続いていくと大変なことになるので……インフレの解消をする必要がありますね。

第一次大戦後のドイツはインフレに見舞われた後、それまで使用していた通貨を一変させることで解決しました。
そのとき出回っている通貨のうち、一兆マルクを新しい通貨1レンデンマルクというものに変更した後、そのレンデンマルクを再発行しないようにしました。そのことでお金の総量が増えないようにし、インフレが止まります。まぁインフレが止まっても、また別の問題が残りまして、そしてその問題が第二次世界大戦を起こします……

リネージュ2では、たぶんですが今は新しい戦争を焚きたて、国民にあたる人々が新しい戦争用のアイテムを買わせることで流通総量を減らそうとしているのかと思います。(経済がほぼ現実に似ていても世界は仮想ですので、戦争といっても実際にはだれ~も死んだりしないので安心)
次回のアップデートでは「領地戦」という戦争が生まれ、いろいろ消耗品を買うことになるので、国民一人一人のお金の量が減り、インフレを抑えます。なお、その消耗品は運営会社が販売するため、その売り上げはこの世から消えて無くなります。


……でっていうジンバブエですが、されこれからどうやってインフレを止めるのでしょうねぇ。
当時のドイツと同じ方法、は取れそうもなさそうですので、上記のもうひとつの方法を取る……なんてことにならなければいいのですが、両方とも結局は戦争へと発展してしまうのですが。

……まぁ、わたしの考えすぎでしょうかね。「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」と言いますが、歴史から学んだ通りに物事が進むなんて保障はありませんから……

とりあえず『新大戦略 バトルオブソルジャー』初クリア

2009年03月21日 02時03分31秒 | テレビゲーム
3/13の発売日に速攻で買った『新大戦略』を昨日クリアしました。
ストーリーの途中でいかにも分岐ってポイントがありましたし、また説明書に書いてあるキャラが登場していかったとこから、マルチエンディングのようですね。
まだ一回しかクリアしていないし、それに結構やり残したことがあるので今度はゆっくりプレイします。

ただ、メチャクチャ気になっているのがエンディング。
副官が「この戦いで最後だ!!」と断言している最終ミッション(ストーリー的にクリアしたらエンディングになると思う)をクリアしたところ、ラスボスとちょっと会話したところでいきなりメニュー画面に戻り、ゲームが終了するのですが……

普通、エンディングって物語の核心に迫ったり、各登場人物といろいろ語ったり、主人公たちのその後が語られたり、スタッフロールが流れたり……いろいろあるもんですよね?
それらがなくって、ラス面クリアしたらそれでいきなり終了なんていくらなんでもヒドイですが。。。



ついにラストミッションクリア!!


↓↓↓

この会話のあと、エンディングなのか!?


↓↓↓

突然メニュー画面に……




たぶん、エンディングを表示するロジックにバグがあって表示されずに終了してしまっている……としか思えないのですが……

とりあえず、ゲームの終わり方にものすごく納得がいかないのでメーカーのサポートセンターに問い合わせしようとおもいます。
ゲーム中のバグとかならともかく、エンディングについて"サポートセンターに"問い合わせするのは初めてです。これが正しいエンディングだったらどうしよう……

忘れていた!?リネⅡの存在

2009年03月21日 01時53分01秒 | LineageⅡ仮想人生記録
最近リアルでいろいろあったり、いろいろなゲームが(自分的には)登場していたため、ちょっとリネⅡの存在を忘れていました……
ということでひさしぶりにログイン。

約二ヶ月ぶりなのでちょっと保有アイテムを確認していると……あ~、買ったはずのエリージャン(結構な金額する武器)が見当たらない。
ということでいろいろなキャラを調べて見ると、レベル30のキャラが装備していました。

たぶんオーバーグレード狩りをしていたのでしょうが、すっかり忘れていました。
ログインしていないと忘れてしまうものですね……最低でも週1~2回はログインしないと……

今度のアップデートでは毎週土曜の夜に新しいなんかができるらしいので、今後は土曜日夜は必ずログインするようにしようかな……