~今回はリネージュⅡ小説版の世界をお楽しみください~
「日本人が書いたリネージュⅡ小説二作目!?」
去る9月16日にゲーム小説『LineageⅡ』~解放されし者~についてカキコしたのですが、それから1ヵ月後の10月10日にそれとは別の小説『LineageⅡ』~或る咎人の記録~(ISBN4-8402-3229-6)という小説が発売されました。もちろんこれもインターネットゲーム『LineageⅡ』の小説なのですが、それぞれはまったく別の作者がまったく関連の無いストーリーを書いています。
(正直、普通こんな短期間で公認小説を出してしまうことに疑問が……)
~解放されし者~ではその世界の上流階級?の物語なのに対して、~或る咎人の記録~はどこにでもいるような普通の冒険者たちが主人公となっています。そのためか、ストーリー展開がすっきりとしていて読みやすい内容でした。また、小説内での専門用語も(ゲームを知らない人でも)雰囲気で分かる程度に留めている点もよかったと思います。
ただやはりゲームプレーヤーを意識しているせいなのか、ファンタジーの世界なのにネット用語を乱用していたり、キャラクタを操作している人(中の人、またはリアルの人なんて呼ばれます)を登場させたりという点は少し印象よく無かったかな、と感じました。(けっして最後がよくなかったという訳ではありませんが)
それとこれは日本人が書いたからなのか、ゲームプレーヤーが書いたからなのか分かりませんが、二作品共に上級クラスの登場人物があまりにも多すぎると思いました。原作では上級職と呼ばれる人たちは才能のあるほんの一握りの戦士だけしかなれない設定だというのに、ほとんどの登場人物が上級職なのは面食らいます……その他、通貨の価値や武器防具の価値なども原作のあのリアルさを再現してほしいと思います。なんだか超高級装備さえも安っぽいだけの感じがするので……
けど、やっぱり楽しめた小説ですのでオススメな作品です。ゲームをプレイしていない人も読んでみてくださいね~
「日本人が書いたリネージュⅡ小説二作目!?」
去る9月16日にゲーム小説『LineageⅡ』~解放されし者~についてカキコしたのですが、それから1ヵ月後の10月10日にそれとは別の小説『LineageⅡ』~或る咎人の記録~(ISBN4-8402-3229-6)という小説が発売されました。もちろんこれもインターネットゲーム『LineageⅡ』の小説なのですが、それぞれはまったく別の作者がまったく関連の無いストーリーを書いています。
(正直、普通こんな短期間で公認小説を出してしまうことに疑問が……)
~解放されし者~ではその世界の上流階級?の物語なのに対して、~或る咎人の記録~はどこにでもいるような普通の冒険者たちが主人公となっています。そのためか、ストーリー展開がすっきりとしていて読みやすい内容でした。また、小説内での専門用語も(ゲームを知らない人でも)雰囲気で分かる程度に留めている点もよかったと思います。
ただやはりゲームプレーヤーを意識しているせいなのか、ファンタジーの世界なのにネット用語を乱用していたり、キャラクタを操作している人(中の人、またはリアルの人なんて呼ばれます)を登場させたりという点は少し印象よく無かったかな、と感じました。(けっして最後がよくなかったという訳ではありませんが)
それとこれは日本人が書いたからなのか、ゲームプレーヤーが書いたからなのか分かりませんが、二作品共に上級クラスの登場人物があまりにも多すぎると思いました。原作では上級職と呼ばれる人たちは才能のあるほんの一握りの戦士だけしかなれない設定だというのに、ほとんどの登場人物が上級職なのは面食らいます……その他、通貨の価値や武器防具の価値なども原作のあのリアルさを再現してほしいと思います。なんだか超高級装備さえも安っぽいだけの感じがするので……
けど、やっぱり楽しめた小説ですのでオススメな作品です。ゲームをプレイしていない人も読んでみてくださいね~