『勇気の心理学 アルフレッド・アドラーが1時間でわかる本』

図書館に行くと、ラッキーなことに、
読みたいなと思ってリストに入れていた本が次々に見つかり、
新年からツイてます。
中には買うか買うまいか悩んで、
結局1年間後回しになっていた
それほどメジャーでない新書もあったので、
小さく心の中でガッツポーズです。

今回借りた1冊がこちら。

『超図解　勇気の心理学　アルフレッド・アドラーが1時間でわかる本』


昨年アドラー心理学をテーマにした『嫌われる勇気』がヒットしましたが、
この本はアドラーとアドラー心理学に関する入門編です。
図解も多いので、『嫌われる勇気』が難解に感じられた方にはわかりやすいでしょう。

「他人に何かしてもらいたいなら、先に自分から与える」というのは
運を呼び込むための行動条件とよく言われます。

アドラー心理学の共同体感覚、
つまり人間は生き抜くために社会に属し、
そのために貢献することで価値を得るという理論は、
日本人には非常に理解しやすいものです。

それを宗教でなく、自己啓発でもなく、
心理学の視点から研究されているのは面白いものですし、
「勇気」という言葉が多く出てくるのも、
今の日本人に刺さった理由なのかもしれません。

アドラー心理学に関する著作は多く出版されていますから、
この本を基軸にあれこれ読み進めてみるといいと思います。

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