Made in CHINA by JAPAN-日本唯一の中国女性人材育成コーチ&トレーナーのブログ

中国でのコミュニケーション研修と日本でのマーケティングコーチの展開を綴る。手帳術セミナーもやってます。

老舗という日本のソフトパワー

2011-04-27 09:22:06 | インバウンド対策
帰国後聞いたお話。

震災前、とある中国の富裕層サロンの方がある地域に取材に来られました。
もともと日本の伝統を打ち出した観光資源の多い街だったので、
あちこち地元の老舗を回られたそうなのですが、
そこでその方たちが驚き&興味津々だったのが、
「なぜこんなに古い店がたくさん残っているのですか?」

中国にもたくさん家族経営の会社が立ち上がりましたが、
それを下の代にうまく引き継ぐにはどうしたらいいのか
悩んでいる経営者がかなりいるとのこと。

何百年も続いている老舗がごろごろあるので、継承のコツがあるなら知りたいと。

ほほほう。
これもインバウンドのコンテンツとして成り立ちますね!


富裕層サロンの方たちは帰国の飛行機の搭乗時間ぎりぎりまで、
老舗旅館で、売却可能な百年前の漆器や焼き物を物色なさっていたそうです。



中国でのスタッフ研修、
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外国人が来ない今だからこそ、情報発信!

2011-04-24 23:19:38 | インバウンド対策
地震と原発事故による影響で、
日本のインバウンド事業はこれまで積み上げてきたものがリセットされて、
一旦ゼロの状態。
日本に入国してからも「どうやって立て直していきましょうか」
というお話ばかりを聞いているような気がします。

しかし先週に入って、徐々に明るい兆しが見え始めました。

台湾の旅行会社や報道機関が、震災の影響を受けない日本の各地を訪問し
状況確認をはじめたほか、
わずかながらも外国人観光客が戻ってきていると報道されています。


そして富山でも。

友人である中国人のラジオパーソナリティーの趙さんが先週富山を訪れ、
県内の観光地を巡りました。

来日前は夫の身を案じる奥さんから
「まじめに(放射能の影響を)考えてちょうだい」と言われたそうですが、
それを振り切ってやって来てくれました。

自然は豊かで食べ物はおいしいし、何より普通に人々が生活している。
「別の季節に家族と一緒に来ます!」と言って、帰国の途に着きました。
どうやらいろんな刺激を一挙に受けて興奮したらしく、
「冷静になって、記憶を整理してからブログにアップしますね」と言っていたので、
ブログを拝見するのが今から楽しみです。
それから担当番組でも「日本は安全だよ」とお知らせしてくれるみたいです。

また趙さんは今後の北京での富山のPR活動もお手伝いしてくれます。

ちなみに、彼の富山での最後の食事は回転寿司

山盛りになったネギトロとか。


すっかりファンになってしまったカワハギのにぎり+肝のせとか。


多分富山でしか出ないと思われる、昆布〆のにぎりも


富山湾の宝石・白えびの軍艦巻きは旬真っ只中。


鰤のあぶりのにぎり。旨みがありました。


富山の近海でしか獲れない珍しいネタを
自分の携帯で写真にに収めたあと、ペロッと平らげていました。

こうやって世界にファンが増えてくれることを祈ります。



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2011年春・日本の桜~京都哲学の道

2011-04-11 09:02:12 | Weblog
新幹線で関西へ。
知人へのお土産を買おうと京都で下車しましたが、ここまで来たら…と思い、
京都駅前から飛び乗ったバスが銀閣寺道行き。
そして哲学の道へ。

圧巻でした。

もう何も申しません。





















東京で桜を見たとき、「やっぱり東京っていいなあ」と思ったのですが、
京都の桜を見てしまうと、「京都は別格!」と思ってしまいます。

2011年春・日本の桜~目黒川編

2011-04-10 22:49:33 | Weblog
友人に誘われて中目黒にランチに行きました。
目黒川の桜が満開の日曜日だったので、中目黒駅周辺は激混み。ランチも行列。

おしゃれな住宅街の中の桜並木だけあって、
売っているお花見フード&ドリンクも、トルコのドネルケバブ、焼きたてパン、スイーツ、
そしてロゼのシャンパン
と、ちょっと他の花見とは違うよ!という雰囲気が漂っていました。




大震災の義捐金募集活動にマジシャンのマギー審司さんが来ていました。
募金してくれた方と記念撮影。










あまりの人の多さにお茶をするのも一苦労でしたが、
新しい東京スタイルのお花見が堪能でき、誘ってくれた友人に感謝です。





2011年春・日本の桜~上野公園編

2011-04-09 22:27:08 | Weblog
9日に日本に入国後、好運にも行く先々で見事な桜を拝見することができました。

まず成田空港から都内に入って即足を向けたのが、東京を代表する桜の名所・上野公園
あいにく泣き出しそうな曇り空でしたが、自粛要請もなんのその、
至る所にシートを敷いて、花見酒を楽しんでいる人で賑わっていました。



不忍池に浮かぶ弁天堂への参堂は、たくさんの屋台から威勢のいい声が聞かれました。



それにしても、今のご時勢は韓国のトッポキ、鮎の炉辺焼き、ラーメンバーガーなんて屋台もあるんですね。

上野といえばパンダ。
入り口付近にも美しい八重桜が揺れていました。



明日から日本です。

2011-04-08 21:28:03 | お知らせ
1ヶ月ぶりの日本です。

今回は、東京と北陸だけでなく、関西や広島まで参ります。

そして今回は、日本各地で桜が見られそうです。
実は、北京に移ってから初めて見る日本の桜。
なんと7年ぶりか。。。
日本人なのに桜のない春をこんなに我慢できていたなんて、自分でも驚きです。

そして大きな災害のこの時期であるだけに、
感慨深い桜になると思います。

北京から被災地支援チャリティのお知らせです。

2011-04-06 12:22:44 | お知らせ
東日本大震災の発生からすでに4週間がたとうとしていますが、
被災者の方たちの苦しい状況はこれからもまだまだ続きそうです。

北京でもチャリティ・バザーを実施して、被災地のみなさんを支援します。

東日本大震災チャリティ@桜心

■日時:4月17日(日) 10:30~16:00

■場所:日本料理 割烹「桜心」朝陽区団結湖北五条甲1号1階

■入場料:無料

■イベント内容:バザー、ちびっこダンス体験、書道体験、ミニ版画印刷体験、粘土教室、
 ハンドマッサージ、レイキ体験、絵本販売、お花&雑貨販売、無農薬野菜販売、
 チャリティパターゴルフ、メンタルヘルス講座、プーアル茶つかみ取り、
 お食事、お飲み物、スイーツの販売など。

■出展者:atelier H*、enchante、笑み屋、おしゃべり広場COCOちゃん家、 
 グローリークリニック、私家茶房蓮花記、丁未堂、Natural-be、
 日本料理 桜心、fleur de marica、古本屋クローバー、北京ファーマーズマーケット、
 翠書道教室、宮下匠規、MAKE THE HEAVEN北京支局め組JAPAN、ヤクルト、
 ロイヤルクイーン(五十音順)

■協賛:王子製紙、麒麟ビール、佐渡多真子、茶典、東方国芸、ハウス食品、(五十音順・敬称略)

■義捐金は、日本赤十字社・JAPAN PLATFORMへ寄付いたします。

バザー商品募集中です。
 御提供頂ける方は、4月15日までに、
 ロイヤルクイーン(朝陽公園西路9号宮廷3単元101室)までお持ち下さい。
 受付時間;10:00~18:00(新品のみ・食品不可) 
  (ロイヤルクイーン 地図:http://www.royalqueen.jp/ cook/china.htm


■主催:東日本大震災チャリティイベント有志の会         
     連絡先:beijing311@gmail.com  伊藤(189-1082-7392)
 

北京に旅行や出張で来られる方も、お時間があったらぜひご来場ください!


中国のショッピングスポットは思考訓練の場

2011-04-04 10:23:05 | Weblog
中国は清明節の連休に入り、北京の観光地も人で賑わっています。

北京を訪れる観光客の人気ショッピングスポット、王府井に久々に行ってきました。
目的は11月にオープンした欧米アパレルブランドのフラッグシップショップ
その後どうなっているかを確認するためです。
オープンしたときは活気があり、なかなかいい雰囲気で、
「やるなあ、いい研修してきたな」と思ったのですが。

人出の多い場所だけに店は大賑わいでしたが、気になったのが、
店員に笑顔がない。アイコンタクトしない。声が出ていない。
確認したわけではありませんが、こういう状態だと
あまりリレーションもうまくいかないことが多いみたいですね。
明らかにモチベーションは落ちているようでした。

オープニングという明確で共通の目標があるとそこまでテンションを維持することはできるのですが、
アパレル販売は工場の職工のように忍耐強くこつこつやるタイプではない人が多いので、
その後の仕事が単に繰り返しという認識でしかなくなると、一挙に士気が落ちます。

これは別に中国人でなくても見られる傾向ですが、
どちらかというと中国人のほうが熱くなりやすく冷めやすいので、
日常の仕事を刺激し続けないといけないでしょう。

これは店舗だけに限ったことでなく、オフィスなどでも同じようなところがあるので、
現地でこうしたお店を見たとき、「だめだな」と思うだけではなく、
「自分だったらどう刺激しようかな」と考えるのも思考訓練になる
と思います。


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海外に進出するということ。

2011-04-02 11:03:28 | Weblog
かつて生産拠点として多くのメーカーが進出した中国ですが、
ここ2,3年マーケットとして認識されてからというもの、
サービス系の日系企業の進出が相次いでいます。
飲食、アパレルなどは顕著で、中国に対する見方がずいぶん変わったな、と思わずに入られません。

が、その一方、中国人スタッフへの対応に関しては、
「確か6,7年前もこういう話聞いたことあったな」というくらい、
進出してくる側がかつてのメーカーの方たちと同じような反応をし、
同じような失敗を繰り返そうとしています。

例えばですが、
中国のカレンダーを理解していない。
特に春節の前後1ヶ月間は下手をすると経済活動がほぼてきなくなる状況だったり、
突然休日が決定し、前後の週末を出勤にするなどの変更が即求められたりが
常識であることを認識せずスケジュールを組み、それに対応していない場合がまま見受けられます。

同時に日本に伝わる一部分だけを見て、
「中国は未だにサービス面で日本から大きく遅れている」と
すり込んでしまっているので

どの部分にボトルネックがあるのか、逆に成長した部分があるのか、
それはどこまで普及しているのかを理解せず来られているので、
中国人スタッフに対する客観的な評価が充分でない場合もあります。

海外に進出するということは、ある意味今までの習慣や価値観をひとまず脇に置いておく思考作業です。
中国および海外に赴任される方がどのくらいこの点で柔軟になる必要がある一方、
日本の本社側もそれを理解していくことが発展の鍵です。



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