Made in CHINA by JAPAN-日本唯一の中国女性人材育成コーチ&トレーナーのブログ

中国でのコミュニケーション研修と日本でのマーケティングコーチの展開を綴る。手帳術セミナーもやってます。

丹生谷真美先生の講演会に行きました。

2007-09-25 22:27:02 | Weblog
お世話になっているそれいゆの交流会に参加しました。
もう5周年ですって。

会場は、広尾の「キャーヴ・ド・ひらまつ」
北京でも高級店というのはありますが、
やはりどうしても気が張らない雰囲気になってしまうので、
こうした雰囲気は久々。
休眠していた脳細胞がしばらくぶりに動き出した感じです。

おいしいお料理をいただきながら、
日本女性のフィニッシイング教育の草分け・
丹生谷真美先生の講演を聞きました。
テーマは手紙
先生が手紙を送る際心がけていること、
相手に喜ばれてこそ意味があるといったお話をうかがうと同時に、
実際に送ったお手紙を見せていただきましたが、びっくり。
季節のお花に和紙の手紙を結び付けて封に入れるなんて。
思いつきませんでした。

それから、植物の名前、色の名前を覚えると、
日本語の表現力が豊かになる
って、確かにそうです。
上品な中にもユーモアたっぷりのお話に
あっという間に時間が過ぎていきました。
ああしたきめ細やかな日本人らしい心遣いの話を聴いていると、
その場の空気の粒子までもが細やかになってしまったような気分になります。
まさに丹生谷マジック、ですね。

当然、その場で先生の本を買ってしまいました。
こういう衝動買いは抑制する気がおこりませんし。
もちろん本には、細筆で書かれた美しい仮名文字のサインを頂戴しました。
ついでにお隣で写真も取らせてもらいました。

日本に帰国している間だからできる、品格のよさ満喫の時間でした。



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一時帰国中です。

2007-09-25 11:58:41 | お知らせ
やはり自国に帰ると安堵します。
何事にもスムーズに物事が進むと憶測ができて。

だからこそ、よくないサービスに出くわすと憤り倍増。

日本で最初に乗ったタクシーの運転手さん、
長時間待って乗せたお客が近距離で不満だったのか、
なんだか口調が事務的。

JRの駅の改札のおじさんたちの無表情なこと。
なにもそろいもそろって、そんなに仏頂面じゃなくたって。

病院の予約受付の電話の対応の話しかた。
相手の名前を尋ねる場合「どなたですか?」じゃなくて、
「では、お名前をお願いします」のほうがいいのにねえ。


もしかしたら日本に住んでいたときから不満だったのかもしれませんけど、
中国からたまに戻ってこうした場面に出くわすと、
「日本人のくせにー!」と思ってしまう私がいてしまうのですよね。

そうそう、日本人だって完璧じゃないんだから。
いつのまにか日本を過剰に美化している自分に気づくこのごろです

「日中民間文化交流節」で感じた事

2007-09-15 11:49:38 | Weblog
北京を代表するショッピング街・王府井の通りに日本の祭りがお目見えしました。
日中友好35周年記念イベントの一環の、「日中民間交流節」です。

参加した日本のお祭りや団体は

【パレード】
・阿波踊り(徳島県)
・長崎くんち(長崎県)
・YOSAKOIソーラン(北海道)
・沖縄エイサー(沖縄県)
・秋田竿灯(秋田県)



なんでもこうした外国を紹介するイベントに王府井の通りが使用されるのは初めてだとか。
そのせいか北京市側の警備も厳重。改修中のビルの足場から眺めたり、
高いところに上って見物したりというのは厳しく注意されて、
即降りるよう促されていました。

日本側は一般人向けのイベントとして企画したかったと思いますが、
中国側はあまり歓迎していなかったような。
通り中ほどに設置されたステージで指定席の来賓に見せるためのイベントという感じ。
この辺りのイベントに関する基本的な考え方は日本と中国では全然違いますね。

日本人にとってイベントというのは、あくまでもオープンなもの。
チケットを得る機会も公平だという考えがあります。
だから「どうやったら、中に入るチケットが手に入ったの?」となって、
「なんとか中へ入れて欲しい」というふうに、
入り口の係員と言い合いになるわけです。

確かに屋外でイベントしているのにチケットがオープンでないというのは、
日本の常識からしたらあり得ない話。
とは言えここは中国
中国のイベントに対する考え方は決していいとは思えませんが、
「日本のイベントなんだから、日本人の私が入って当然」、
みたいに考えるのはいかがなものかと。

特権意識とまでは言いませんが、海外に住んでいると
不思議にそんな意識が芽生えてきがちですね。

とはえいえ、こんな“一粒で何回でもおいしい”イベント、
日本国内ではありえませんからね。
充分堪能とはいきませんでしたが、日本の夏の残り香を感じる一日でした。


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あやうく、クビにしてしまうところでした。。。

2007-09-11 13:14:52 | 中国人とコミュニケート
紫雲軒(Green T House)で食事をしました。

店内はまるでギャラリーみたいです。
客層はお金持ちの西洋人や華僑らしい人が多く、
内地の中国人はあまりいない雰囲気です。
途中、別のお客さんの都合で席を移動したら、
そのお客さんからお礼に前菜が贈られてきました。
ん~、このへんのスマートさも北京らしくなくていいですね。

ところで、食事をしていたら、ウエイトレスが何回もやってきてたずねるんですね。
「メニューがこのテーブルでなくなっています。どこに行ったか知りませんか?」
私たちになのか彼女になのかはわかりませんが、
罰金が課されるみたいなことも言ってました。
周りを見回してもメニューが残っていないので、
何かの間違いかなと思っていたら、何度目かに来たときに
私のカバンの中にメニューが!

座席を移動したときに、テーブルに広げた資料や雑誌をカバンにまとめたら
一緒に混ざってしまったようなんですね。
彼女、一安心。
私、ごめんなさい。
下手したら、私、彼女をクビにしちゃったかもしれない。

それにしても、ああいうお店は情報漏えいに敏感です。


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中国語も言い方次第

2007-09-10 23:08:30 | 中国人とコミュニケート
日本のレストランで、オーダーしたものが出揃ったら、ウエイトレスが
「オーダー、全部揃ったでしょうか?」という質問の仕方をします。

中国でもオーダーが全部揃ったら、似たようなことを言います。
でも似てるけど違うんです。
「お客様のオーダーしたものは全部出揃いました」。
そう、質問じゃなくて、断定で終わるんです

なんでも中国人の友人に寄れば、
中国語で「全部揃ったでしょうか?」なんて言ったら、
客が「お前が管理したんだろ、なんでわれわれに聞く?」
と感じるからだとか。

言語が違うと、感覚が違いますね。

ところが、とある現地の日本人のレストランのオーナーは
従業員に対して
「疑問符で終われ」と言うらしいんですね。
ニュアンスが違うのだからそこまでしなくてもいいのに、
とは思いますが。

ただし質問だと、お客は心理的にウエイトレスに要求しやすくなるとか。
であれば、別の言葉を付け加えたほうがいいですね。
「お客様のオーダーしたものは全部出揃いました。
他にご要望はありませんか?


多分こうすれば、中国語でも親切な感じになるでしょう。
言い方も工夫次第。


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中国新幹線はやっぱりまだまだ。

2007-09-07 17:24:12 | 中国人とコミュニケート
週末の天津出張もおしまいです。
北京以上にスモッグに覆われているという天津の空ですが、
なぜか私が行く日は天気がいいですね。
ついてます!

ずーっと、中国の新幹線・和諧号に乗っていて、何で?と思ってたことがあったんですが、
それを逆手に取った行動に出てみました。

この列車、全席指定なのですが、正直、指定通りに座ると面倒です。
先頭の1号車から席を埋めていくので、
それほど混雑していない便だと、1~3号車は人でぎっしり、
10、11号車は誰も座ってないというばかばかしい状態
になってしまいます。
加えて、1号車は改札から続く階段から何分歩くんだ?ってくらい遠い。
日本のように、一旦車両に乗ってから
自分の指定の車両までたどり着く発想ではないので、
これじゃあ乗り遅れちゃうでしょ!って感じ。

ということで、誰もいない車両に腰掛けました。
さらには脚を投げ出すために、向かいのシートを回転させました。
どうも中国人はシートが回転するのを知らないみたいです。
なんでここだけシートの向きが違うんだ?という顔をして見ていきました。
でも、乗務員も何も言わないので、別に問題ないんでしょう。

次回から人が少ないときは、指定席には座らないほうがいいなと思いました。



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後手に回ってる日本のPR

2007-09-06 16:48:00 | Weblog
日中コミュニケーション研究会の報告会に参加しました。
これまでも何度かこの研修会関連のお話を聴きに行っています。

・中国日本商会による、5月~6月に実施された
 中国人大学生28人の日本派遣活動の報告、
・マーケティング会社による中国市場での日本製品の購買層分析、
・オリンピックスポンサーでない企業のオリンピックまでのPR活動・・・

などの報告がありました。

中国社会科学院の劉志明氏の「日中関係についての国際比較世論調査」では、
データを通じ、いろいろな事実が浮き彫りになり、興味深かったですね。
「日中関係につての印象」は去年に比べると相互に好転はしているものの、
まだまだ良好とは言い切れない雰囲気。

加えて、互いに相手の情報を持たなさ過ぎる、
または自分の情報の発信する努力が足りない
との指摘が。

今回加わった項目の
「日本(中国)における中国(日本)のイメージ」は面白かったですね。
中国人は日本に対して、経済的に進んだ、生活水準の高い国という
イメージはあるものの、
国際平和を重視する国、治安のいい国というイメージはないのと結果が。
逆に、軍事力増強に熱心な国というイメージのほうが強いんですよ、実は。
過去も現在も含め、中国人は、日本と軍事力が
自然に結びついてしまう思考傾向がありますね。
知らなさ過ぎるんですね、日本を。

そもそも日本も日本です。
日本に行くにも、その自治体に中国語のHPさえないわけですから、
調べようがないでしょ。
これじゃあ、観光で中国人を誘致しようとしても、ねえ。
地理、観光は中国語HPの作成は急務ですよ。



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相手を思えば、こんなものができました。

2007-09-02 13:06:08 | Weblog
空気が悪い、水が悪い、渋滞が半端じゃない、
人間にモラルがない、おまけに異国。
当然ストレスが溜まります。

ということで、ZAKKAさんに週に1回の割合で入り浸っております。
特に何をしているわけでもないのですが、精神的なリセットになります。

あのお店にいるとついいじってしまうものがあります。
パワーストーン。

なんとなく母をイメージしてショーケースの石を自分で並べていたら、
ぴったりなものができあたっていました。ということで作成。
みなさんにお褒めいただいたので、調子に乗ってここでアップします。



(撮影:KOMAさん

自分の腕にしてみると全然似合わないんですよ、これが。
やはりイメージした人に似合うようにできてるんですね。


ちなみに私の愛用はこちら。



とてもしっくりします。



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夏が終わって。

2007-09-01 10:43:13 | Weblog
またまた週末の天津出張。
中国の新幹線「和諧号」でお出かけです。

が。北京駅が大混雑。
地下鉄の駅。入り口は入場規制です。
中国の鉄道の駅の入り口には手荷物チェックの装置があります。長蛇の列。
プラットホームそばの待合スペース。足の踏み場もない。


人が多すぎます。異常。

どうやら新しい学期が間もなくスタートするので、
学生が地方から戻ってきたみたいです。


駅近くに着くと、携帯電話にこんなショートメッセージが着信していました。

北京駅管理処より、北京へのお越しを歓迎します。
夏のラッシュ期間は非常に混雑します。
正規のサービスを選んで、無用なトラブルを避けるようにしてください。
新入生のみなさんは駅の東側に無料送迎があります。


中国にいると、こういう管理側からの案内メッセージが自動的に着信します。
意外と助かります。

でも、北京駅、ひどすぎます。キャパシティ越えてますよ。
空港と同じように規制がかかる日が来るんでしょうか?



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