Made in CHINA by JAPAN-日本唯一の中国女性人材育成コーチ&トレーナーのブログ

中国でのコミュニケーション研修と日本でのマーケティングコーチの展開を綴る。手帳術セミナーもやってます。

「1日集中“敬語セミナー”」のご報告

2006-12-23 21:48:40 | 活動報告
今回は、日本語を使ってお仕事している
中国人スタッフの方たちが対象です。

やはりまずはお辞儀から。



恥ずかしがると、自然と首や肩から先に下がってしまいます。
腰から曲げるようにしましょうね。



今回もロールプレイをしています。
テーマは「お礼を述べる」。

二人組になって、どんな会話をするか相談中。




当然、敬語を使って、感謝の気持ちを表しましょう。





人気blogランキングへ





心で読むビジネス書

2006-12-22 19:30:28 | ブック・レビュー
先週、風邪にやられました。
いつも体の各所に症状が一巡しないと、完全に風邪が抜けない体質なので、
今もちょっと頭がぼーっとしています。

こういうときは理屈っぽい文章を読んでも頭が受け付けてくれません。
心が受け入れられるものじゃないと、ということで、
ダイエーCEOの林文子さんの本をご紹介。



「すべては『ありがとう』から始まる」
岩崎由美著・日経ビジネス人文庫


「いつも笑顔で」「自分から声をかける」
「会社を楽しい雰囲気にするよう考える」。

ごくごく当たり前なんですけど、
仕事、仕事って、近視眼的に向き合っていると、
こういうのができなくなるんですよねー。
できそうでできないことが日常的にできるってのが、
他人と差をつける秘訣なのよねー。


人気blogランキングへ





中国人のための1日集中敬語トレーニング

2006-12-14 22:25:25 | お知らせ
以前にも予告しましたが。
中国人向けのトレーニングをやります!

大人の日本語を身につけよう!
日本語を使って働く中国人スタッフのみなさんのための
1日集中”敬語”トレーニング

■日時:2006年12月23日(土)1時半~4時半(約3時間)
■場所:朝陽区 ※決定し次第ご連絡いたします。
■:受講料300元(一人)※領収書発行可
■対象:
 ①日本語検定1級を取得し、日本語を使って仕事をしている中国人の方
 ②敬語の使い方を見直したい日本人の方
■トレーニング内容:
 下記HPから、PDFで詳細をご覧いただけます。
 http://www.grandslam.com.cn/ps/

■お申し込み:
 タイトルに「敬語トレーニング」とお書きの上、
 「氏名」「所属(会社名・組織名)」「緊急連絡先」を記入して、
 メールにてお申し込み下さい。

E-mail:beijing_japanese@yahoo.co.jp

■締め切り::12月22日(金)

お申し込み、お待ちしてます!



人気blogランキングへ


部下のとらばーゆを、こんなに後押しできるだろうか?

2006-12-14 01:24:56 | 中国人とコミュニケート


この写真を見てピンとくる人は相当中国のテレビ通。
中国を代表するオーディション番組「超級女声」です。
実は、ワタクシ、今年のチャンピオン・尚雯婕(右から2番目)が大好きなんです。

なんでいきなりこんな話なのかと言うと、
先日、退職したい中国人を、「業務に支障が出るから」と言って説得する
日本人について書いた
ときに、
尚雯婕がどうして視聴者の支持を集めたかを思い出したからです。

彼女、もともとは上海にあるフランス系企業で
社長のアシスタント兼通訳として働いていたのですが、
超級女声の地方予選を勝ち抜いてしまい、
会社から休暇をもらってオーディションを継続。
その際、彼女の会社の女社長(この人がめちゃくちゃ美人!)が予選会場に駆けつけ、
マイクを握りステージに向かって応援メッセージを送ったことがあります。
その内容はというと。

「これ(オーディション)は、仕事か遊びかの区別ではない。
平凡な日常と偉大な夢の間の選択です」。

・・・中国人、こういうの好きそう・・・。

この社長の一言が功を奏し、彼女は人気が出て、
地方予選を突破したという経緯があったのです。

大事な部下に、オーディションで休暇を与えるのも大した話ですが、
さらに仕事以外の夢を後押しするなんて…
普通の日本企業じゃ、多分ありえない。。。


結局尚雯婕は、全国大会でさらに人気が出て、今年度チャンピオンに。
歌の道に進むため会社は退職しましたが、
その決断をするまで社長は彼女の辞職を保留していたそうです。

ステップアップのためのための転職なら、行って来い!って
送り出すくらいの思い切りがないといけないんですかね、この国は。



人気blogランキングへ


北京のとあるカフェにて思うこと。

2006-12-11 20:29:13 | 中国人とコミュニケート
ある日系企業から、
今までとはちょっとスタイルの違う研修が
できないかとのご要望がありました。
今、具体的に何をしようか構想中。

実は私、こういう構想作業はオフィスではできません。
自宅でも集中できません。
一番やる気になると思われるのが、カフェです。

自宅からちょっと離れたところにある大型のカフェ
北京にあるにしては比較的静か。
ネットが使えて、
午後出かけるとクッキーとフルーツのサービスがあるので、

今日は考えねば~という日は夜まで居ついてしまいます。

最近しばらく足が遠のいていたのですが、
先日久々行ったところ、ウェイトレスが
「最近顔を見ないと思ったんだけど、忙しかったの?」と。

びっくりしました、覚えてたんですね、私のこと。

北京に住む人は人懐っこいせいか、
こうしたことに遭遇する確率は日本にいるより多い気がします。
おまけにここは結構服務態度がいいんですよね。
だらだらしゃべっている従業員は見かけません。

高いお店でいいサービスに遇うと当然って思いますが、
リーズナブルなお店でいいサービスに出くわすと、感慨ひとしおです。

そう考えたら、だたのウエイトレスにできて、
頭のいい白領(ホワイトカラー)に
できないわけないと思うんですがね。

どんなカリキュラムで、変なプライドを捨てさせるか、
ここが頭の使いどころです。



中国人の日本語作文コンクール授賞式

2006-12-09 19:54:30 | お知らせ
北京外国語大学で行われた授賞式に行ってきました。

109校から1616作品が寄せられたそうです。
今回の最優秀作品は、
吉林大学の付暁璇さんの「壁を取り除きたい」。

当日は、付さんをはじめ、各賞の受賞者が表彰されました。
各作品は間もなく書籍として発売されます。

授賞式に続いて、毛沢東や周恩来の外交会談など、
長らく日中外交の舞台で通訳として活躍した、
劉徳有氏の日本語による特別講演が行われました。

日中どちらの文学にも造詣が深く、
中国のことわざをどのように日本語に訳すると腑に落ちるか、
逆に日本の俳句を中国語でいかに表現するかなど、


奥深い経験談が盛りだくさん。
いくら国を代表する通訳とはいえ、
母国語ではないにも拘わらず、あれだけ明瞭な発音で、
人を飽きさせずに講演できるのだと思うと、
日本人、ちょっと考えないといけませんよ!(自分も含め)

しばらくぶりで、段躍中さんにもお目にかかれました。

カメラを忘れて、写真がありません。。。ごめんなさい。
でも、楽しい一日でした。


人気blogランキングへ


ホテルの常識、北京の奇跡?

2006-12-04 12:24:19 | 中国人とコミュニケート
携帯電話をなくしました・・・一時的に。
一時的、というのは、なくした携帯が戻ってきたからです。

周囲からは「中国では奇跡に近い」と言われました。
確かに、誰かにどこか持っていかれて売り払われてサヨウナラ・・・
ですよね、普通。

なくしたのは、北京市内の五つ星ホテルのレストラン。
日本からのゲストと一緒に食事をしていて、
テーブルの上に置いておいたまま店を出てしまったのです。

でも、あのレストランでなくしたなら、出てくるかもしれない!と思っていました。
なにしろ席を離れて1分もしないうちに、
テーブルに置いたナプキンはきちんとたたまれているし、
宿泊者の名前を聞いただけで部屋番号は暗記しているし。

誰かが盗むなんてあり得ない!っていう確信がありました。

以前、別の五つ星ホテルで、
携帯のバッテリーを部屋に忘れて翌日問い合わせたら、
「ない」と一言で片付けられたことがあります。
そこは名前と建物は立派でしたが、サービスはだめでした。
そんな経験があったから今回は、感激ひとしお。

あのホテルで働いている従業員は多分どこへ行っても通用すると思います。
またその人材をキープするために、
このホテルは相当お金を投入しているのでしょう。



人気blogランキングへ


説得の仕方を間違えていると思うとき。

2006-12-02 21:25:41 | 中国人とコミュニケート
人を説得するには、相手が問題にしている部分をクリアにして、
不安を取りのぞかなければ、達成困難です。


よく日本人は、重要な誰かが会社を辞めようとすると引きとめに掛かりますが、
説得の仕方を間違えていると思うことがままあります。

「今抜けられると業務に支障が出る」
「会社を思う気持ちがあるなら、もうしばらく待って欲しい」。


こう言っても、会社を辞めたい中国人スタッフは残ってくれないでしょう。
なぜなら自分が辞めたい理由と、説得の材料がまったくかみ合っていないから。
スタッフの要求を転嫁しているのですから、
むしろ心が離れる可能性の方が高いでしょうね。

なぜこの人は辞めたいと思うのか、
辞めたい原因を会社はどうやって改善するのか、
その条件なら残るのか否か。

本来話し合うべきなのはこの点のはずです。

辞める理由は、その会社の問題点と表裏一体です。
それに向かい合わなかったら、
代わりにどんな優秀なスタッフが入ってきても、結果は同じです。


人気blogランキングへ