担任の先生の手紙から。
「各家庭の冬休みの生活の様子に
”やりなさい と言ってもなかなか(やらない)”
”やめなさい と言ってもなかなか(やめない)”という便りがありました。
世の中は自分の思うようには動いてくれない、自分中心ではない。
そんな現実を子ども達に理解させることは、とても難しいことです。
すごく狭い”世の中”が家庭です。
その中で比較的自由にできていると、”自分中心で世の中が動いている”と
勘違いしてしまう子も多くいるようです。
子ども達にとって、家庭での生活が社会生活を営むための基盤です。
家での約束や決まりが守れないと、広い世界(学校、学童、登校班...その他家庭外)での
約束は 守れないのでは と思います。
「やめなさい」が、何故やめなければならないのか。
「やりなさい」が、何故しなければならないのか。
をきちんと話し、”やる”ことや”やめる”ことの理由をしっかり理解させることが必要です。
それを理解させても自分で欲求を抑え、指示に従うことができるかどうかは
難しいことですが...。
自分中心では世の中は動いてくれないのですから
自分が世の中に合わせるにはどうすれば良いかを気づかせるために 根気強く話し
指示が聞けるようにすることが大切ではないかと思います。」
バンビは、素直なところもあるので 比較的親の言うことは聞く方じゃないかと思う。
手前味噌だけど、小さい頃から「ペアレント・トレーニング」も実践してるから
まぁ、指示は入りやすくなってはいて
他のお母さんから「バンビくんはいいね。偉いね。」と言われることも多い。
それでももちろん、時にはまったく言うことを聞かずにイライラさせられることはある。
(ってか、日常茶飯事。)
何故、やらなければいけないのか(あるいは やめなければいけないのか)を
子ども相手に説くことは、確かに根気がいる。
でもそれを教えていくのは ”親がしなければならないこと”なんだろうな。
いつも書いてることだけど、健常児は自分で気づく力があるからまだいいんだよね。
親がとにかく「やりなさい。」「やめなさい。」だけでも
何故そう言われるのかを 自分で理解する力がついてくる。
(だからって、それに従えるかどうかは また別の問題として...)
でも、この子達はやっぱりそういう力は弱い。
「何故」の部分をわかるまで噛み砕いて教えていく必要がある。
これも何度か書いているけど、親の指示に従えない子は他人の指示にも従えない と思う。
健常児は 親には反発して従わなくても、他人の(指示を受けるべき人の)指示には
従わなくてはいけないことは ちゃんと理解できるだろうからいいんだけど。
先生の書いてるとおり、障害児で自分が世界の中心と勘違いしてしまった子は
我が儘放題、親さえも振り回し
将来先生をはじめ、他人の指示にも従わない(従えない)人になりそう。
それを「言っても聞かないのよ。頑固で困るわ。」で済ませていたら
将来辛い思いをするのは 親である自分であり、何より子ども本人なんじゃないかな。
だから確かに面倒だけど、でも親は怠けてはいけない。
子どもを変えるにはまず親が変わらなくては。
先生が本当に言いたいことも、実はそういうことなんじゃないんだろうか。
(立場上そうは言えないんだろうけど)
と 思ったりする。
メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp
「各家庭の冬休みの生活の様子に
”やりなさい と言ってもなかなか(やらない)”
”やめなさい と言ってもなかなか(やめない)”という便りがありました。
世の中は自分の思うようには動いてくれない、自分中心ではない。
そんな現実を子ども達に理解させることは、とても難しいことです。
すごく狭い”世の中”が家庭です。
その中で比較的自由にできていると、”自分中心で世の中が動いている”と
勘違いしてしまう子も多くいるようです。
子ども達にとって、家庭での生活が社会生活を営むための基盤です。
家での約束や決まりが守れないと、広い世界(学校、学童、登校班...その他家庭外)での
約束は 守れないのでは と思います。
「やめなさい」が、何故やめなければならないのか。
「やりなさい」が、何故しなければならないのか。
をきちんと話し、”やる”ことや”やめる”ことの理由をしっかり理解させることが必要です。
それを理解させても自分で欲求を抑え、指示に従うことができるかどうかは
難しいことですが...。
自分中心では世の中は動いてくれないのですから
自分が世の中に合わせるにはどうすれば良いかを気づかせるために 根気強く話し
指示が聞けるようにすることが大切ではないかと思います。」
バンビは、素直なところもあるので 比較的親の言うことは聞く方じゃないかと思う。
手前味噌だけど、小さい頃から「ペアレント・トレーニング」も実践してるから
まぁ、指示は入りやすくなってはいて
他のお母さんから「バンビくんはいいね。偉いね。」と言われることも多い。
それでももちろん、時にはまったく言うことを聞かずにイライラさせられることはある。
(ってか、日常茶飯事。)
何故、やらなければいけないのか(あるいは やめなければいけないのか)を
子ども相手に説くことは、確かに根気がいる。
でもそれを教えていくのは ”親がしなければならないこと”なんだろうな。
いつも書いてることだけど、健常児は自分で気づく力があるからまだいいんだよね。
親がとにかく「やりなさい。」「やめなさい。」だけでも
何故そう言われるのかを 自分で理解する力がついてくる。
(だからって、それに従えるかどうかは また別の問題として...)
でも、この子達はやっぱりそういう力は弱い。
「何故」の部分をわかるまで噛み砕いて教えていく必要がある。
これも何度か書いているけど、親の指示に従えない子は他人の指示にも従えない と思う。
健常児は 親には反発して従わなくても、他人の(指示を受けるべき人の)指示には
従わなくてはいけないことは ちゃんと理解できるだろうからいいんだけど。
先生の書いてるとおり、障害児で自分が世界の中心と勘違いしてしまった子は
我が儘放題、親さえも振り回し
将来先生をはじめ、他人の指示にも従わない(従えない)人になりそう。
それを「言っても聞かないのよ。頑固で困るわ。」で済ませていたら
将来辛い思いをするのは 親である自分であり、何より子ども本人なんじゃないかな。
だから確かに面倒だけど、でも親は怠けてはいけない。
子どもを変えるにはまず親が変わらなくては。
先生が本当に言いたいことも、実はそういうことなんじゃないんだろうか。
(立場上そうは言えないんだろうけど)
と 思ったりする。
メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp