無伴奏チェロ組曲と言うとあまりにも有名ですね。
数年前から「この無伴奏チェロ組曲の演奏のしかたが好きでたまらない」
という方のCDを聴いていたんですが、
先日、その演奏をお聴きする機会に恵まれました。
CDも良いですがやはり実際に聴くともっと良いですね。(と、当然のことを興奮して語りたいのです♪)
演奏者は津留崎直紀さん。
30人ほどのお客さまのコンサートでした。
音楽を聴くときって、聴く人のコンディションや感情により、
色んな風に聞こえるから、「好み」はそれぞれに有るでしょう。
ここから先は、だから私の好みであって、
読む人によっては、え、そんなこと?と思われるかもしれない部分。
とにかくこの無伴奏チェロ組曲第1番の
プレリュード。その出だし部分の、「ソレラソラレラレ」と
22小節目ト23小説目にまたがる一拍の「レ」の響き。
これに惚れました。
とてもここちよいのです。
おけいこ曲にもなっているから弾いた方は大勢おいででしょうね。
バッハの楽譜は、見たところ単調です。
でも弾くとけっこう弾きにくい様に思います。
そうだ、出だしの「ソレラ」はスラーなんですね~♪
え。そんなところに感慨?って(笑)
このスラーの3音、いろいろな方の演奏を聴いてみると
それぞれ個性が大きく出ています。これからどう弾きたいか、
が、もうここで示されているような気もしました。
(いつからそういう生意気な事が言えるようになったんだか私。
・・・笑ってやってくださいませ。あ、ほほえましく、お願い致します。m(__)m)
そして、22~23小節にかけての「レ」の呼及が、とても好きです。
そして「ソレラ」の呼吸(これ、あれ、それ、の「それら」ではないよ。)と、
この1音目の音の心地よさを堪能しました。(一瞬なんですけどね、だいじに思う)
津留崎崎直紀さんのCD視聴はこちら→
バッハ無伴奏チェロ組曲全6曲 ライヴ録音CD
(直リンクになってしまいましたか。m(__)m・・・。)
因みに楽譜はこちらのサイトで見られました→
チェロ初心者絵日記*別館*無料楽譜:楽譜おきば
(再配布など禁止ですので直接このお方のHPでご覧くださいませ。)
おしつけがましくてもなんでも
とにかく私は書いて満足しましたー
呼んでくだされたお方に感謝いたします。