My violin & My life/ Life is a Bumpy road

スタートラインはいつもそこにある!
Life is Impermanent.

小倉山

2015年11月17日 | お茶のおけいこ
明日バイオリンのレッスンなので、遠出のお茶のお稽古に行くのはやめようと、、思いましたが、行きました。
三ヶ月ぶり。
風炉から炉に変わっておりました。

わりと上のお点前を稽古しておられる方々と一緒なので、なにかと興味深いです。私も一応やってもいいことにはなっていますが、長く休んでいたことだし、おとなしく濃茶の平手前をしました。
風炉のあいだ唐物扱いをしていましたが、なんとなく今日は文林茶入れを出してくださいとはいえず。

他の方々は、萩焼の肩衝の茶入れで、「拝領茶碗」のお点前などしておられたので、それをそのまま使うことにしました。
萩焼を使いたい気分でもありました。

お稽古メニューを作ろうかな。みんながやっているのをするのが良いか、違うのが良いかな?唐物でいこうかな。同じじゃない方が面白いかも。(てきとう。)

拝見のお道具が戻ると問答がありますが、
お稽古のときには茶杓の銘などに好きな名前をつけてお答えします。
これ、うっかり何も考えていないで行くとしどろもどろになりますね。
今の季節、今日の雰囲気にジャストミートが望まれます。^^;
私はあまりうまくいきませんが。

それでも今日は考えて、
「小倉山」にしてみたんですけどね。
少し早かったのかな。反応は薄かった。

紅葉をあらわす秋らしい言葉に
小倉山がつかわれるようです。

歌に詠まれていることから連想する、共通の何か。合言葉のような感じですね。

以下
学研全訳古語辞典 学研教育出版
より抜粋コピペします。
http://kobun.weblio.jp/content/%E3%82%92%E3%81%90%E3%82%89%E3%82%84%E3%81%BE

をぐらやま…
分類和歌
「小倉山あらしの風の寒ければ紅葉(もみぢ)の錦着ぬ人ぞなき」
出典大鏡 頼忠・藤原公任(ふぢはらのきんたふ)
[訳] 小倉山や嵐山(あらしやま)から吹き下ろす山風が寒いので、紅葉の落ち葉が人々の衣に散りかかって、錦の衣を着ない人はだれもいないことだ。
鑑賞「紅葉の錦」は、衣に散りかかった色とりどりの紅葉を、精巧な色模様を織りだした美しい絹織物に見立てた表現。「小倉山」は紅葉の名所。「あらし」は山を吹く強い風の意と嵐山をかける。

ううむ。風に紅葉が散らされて、はらはらと人の体に落ち葉がかかるとき、
鮮やかな色が着物の柄のように見えたのですね。
うつくしいー(^^)
錦の衣を着たような、という華やかさ。

小倉山を詠んだ和歌はたくさんありますね。百人一首しかり。
私はこの大鏡の藤原公任さんの歌が好きです。

当地は紅葉より黄葉の木々が多いので、華やかさを感じることはないです。

小倉山の繊細な景色に思い馳せますね。

小倉山も良いですが、そういえば学生時代に伯母に誘われて歩いた鞍馬山の紅葉を思い出しました。
ちょっと歩くのがきつかったけれど、立ち止まり振り返ったとき、眼下に広がる色とりどりの紅葉。圧巻でした。
小倉山より印象はお派手だったかもしれません。

そしてこちらはもう冬支度です。

11月3日に参加したフットパスにて撮影。

鹿の足跡がありました。
どれが?って感じですが。^^;教えていただきました。w

おっとバイオリン練習せねば。



コメント
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