バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

ノスタルジー

2017年03月30日 | Weblog
昨日、随分と久しぶりの場所を通り橋を渡った。橋の上、川と土手を見下ろした瞬間、突然古い古いもう半世紀も前の能天気な自分を思い出した。50年前、川原をこの橋の下をめざしてなんだか意気揚々と歩いていたこと。季節も今頃、春休みの午前中だ。揚ひばりが鳴いて、また少しつぼみの多い菜の花にモンシロチョウが頼りなく飛んで、ボクといえば一度もその糸を川に垂らしたことのないおもちゃの竹の釣竿を肩に担げて、なんだかこの上なく気持ちよく春の風と太陽をあびて橋をめざして歩いていた。何がそんなにうれしかったのか…、でもとにかくとてつもなく幸せな気分で歩いていたことをくっきりと思い出した。あれから幾星霜、バースくんの能天気だけは変わりない。
そんなこどもの頃に学校で教わったのは「国民主権」ということだった。でも世間を、報道を見ていると、どうやら安倍主権ということになっているようだ。ウーンと落ち込むことしか出来ない。あのうららかな春の気分は、もう二度と帰ってこないのだかろうか。「未来は明るいと信じることが正しい」とはいつも念じていることだけれど、なかなかこの状況で明るい未来を思い描くことは難しい。
近頃は以前に読んだ本を再読することが多い。ようやく内田幹樹の作品も電子書籍となり、また読み始めた。でもこれはノスタルジーではない。この人のものは新しくなくても、読むと気分が高揚する。航空小説だからというわけではないけれど、なんだか世間が広くなる感じがするのだ。
(もしもーーしバースくん、なんだか年寄り臭くのんびりしてるけれど、月末ですよ!!お仕事してくださーーい)おーっと、そうだった。でんでんが何を言おうと関係ない!!ボクはボクの目の前の仕事を一つずつ片付けなくてはね!ではでは今日も元気に出発進行!!鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取