バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

今年の・・・

2015年11月30日 | Weblog
11月12月ともなれば「今年の10大ニュース」とか「今年の流行語」だとか「今年の一文字」だの、そこいらじゅうで「今年の…」が連発だ。今朝は「年間本ランキング」なんていうのが朝刊にあった。その一位が「火花」だってうんそれはまあそうだろうと納得したのだが、本も2位以降のものとか他のランキング結果をみていると、なんかしっくりこないのはバースくんだけだろうか。以前はうんうんやっぱりトップはこれだ!と大いにうなづくものがあったけれど、今はへーっそういうのが流行ったんだーと言う感じのものが多い。それはたぶん時代の多様性なんだと思う。みんなが一緒のものを見たり聞いたりする機会が激減しているんだろう。各々がそれぞれの世界を持っているから、なにか一つを祀り上げるということはない。子供の頃なんて、絶対その年のレコード大賞なんて秋から予測できたもんね。だって大人も子供も、猫も杓子も、いたるところでその歌が流れ歌われるんだもん誰にだってわかったよ。
そんなもう「今年の…」はお飾りで、実際に万人がうなづくことのできるものはないと思っていた矢先、ありました!!みんなが思っていること、ボクも体験してきた。それはインフルエンザの予防接種だ。
注射は別に苦手でもなんでもないけど、インフルエンザの注射だけは痛いと毎年思っていた。そして今年「インフルエンザの注射って最後の一押しっていうか、あと少しの注射液を入れるとき痛いですよねぇー」と注射の最中に先生に言うと「そうだね、インフルエンザは痛いかも」とおっしゃった瞬間、猛烈に痛くなって注射は終わった。「本当に痛かったー」とボクが言うと「今年のインフルエンザは例年になく痛い!!とみんながおっしゃいますよ」と先生が言われるではないか!なんと、やっぱり今年は格別に痛いのかぁーーー。
ペットボトルのキャップやポーションのふたが注射あとが痛くて開けられない、恐るべしインフルエンザワクチン!!「今年の注射は痛い」けれど、皆さん早目の接種をしてください!!鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

入ってくる人、来ない人

2015年11月27日 | Weblog
京都南座に歌舞伎の顔見世興行のまねき看板が揚がったというニュース。そりゃ寒くなるわけだ。風物詩とはよくいったもの、このニュースを見ると途端に今年の残りの日数が気になってくる。
今年は四代目襲名披露の中村鴈治郎のまねきが掲げられ、隣には人間国宝の坂田藤十郎、その映像を見てふっと錯覚を起こす。バースくんにとっての中村鴈治郎はどうしても先々代だ。そうわかりやすく言えば中村玉緒の父上。そして当代の坂田藤十郎はいつまでたっても中村扇雀だ。そう奥様は扇千景。
歌舞伎役者は襲名をすると不思議に一回り大きくなる。皆その大名跡に恥じぬようという思いから一層の研鑽に励むからだろう。観客はこれがうれしいし、襲名の口上なんて見た日にはめでたいといったらない。来月の京都もさぞかし華やかでおめでたい舞台になるだろう。舞妓ちゃんはかんざしにどの役者の名前を書いてもらうんだろうか。
話戻ってこの襲名、ボクにはすっとその継いだ名前が入ってくる人と来ない人がある。今回の四代目襲名披露中村鴈治郎は入ってこない人ということ。おじいちゃんが鴈治郎で、お父さんが扇雀で、四代目はボクの中ではいつまでたっても翫雀、へたをすると智太郎だ。
先年亡くなった勘三郎もなかなか入ってこなかった。けれど勘太郎の勘九郎襲名はすっと入ってきた。同じくまねきに揚がっている新之助が市川海老蔵になったときもすっと入ってきた。もうお一人、孝夫から片岡仁左衛門の襲名もすんなり受け入れることができた。このボクの中での二極化は何が原因なのだろう。まあそんなことはどうでもいいか。
チョンチョンと拍子木の音、きのねが聞こえてくるようだ。さあいよいよ年末!!がんばるしかないねぇー。舞台は年末のNHKの舞台中継を楽しみに待つしかないか…鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

53年

2015年11月26日 | Weblog
明け方結構ずっしりはっきりした夢を見て、目が覚めてもしばらく呆然として、今日は一日が始まった。そんなぼーっとしていたこともあったのか、立ったまま靴下を履こうとしたら後ろに転倒した。あわや机の角に頭を打ちそうになって肝が冷えた。靴下履いてケガをしたのでは格好悪すぎる。(だからもうバースくんは老化現象が進んでいるんだよ。気をつけて!!)そして取り込んだ朝刊の今日の運勢には「短気は損気」と書いてあって、えっ?!ボクにだけ向けて書いてあるのとまで感じて、気を引き締めて朝食の支度にかかる。なのに今日に限って卵焼きが左が少し細いいびつなものになってしまった。そんなつまらないことにさえ、夢からずーっと何かを引きずっていて凹む。
そうこうするうちにスマホの充電が終わり、メールをチェックしようとしたらデータ通信がつながらない。ツイッターもFBもラジオも駄目。そりゃそうだ、まずデータ通信のアイコンが表示されいないのだから。朝のドタバタもあるし、ドコモの通信障害が起きているのだろうと時間をおくことにして放っておいた。
さて出勤して今一度スマホを見てもアイコンは復帰していない。むむむとPCでドコモの通信障害を調べたら、どこもそんな事象はないとのこと。えーーっボク一人の通信障害?!とあわてて電話をする。サポートのお兄さんのやさしいご教示で通信は復活。ただしどうしてそうなったのかはわかりませんと言われた。
というふうに、起きてから数時間でも様々などうでもいいことに振り回されるのが生活というものだ。原節子さん死去のニュース、自宅に引きこもり人前に出られなかった年数はなんと53年。その時間はどんなだったろうと思いを馳せる。どうでもいいことに振り回され、それを笑い飛ばせることはあったのだろうか。人と関わらずにいることはとても難しく、そして強固な心がなければ無理だ。それを貫き通された思いを支えたものは何だったんだろう。ボクが好きな原節子さんの映画は「秋日和」だ鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

だいじょうぶかぁ~

2015年11月25日 | Weblog
帰社して事務所のポストを開けたら数通の封書。1通はDM、1通は請求書、ポストインされたレストランのチラシ、1通は仕事の資料、そしてセル窓付きの長3のクラフト封筒、もうちらっとそれが見えるだけでもうんざりする。役所関係の書類だ。見ると封筒前面に赤文字で「法人番号指定通知書在中」とあり、ご丁寧に赤枠で囲ってある。おやぁーー???法人番号は簡易書留ぢゃないのか。こんなに普通の郵便物と一緒に届くんだ。マイナンバーを預かる親の番号になるのにね、あまりに簡単に通知されて、どっかものすごい大きな会社と番号がかぶっていて、そちら様が全部税金を支払ってくださったらなぁーなんてあつかましいこと考えたりするほど、なんか扱い方が簡単すぎ!!
そして要のマイナンバーが、バースくんにはまだ届かない。ニュースを見ていたら全部配達完了は12月にずれこむというから、えーーっと思っていたら自宅に赤い不在伝票が入っていてようやく数日後には届くことになった。このマイナンバー、意義が今ひとつわからないまま、ボクの作業の手だけは十二分に煩わせてくれる。現に年末調整関係の書類には個々の名前の下にマイナンバーを記入しなければならないし、またそれをお預けする税理士事務所とも厳守のお約束を交わさなければならない。っていうか、まず社員をはじめその家族のマイナンバーを教えてもらう作業と、それを大切に保管する義務が発生する。どれだけ困らせるんだ!マイナンバー!!!
ことほど左様に大仰なわりには、先に届いた方の見ると「これですか?!」というほど簡単なもの。だいじょうぶかぁ~、いいのかこれで?!これで一体何人の人が顔写真とともに本カードを申請するのだろうか?!もう?????と!!!!!どちらも5つ連続だよ。
こんなことしないで、これにかかった経費を軽減税のほうに回していただいたらよかったのに鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

当てられ?!抜かれて?!

2015年11月24日 | Weblog
3連休が終わった。土曜日と日曜日は動けるだけ動いたので、昨日月曜日はテレビっ子になると決めた。
朝一番は芥川賞作家又吉氏のインタビュー。ふるさとを映すシーンに、ボクが幼稚園のお迎えバスを待ったところがあって懐かしかった。それはさておきインタビューの内容は、一言であー芥川賞を貰う人だ、どうころんでも直木賞ではないということ。確固たる自分のものさしと世界観で内省していくタイプの人。なるほどこれは太宰好きだろうなぁーという感想。
そして朝から大好きな「サラメシ」が勤労感謝の日スペシャルバージョンをやっていてゴキゲン!続けて録画をやっつけていくことにした。
まずは女優の岸恵子のドキュメント。岸が書いた小説「わりなき恋」を、自分で脚本にし朗読劇で公演したのをカメラが追ったものだ。華奢な83歳が頭を上げ胸をはってやってゆく姿と、折々箇所箇所に垣間見える老いという現実。素敵とか感動ではなく、生きるということを見せられた番組だった。見終わって呆然とし、もう一度観た。2回観ても呆然。よくも悪くも毒気に当てられた。
続いて観たのが、瀬戸内寂聴のドキュメント。こちらは闘病を含めての500日を密着したもの。93歳にして病と老いを抱えつつ、くるくると感情が動いていく様は岸の生に対して、死を考えさせられるものだった。これも唖然。毒気を抜かれた。
2つの番組でけっこうヘロヘロになったところに、認知症でもやってゆけるんだというドラマとドキュメントで構成された番組。少し脚本が甘くて、せっかく出演されているご本人の意向がもう少し反映されてもよかったかなという感じ。
そしてボクが最後に選んだのは大好きな綾瀬はるかの映画「万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-」だった。ありえなーーい!!展開なんだけど、乗せられて手に汗握って観ていた。でもメロメロのボクは最後まで見られなかった。あーっあの続きはどうなっているんだろう。それが不完全燃焼で雨の火曜日、ちょっとエンジンのかかりが悪いままスタートだ鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

はっ?!ホント?!

2015年11月20日 | Weblog
侍ジャパンの大谷君、よかったねぇー。すんばらしかった!!ズバズバ三振取って7回1安打無失点で交代。うん3点もらってるし、ここいらでチャチャッとお風呂に入っちゃうかとバースくんはテレビの前を離れた。上手くいくと勝利監督インタビューに間に合うかもしれないなんて思いながら…。
そしてさっとテレビ前に戻ったら、ゲームは9回表、えっ?何があったという展開にびっくりするまもなく押し出しぃぃぃぃーで1点。そしてえっ!!わっ!!はっ!!で逆転された凹。まるで我がチームの試合を見ているような既視感さえ覚え、そうだよ3点差なんてワンチャンスでひっくり返されるんだよと自分に言い聞かせる。ちなみにタイガースは相手に3点差でもつけられようものなら、ひっくり返すなんてほぼ無理!だって4点取らなきゃ勝てないでしょ、というあきらめムードをむんむん醸し出すからね。9回裏の攻撃を見るのはつらかった。「何で大谷を交代させたかなぁー」と負けたときの決まり文句をやっぱり言ってしまう情けなさ。あーでも韓国には勝って欲しかったーー。
そもそも昨日は宵の口から、はっ?!ホント?!があって、それでなくても凹んでいたのに、野球の結果までが追い討ちをかけてくれた。
話は前日のブログから続くのだ。「あー、はいはい、封筒を入れ忘れていたいうことですね。そちらの名前と住所と生年月日を言ってください。送っときますよ」とだけ言った役所の封書が帰宅したら届いていた。開けてびっくりぽん、返信封筒が一枚無造作に入れられていただけ、それ以上の説明も何もない。はっ?!これにただ通帳のコピーを入れるだけで話は通じるのか?と思いつつとりあえずコピーを入れて封をしようとしたら、封筒の表ににチェック欄の箱がある。「封筒の中に入っていますか?」とあり、申請書・口座番号等々と書いてある。はっ?!申請書なんてどこにもないんですけど…結局コピーを一枚入れて今朝投函しましたとさ。後は知らない鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

一番怪しいよ!!

2015年11月19日 | Weblog
帰宅したらポストに一通の手紙。セルつき窓封筒(中の書類に書いてある住所が見えるあれね)の、まさしくセル窓に適当にこれで当てはまるだろうという目算フリーハンドで切られた白い紙が貼ってある。それには手書きでお世辞にも、このバースくんとも比べても上手とはいえない文字でボク宛の住所がぐちゃぐちゃとあった。思わず何?誰?と見たら、役所からのものだった。
なかなか不審な感じの封筒を開けたら、還付金があるので通帳の口座をコピーして送れというものだった。いや急に口座番号を知らせろといわれても、そもそも何で還付金が発生したかの説明もない。当然額面の記入もない。通知書面には宛名もない。ただ口座番号を知らせろと、そのコピーを同封した返信封筒に入れろとあるのだが、その返信封筒が入っていない。???と書面をもう一度読み直したら、一番最後に問い合わせの電話番号があった。とりあえずかけてみる。何度かけても話中だ。
一体これは何なんだ?!と今一度封筒を見る、とびっしり封筒の裏面に「振込め詐欺」や「個人情報の詐欺」に注意しろとくどくどと書いてあるではないか!!不審だと思ったら役所か警察に連絡しろとまで書いてある。じゃあぁ、その役所本人から怪しい手紙をもらったボクは、一体どこに相談したらいいんだろうかということになるぢゃないか。本当に警察に電話をしてしまおうかと思ったぐらいだ。
とりあえず一晩おいて、翌朝また電話をかけてみることにした。今度は呼び出し音が10回鳴っても出でこない。えーーっ大丈夫かと18まで数えたら「はい」とだけ言って電話はつながった。(はいじゃなくて、君は一体どこのどなたですか?名を名乗っていただきたい)と思いつつ、不審な手紙についての問い合わせをすると…
「あー、はいはい、封筒を入れ忘れていたいうことですね。そちらの名前と住所と生年月日を言ってください。送っときますよ」とだけ。瞬間湯沸かし器スイッチ入りました凹鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

おばあちゃんにならなくても…

2015年11月18日 | Weblog
ディスコで疲れるほど踊った娘、部屋の電気はまだ裸電球だった。夢を追いかけ東京に行くという彼氏に一度は着いて行けないと思うけれど、それでもやっぱり行くことにした。ひかり32号に乗って立教大学の近くの小さな部屋に住む。なれどそんな情熱だけで走った生活は上手くいくはずもなく、娘は呼び戻される手紙もありまたふるさとに戻る。そして互いに違うパートーナーに出会い、彼氏は東京で夢を叶え、彼女は子供を生む。
ピンときた方、バースくんと同じ時代に生きた人、そうこれは36年前のBOROの「大阪で生まれた女」の歌詞のあらすじだ。よく耳にする部分は4番から6番。あらすじの通り歌うと18番まであるのだ。ボクもフルセットバージョンで聞いたのは2回だけだ。全部聞いたときに思ったのは、うん4番から6番だけで思いは十分に伝わる。18番全部では説明のしすぎ、語りすぎ、歌という手段で表現するものではないなということだった。だからボクはCDで聞く「大阪で生まれた女」は大好きだ。
それがなんと19番が出来たというテレビのニュース。えーーーっ、もういいでしょう。これ以上どうするよと思っていたら、あれから36年たった、娘がおばあちゃんになって娘の家族と大阪の町を歩いていた。うーーーん、歌が流れる。画面の下に歌詞がテロップで読める。18番と19番の間に流れた36年をふっと思った。ボク自身にも同じだけの時が流れてるわけで…。歌詞の中で「悲しみを乗り越えるのは笑うことやね」とあって、うんうんそうだそうだと素直に思ったけれど、結論19番はいらなかったというのが正直なところかな。
やっぱり「大阪で生まれた女やけど、あなたに着いていこうと決めた」その瞬間の娘が、ボクの中で永遠であればいいなと思うのだ。涙もしがらみもいろいろなことを振り切って、一つことを顔を上げて決心するちょっと雄々しいほどの娘は歳とらないほうがやっぱりいいな鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

異次元

2015年11月17日 | Weblog
もう我がチームの選手が一人も出ていないから寂しいとか、なんだかなぁーとか拗ねたようなことは言わない。すごいぞ侍ジャパン!!
考えれば当たり前なのだ。現役で、若くて強い選手でチームを結成して出ていくわけだから、やってくれるのは当然ということなんだろう。そうなんだけれど、見ていると違うのだ。どの選手も我がチームの敵方と認識し、顔なじみの人ばかりなんだけれど、全員別人のように思えるのはバースくんだけか?!ユニフォームが違うからか?そんな程度のことではない。
昨夜のマエケンも、ボクの知っているマエケンと少し違った。そもそもなんでボクがマエケンが好きかというと、彼が野球が好きで常にその野球に正対してがんばっているエネルギーに溢れているからだ。見ているこちらまでに伝染してくる勢いが好きなのだ。それが昨日はもう半端なかったのだ。異次元に行ってしまったと、大仰に叫びたいくらいだった。投手交替ののちベンチで大谷と何やら話しこむ姿がテレビに映ったとき、聞こえもしないのに画面に耳をそばだてたくらいだ。
どの選手もいつもと違うエネルギーを溢れんばかりにして、ゲームに臨んでいる。それが連勝を呼んでいるのは間違いないだろう。自分のチームのときとは違う開放感が選手にあるのではないだろうか。好きなんだよ野球!!という気持ちだけで試合をしていいのだ。全員がそんな熱い情熱だけでゲームをする。これで勝たなきゃどうするよ!!っていうことだろう。
さてここまできたら、今度は少し日の丸がのしかかってくるかもしれない。で次の準決勝は日本で相手は韓国、うーん頑張るしかないでしょ!!今の君たちになら出来る!!異次元に行っている君たちなら、今の君たちなら怖いものはない!!
よしっ!!行こう(どこへ?!まずは仕事しなさい!!)はぁーーーーい鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

邂逅

2015年11月16日 | Weblog
それは土曜の昼下がり、おやつ時分も過ぎた頃のティールーム。まだ空いている席はなかったけれど、店頭の待合席の先頭に座った。ボクの次に座った方の手には「平成中村座」のパンフレットが!!あーうらやましいと、ちらちらと見つめてしまう。そしてそして、あのときの同じ行動に出たバースくん。(どのとき?!)声かけるなんてとんでもないよねと言った次の瞬間、山本昌投手に「がんばってください!!」と大きく手を振ったあれだよ。
突然身体を横に向けて「ご覧になったんですか?中村座」と声を出してしまった。相手の方がびっくりしてボクを不審者みたいに思ったらどうしようなんて懸念は、声に出してから一瞬頭をよぎったが時すでに遅しだった。でもうれしいことには相手の人は「はい、良かったですよー」と機嫌よくお返事をくださったばかりか、いろいろと話してくださる。
「お出かけになるなら昼の部がいいですよ。演目の最後が「狐狸狐狸ばなし」だったから明るい気分で帰れます」と言われるので「そうですね、打ち出しは明るい芝居のほうがね」と応えると「夜の部が俊寛なんですよ。いい芝居ですけどね」というお話の最後にかぶぜるように「わかります、わかりますその気持ち」と言ってしまうボク。
「わかるでしょうー」バ=「いい芝居ですけど、なんかまだ先に亡くなった勘三郎を思い出してしまいますしね。下手をすると大方20年ぐらい前の硫黄島で演ったときのことまで思い出しますからね」「そうそうあの雨のね」バ=「もっと言えば先々代の勘三郎の伸ばした手まで思い出しますよ」「うんうん、そうですねー」ととても話が盛り上がった。どちらにも連れがいたのに、いつしか置き去りして話に熱中していたら「どうぞ、お席にご案内します」とお姉さんの声。ボクらは「お先に」と席を立った。
いやー楽しかった!!なかなかあそこまで突っ込んで歌舞伎の話を劇場以外で出来ることはない。まさしくどこのどなたかはわからないけど「邂逅」とはこういうことだと思った週末鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取