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あすなろ経絡指圧療院 鳳本通商店街

指圧とわかりやすい東洋医学の話

虚虚実実。

2011-12-05 13:22:30 | Weblog
 あすなろ経絡指圧~電話:072-271-6551。
〒593-8324
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あすなろには実際の治療のやり方の写真も含む
料金表を含む経絡指圧整気療法に関する資料がありますので
詳しくはあすなろまでどうぞ。
{明日のために今日経絡指圧}

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   ≪東洋哲学と医学から見た人間≫


「鍼灸や指圧」の話に入ってますが
“弁証と治療”というお話です。


   8. 違った視点で病気を診る
東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
独特なプロセスを辿る弁証論治(べんしょうろんじ)のお話です。
“衛気営血(えきえいけつ)弁証”です。

さて病邪が少し体表面から中へ進入していきますと
気分という部軍になります。
症状としては裏証の段階ですね。
この段階を中焦病といいます。
ですがやはり体では正気と邪気が激しく戦いをしています。
東洋医学では邪正闘争といわれる状態です。
正気とは体を守ろうとする気である人の体力です。
高い熱とおしっこに色がついている。
あるいは、のどの渇きなどです。

このときの経絡異常は足の第2番目の指から
足前面、体前面に上がるやつと
手の一刺し指から腕外側を顔に向かって上がるやつです。
経絡的にはこの辺りから脾胃(お腹の部分)にかけて邪気があふれていることになります。

ところでちょっとおもろい話を一つしましょ。
このブログでは「虚実」ということをよく書いています。
これはとても重要な概念なんですが
特に先に“実”の発見はまず大事なんですな。
あなたの体の右側か左のどちらに
その強い実があるのかを見極める方法です。
簡単に見つける方法がいくつかあります。

そのうちでご紹介すると、患者さんに
両手のまず指を組んでもらいます。
組んでいただいた指の親指が上にきているほうが実となります。
これで右か左のいずれかにきつい肩こりなどがあるかどうかが
ある程度理解できます。

あるいは足を組んでもらってもそうですが
楽なほうを上にするほうが実となります。
「楽な状態で横向きになってください。」と言ってみると
おおよそ無意識に人は、実の側を上にするようです。
これは面白い実験ですが
こんなことでも長年の人の虚実の実態がある程度出てきます。
分からなければ人任せ・・
そういう方法もあるということですね。

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