あすなろ経絡指圧療院 鳳本通商店街

指圧とわかりやすい東洋医学の話

【あすなろ経絡ブログ:東洋的生き方研究会・タオイズムは誰よりも自由であること】

2020-04-14 08:32:37 | Weblog

 【最近いろいろと考えることがあるコーナー】


東洋思想から見た人間関係について
好き勝手なことを、いろいろ書いている
いろいろシリーズ。

改めて、皆さんあすなろ院長の、だいすぎです。
ようやく動く気になりまして、出てまいりました。
のびのび気分です。
たまに休むと言うのもいいものですね。
4か月ほどですがはい。


{:我孫子あすなろ改革第2弾・その54}

そのまま引き継いでまいります(笑)。
と言いましても、せっかく、長いお休みをしたわけですので
終らせる物は終らせたいとも思っております。



【健康百話】


   〈気の話いろいろ〉


今は、中医鍼灸学の基礎編として
新たな形で書いています。
関西盲人ホームの施設の生徒さんたちも
ごらんいただいているはず?
このコーナーです。

資料は、浅川 要(アサカワカナメ)先生の
『中医鍼灸学~臓腑雑説~』という資料を
参考にさせていただきながら
一つ一つの東洋医学用語なども含めて
私院長なりに解説させていただいております。


{人体をグループ別に考える}
各臓器と
同じく五つの
カテゴリーに属する『聞診』のお話です。

『五行』の話です。
木、火、土、金、水(モッカドゴンスイ)と言われます。
自然界を構成する物(要素)です。

今回は『土(ツチ)』です。
臓器は『脾』。
ずばりお腹です。


{声は歌う}

『土系』のカテゴリーの人たちは
楽しいことが大好きです。
特に歌うのもですが
これは「楽しむことが好き」と捉えることができます。
本当に親切で良い人が多いです。
肌のにおいは甘い香り。
このような、形ではなく声とか体臭などで診断する方法を
東洋医学では『聞診』と言うと
前々回も書きました。


{性格は穏やかで温厚}
面倒見が良くて世話好き。
親分というよりは、皇帝の風です。
それも絶対に威張らない皇帝。

ただ、下痢しやすいです。
どうもストレスが処理しにくい皆さんですので
お腹を、やられることが多いです。
みんなで大切にしてあげてくださいね。
ちなみに院長は』木系』です。
次回は『金系』の『肺』です。


コロナであろうが、なかろうがまったく関係ありません。
そんなマエストロ・だいすぎ院長です(^^).
誰よりも天道に従いながら
誰にも束縛されない
私が自由人の だいすぎこと杉本院長です。

当面の我孫子あすなろですが-
当面何もすることはございませんはい。
本通りネットライブ情報や
その他の各種イベントもございません。
イベントは全て延期もしくは中止です。
連載は適当に書きます。

『ふれあいカフェブログ』
http://blog.goo.ne.jp/hondoori_2005

こちらもご覧ください。

イベント人生の企画の醍醐味は:
「まあ、いろいろあらあな」
こんな具合に、あなたのイベントも
東洋医療とともに大切に
今はコーディネートさせていただけませんはい。



   〈私のメモより〉


東洋的生き方という
この研究をする中で
いろいろと気づいたことを書いています。
日本の御伽噺をご紹介しながら
いろいろ書いておりますが
今回は、お久しぶりのことでもありますので
御伽噺はやめまして
最近の世情などについて
タオイストとしての立場で書いてみます。


カフェブログにも書きましたが
大きな時代の転換期が来たようです。
それも全人類への、無理やりに
言うことを聞かそうと言う天の力を感じずにはいられません。


{天と神、どっちが偉いの?}
どないだ、おもろいでっしゃろこの問い。
実はタオイズムでは、天が最も大きな存在なのです。
神は天の支配を受けます。
神は事象です。


{タオイズムと宗教との違い}
私たち人類は神などの支配は受けないというのが
自然哲学:タオイズム、つまり思考法です。

宗教では、神や仏が上に着ます。
私たち人間は、いわば奴隷とまでは言いませんが
支配される立場です。
タオイズムは支配される、されないには関係なく
自己責任ということになります。
つまり猫や犬と同じです。
そいつらと、変わりません。
ランク付けもございません。
単に自然哲学という節理の中で生きている生物に過ぎません。


{今回のコロナ騒動}
実は私たち人間は
困ったことに、だれかに、あるいは
何かに無意識で、支配されることを望んでいる動物です。
ですから、必ず文句をたれます。
やれ政治が悪いとか
誰それのせいだとか。

ですが野生の動物たちは
そんなことは考えていないはずです。
ただ自分で生きることしか考えていないはずです。
それがタオイズム、つまり自己責任であり
サバイバルなのです。


{政治がやるべきこと}
かといって政治家たちは
ええかげんに仕事をすればいいというものではありません。
統治する仕事を引き受けた以上は
誠心誠意それに全力を傾けなければいけないわけです。
それが、人類と言う生物たちの仲にある者としての
統治することを引き受けた者たちの掟(オキテ)です。

面倒を見なければいけない、こいつら人間どもは
私も含めて手がかかります。
偉そうに言っても誰かをどこかで頼っているからです。
ゴキブリや猫のように一人で生きていくのが大変だからです。

ですが私たちは、最終的に頼りにするのは自身です。
その考え方をタオイズムと言います。


{いろいろなお達しが出ますが}
何かと自粛を要請されるときです。
院長も鼻笛を教えたい。
ですが、肝心の地元の福祉センターがお休み。
それならオンラインで教えたれ。
そこまで実は、やろうとは思っていません。
これも私のやり方です。
これがタオイズムです。

今は自分のことをします。
これからの仕事の準備です。
もちろん鼻笛は教えることなので
今使っている教則本のブラッシュアップは
しないといけないとは思っています。

それ以外のプロジェクトも同じです。
それぞれにブラッシュアップをすることになるわけですが
それらも強制されてやるもののではありません。
自分がいやだと思えばやる必要はないわけです。
何を優先させるかは、個々にあるわけです。
それもタオイズムです。
分かりますかこれ?
何者にも支配されるものではないというのが
タオイズムの基本です。

私も支配しません。
その結果も実は、私が享受するものなのです。
これが私だいすぎ院長には最も合った考え方であり
生き方なのです。

ですから、常に風呂上りであり
さばさばしたやつだと言われるところなのですが?
薄情といえば、薄情でしょうね、人間界では。
そういうやつなのですよ。
それでもよろしければ、これからもお付き合いください。



【天と人との関係】

これだけは、どうもいかんともしがたい。
神も仏も人間が真理を想像して
都合のいいようにでっち上げた感があります。
しかし?『天』というやつは??
こいつだけ、どうもねえ。
地球がある前から存在していたわけで
われわれを勝手に生ませて養って、寿命が着たらあの世へ葬り去る。

院長を障害者としてこの世に放り出したのは親ではなく
これぞ、まさに天の仕業。
わしとても、こいつには逆らえない。


{それなりに頑張っていれば、だけど何とか格好はつく}
ということです。
嫁もいるし子どももいる。
みんなでわしを養ってもらえるとは。
ありがたいものです。

神や仏は頼りない。
かといって、天には逆らえないある。
だからアカンというイメージが出たら
院長は逆らわないのであります。
どんな大事なプロジェクトであったとしても
自身の健康。
自身の気持ちの高ぶり。
夢が覚めたら、そそくさと逃げ出す。
ただし自分の天命には素直に従うと言うことです。


{天命とは?}
人と物出会いと、こちらの思いとの共鳴です。

ただし天命には
その仕事が全て自分に、最後までを託されているとは言えません。
あるところまでが天命で
その先は別の人へと引き継がれるということもありえるわけです。
幕末の坂本龍馬しかり
吉田松陰もしかりです。

そして引き継がれなかったとしても
それは、その仕事には
残すというほど物ではなかったということです。

このように考えると
人は何者かに従属されたり
また従属される存在でもないということです。


{人の命}
ところで医学をやっている皆さんは、お分かりだろうと思います。
人は死ぬまで生きます。

命あれば、人は感嘆には死にません。
ですが、逝くときは、いくら手を差し伸べようとも
いくら人事を尽くしても、実に鮮やかに逝ってしまいます。
ですから生きることそのものが『天命』だともいえます。
何とまあ、すがすがしいことですな。



     

≪編集後記≫



最後に荘子の言葉を引用します--

「天は万物を覆うことはできるが
万物を乗せることはできない」。
以上引用です。

自分の健康も生き方私大だし
養生しだい。
このコロナ騒ぎを、どう乗り切るかは
最終的には誰でもない。
君しだいだし、私しだいだということだね。
ともに死ぬまで生きようぜ!


【院長】

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