ドラッグストアで首元ひんやりベルトなるものを偶然見つけ、愛用しているのは先日書かせていただいた。
冷凍室でかちかちに凍らせて、首にまく。
冷気は下にさがるので、つけたときから冷たい空気のベールにつつまれる感じ。
なかなか良いのだが、小一時間ほどで効果がなくなるのが惜しい。
あるとき、出先からの帰り。
地下鉄車内で「あれ、社長のと同じですよ」とぼそっと声がかかる。
横目でそろっと見ると、うら若き普通のOLさん風の女性がなんと、首元ひんやりベルトを巻いているではないか。
「おお、まさに!」
さすがの私も外にこれをまいて行こうと思ったことはないが、こんな方がいらっしゃるとは。
しかも普通に服装になじんでいるようにも思うし、変でもない。
「それ、私も使ってるんですよ」
「いいですよね~」
「私は外では使ったことないので尊敬します。師匠!」
「会社で凍らせて帰られるんですか?」
同じものをご愛用とはとても嬉しくなって声をかける(心の中で)。
仮に多少格好悪くても涼しさを優先していると思われる彼女に多分に共感できる。
これは、花粉症の時期には格好悪くてもマスクにサングラスというのと同じだろう。
「目ぇかゆいのに、かっこなんか言うてられへん」ってやつだ。
そもそも「体+α」部分の空気だけ冷やせれば、建物中冷やす必要なんて無いように思うのだが、そのような商品はできますまいか。
もちろん、ひとり一枚、首元ひんやりベルト支給でもよいのですが。
エコ観点からも、地球温暖化防止のためにも。
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