仕事量がある一定の基準を超えると、ジムに行かないわ外食が増えるわであまり体にいいことがない。
社会的に貢献できるのが献血くらいしか思いつかないのと、自分の体の成分を再生成させたいのと(これは根拠はありません)、これで体重が減れば、みたいな淡い希望を抱きつつ献血に行く。
献血前のできごと。
受付近くの椅子でぼーっと順番を待っていたら、献血が済んだと思われる男の人がこちらへ向かってきたのだが、ある程度距離があっても少し様子がおかしかったのだろう、なんとなく目が離せないでいたら、受付のカウンターに激突して倒れてしまった。ちょうど私とカウンターの間で。かなり大きな音もした。
すぐさまスタッフがかけつけ、意識などを確認し運ばれていった。顔は土気色になっていた。私は椅子から中途半端に立ち上がったが、結局スタッフの人が介抱していたのを見ていただけで、何もできなかった。
きっと今日の献血がたまたま彼にとって相性が悪かったのだろうが、自分の献血前だけに不安が残った。
献血開始。
40回以上は経験している献血だが、初めての経験。針を刺されたのに血が出ない。
出ないので、お姉さんが中で針をぐいぐいと動かすのだが、出ない。刺されている私はそのたび鈍痛だ。
自分ではどうにもならないと思ったのか、ベテランそうなお姉さんを呼びに行き、またぐいぐい。
ようやくスーッと血が流れ出し、ひと安心。「血管をうまくとらえられなかったみたいで、申し訳ありません」とひたすら謝っていたが、しょうがない。
でもその後、「返血の際、血管が耐えられるか確認したいので、今いただいた血を一度返させて下さい」という。
理屈ではわかるが、こちらは気分が悪くなった。気分を害してではなく、なまなましい感じの悪さ。しかも「耐えられなかったらどうなるの?」との不安から腕から目が離せない。
結局大丈夫だったのだが、献血は危険を冒してまでやるものではないので、不安な気持ちになることはできるだけ排除して下さい。
献血後のできごと。
新宿のルームはホットドッグやアイスクリーム、ドーナツなどお菓子の他の食べ物が充実している。お菓子はご自由にだが、ホットドッグ類はそれらからひとつでお願いしますとある。
たまに、3種全部食べたり、お菓子を持ち帰ったりしている人を見るが、それでも献血した人にきつくも言えないのだろう。微妙なところだ。
善意の献血というが、必ずしもマナーを守れる人がやっているとは限らない。
しかし・・・。
子供が食べていた。家族で。
見ると、お父さんらしき人は献血している様子。お母さんらしき人はやっていない。6、7歳の女の子は当然対象外。
4人テーブルを陣取って、テーブルの上にホットドックやドーナツを山ほど並べてばくばく食べている。
お母さんは子供に「好きなだけもっと食べなさい。」「アイスもう一個取ってきて。」とけしかけている。
私を含め、「あんたたちおかしいよ。」って目で冷やかに家族を見ている人もいるのだが、厚顔ってこういうことなのでしょうか?全く気にする様子はない(特にお母さん)。
お父さんが献血したら、家族全員食べる権利があるという理屈でしょうか?
背に腹は変えられないという事情ですか?それにしても家族で食べに来たらいかんでしょ。子供は勘違いしてしまう。
本年最後となる献血で、衝撃的な3連発でした。
あすく数理人事務所の
PBO計算業務もご覧下さい。