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2011-02-22 17:06:56 | Weblog
成年後見について -3-      2011-02-22

後見人が弁護士や司法書士から選ばれていれば、問題
無いのか? それだって、タダじゃないんだろう?と、
誰もが聞きたくなりますよね。今時、検事は嘘つきの
始まりと言われる時代、弁護士だろうと、裁判官だろ
うと悪人にはなれます。ま、職業倫理から言って、一
般人がなるよりは、良いとは言えると思います。

後見人を監督する後見監督人と言うのが居ます。任意
後見の場合は、この人が選任されてから、後見が開始
となります。法定後見の場合は、後見監督人は必ず居
るとは限りません。で、この人が悪いことしたら?と
聞かれると、もう世の中生きて行くのが嫌になります。

成年後見には財産管理と身上監護の要素がありますが、
トラブルは圧倒的に財産管理の面で起こります。後見
して貰う人は、被後見人ですが、財産目録が作られま
す。後見監督人や、家庭裁判所はこの中の現金預金の
減り方をcheckすれば後見人の財産管理の在り方につき
凡その善し悪しは判るだろうと期待されます。

他人が後見人になる場合、弁護士等も当然これに当たり
ますが、報酬を事前設定の上で徴することになります。
それがいくらなんだよと聞かれると、ケースによって、
家裁が判断することになるようです。弁護士がやれば
高くなります。ボランテイアがやれば安くなるか、無
報酬なんてこともあると思います。被後見人が大金持ち
なら高くなり、生活保護を受けてる人の後見を区長が
申し立てたような場合、取り敢えず誰かが無償でやって
やれよとなれば、ボランテイア団体の所に回ってくる
のは想像に難くありません。

親族が後見人になる場合は、普通は無報酬だそうです。
被後見人が寿命尽きて、葬儀も済み、後見人は33回忌
の供養まで手配して、必要経費を清算した後、残余財産
が出たような場合、無償で引き受けていた後見人は
報酬を遡って申請できるとのことです。可否は家裁が
決する訳ですが、実例で、月5000円が2年間の後見
に対して認められたと言うのが報告されていました。

お判りでしょうが、弁護士等士が付く業の人では、こん
な金額では済みません。普通の金持ち(rich man と言う
意味でなく、死んで葬式をして残りが多少出る預金が
あり、普通の年金が出る人)の後見料金は、5千~2万
円/月(状況により)と言ったところでしょうか。誰も
はっきり言いません。言い難いことでもあります。任意
後見の場合、後見監督人にもほぼ同額を支払うことにな
るようです。

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