あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

新文芸坐×アニメスタイル セレクション「東映長編の名作」を観た④

2018年06月30日 | アニメ・特撮
小黒氏「いや~、やっぱり叶さんはさすがですね」
叶氏「な、なんですか急に!?」
小黒氏「だって、ちゃんと本題しゃべってくれますもん。
    分かりやすいし」
叶氏「どうしたんですか、もう…」
小黒氏「雑談だけで終わったようなゲストもいましたから」
叶氏「ああ、噂は少し…」
小黒氏「ほとんど飲みながら・・・みたいな」
叶氏「それも楽しそうですけどね」
小黒氏「面白かったですよ(笑)」
…みたいな会話もあり。

私に「なんだそりゃ?私も見たいぞ」なんて気を起こさせて
くれたトークは続く。



話は『長靴をはいた猫』へ。

公開は『ホルス』の翌年。高畑さんは降ろされた。
『ホルス』は製作期間も費用もオーバーしたし、大ヒットにも
ならなかった事もあって…。

作り方も「クシ団子式」に戻り、娯楽作として大ヒットした。
「ペロ」は言うまでもなく、東映アニメのトレードマーク。

高畑さん以外のスタッフは『ホルス』とあまり変わらない。
私は『ホルス』だけが突出して「宮崎モノ」だと思っていたが
後の『カリオストロ』に繋がる宮崎アクションが数多く盛り込
まれているとの事。

小黒氏が「~というか『カリオストロの城』を観た時『長靴だ』
と思った方は多いのでは?」と語り掛けると「うんうん」と肯く
観客たち!

縦構造の舞台で上下のアクション。まさに宮崎アニメだそうで。
お姫様も宮崎さん好み(?)。

後に自ら「僕はずっとVSOPですから」と語ったが、当時で言う
「ベリー・スペシャル・ワン・パターン」との事。



次は『どうぶつ宝島』。

東映の経営も斜陽となり、TV中心に変更になった時期。
スタッフや予算が減少。
クシ団子式だが、動きもTVアニメっぽくなった。

それでも、宮崎絵は堪能できる作品。
モブシーンの多さが、まさに宮崎アニメ。

スチーブンソン原作には女の子キャラ出てこないのに
宮崎さんが作っちゃったとか…。
そのキャシーに関しては監督(=演出)の池田宏さんと
揉め、一週間口を利かなかったとの事。

これに関して叶+小黒氏それぞれ当事者から話を聞いた
そうだが、いずれもニュアンスが異なるらしい。



『どうぶつ宝島』(1971年)も明朗まんが映画。
通してみて楽しんで欲しい。贅沢な4作品。

オールナイトで見て途中ウトウトして作品がごっちゃに
なるかも知れないが、色んな方法でそれぞれ見れるので
配信でもメディアでもイイので見て欲しいとの事。

~さぁ、上映開始だ!

新文芸坐×アニメスタイル セレクション「東映長編の名作」を観た③

2018年06月30日 | アニメ・特撮
続いて
『太陽の王子ホルスの大冒険』

クシ団子式じゃなく、高畑勲さんが演出(今日でいう監督)を担当。
※『わんぱく王子…』では演出助手

大塚康生さんが「高畑を演出にしないなら降りる」と言って通した。
その頃はアニメーターの権限が強かった。



そういう意味では一貫している。
今のアニメに近い感覚で観られるのでは?
「動かないシーンがある」とも言われるが、製作期日もオーバーして
いたし、東映争議もあった頃で確かに止め絵も見受けられる。
※私も「止め絵が多いじゃん!」とか言ってました。

今こそ名作と言われるが、興行収入は芳しくなかったし、そもそも暗い。
子供向けじゃない。
公開当時の評価で「笑いが無い」というものがあった。
※「それ言ったらエヴァなんてどうなんの!?」とは小黒さん談。



当時、東映動画の動画マンは階級制で新人は5級だったが、宮崎駿さんは
5級の時から集まりの時に挙手して「なんで『わんぱく王子』みたいな
つまんないもの作ったんですか」と言っていたそうで。
※文部省推奨的なものが気に入らなかったのか?

『わんぱく王子』で良いものが作れたと確信してた関係者を驚かせたが、
生意気な新人を好んだ大塚さんは(愚連隊的なメンツを集めたがってた
とかいう話です)宮崎さんを気に入り、一気に登用。



宮崎さんは異例のスピードで場面設計・原画に昇格。
なお、日本アニメ史上屈指のヒロイン=ヒルダの影ある魅力は作画監督
森康二さんの画力によるものが大きい。
ほぼ全部のカットで森康二さんの修正が入っているとの事。

ヒルダのアップ絵や岩男の動きなど、やはり今見ても凄いと思った。
『ホルス』も、その後同系統の作品が現れていないタイプの作品との事。

新文芸坐×アニメスタイル セレクション「東映長編の名作」を観た②

2018年06月30日 | アニメ・特撮
トークは「今回の作品は全て35ミリフィルムによる上映」と説明。

そうそう、お二人が登場される前に新文芸坐館長からの説明で、
『わんぱく王子の大蛇退治』のフィルムは国立映画アーカイブの
提供によるもの…と伝えられた。
東映にも無いのだそうだ。



「東映に許可取って国立映画アーカイブと手続きして…大変手間が
掛かっております!」と強調され、思わず苦笑気味に拍手した観客
一同でしたが、それだけの作品である事は間違いありません。

叶+小黒コンビも「35mm上映は後10年くらいで無くなるんじゃ
ないですかねぇ」なんて語っておいででした。

『わんぱく…』のみならず今回の上映作は、みな状態がイイ…と。
昔、自分たち(司会者)が見ていたより色味がイイ。

ホルスなんて普通の画面さえ赤かった。赤アカしていた。

「時代だけに…なんて冗談は言いませんよ!」とは小黒氏(笑)。
※ここで「東映労働争議の時期だったもんなぁ」と笑うのは、
 ベテラン・ファン!



あとは、各作品に関して。
『わんぱく王子の大蛇退治』

東映長編の名作として必ず上位に挙がる。1位にランクする人も多い。
キャラクターに関しては、線を少なく、動かし易くしてある。

(日本神話を題材にしているだけに)平面的・日本画的な背景美術。
作り方としては「クシ団子式」。各アニメーターに任され、バトン
リレー式に繋がっていく。
それに従い構図も立体的に変化するなど、それぞれの個性が表れる。



~とはいえ、最も長いのが大蛇との戦い。

大塚康生さんと月岡貞夫さんが手掛けたが、天才と言われた月岡氏は
「真下からの絵を描きたい」など、これまで誰もやらなかった構図等
次々とアイディアを出してきた。

先輩の大塚康生さんは「よし!やってみろ」と、どんどんやらせた。
その結果いま見ても凄いシーンの連続になった。



急上昇するシーンを上から撮るようなカットなど、派手なシーンは
月岡貞夫さん。
岩が落ちたり、水しぶきが上がったりの地味だけど大変なカットは
大塚康生さん。
月岡さんは地味なのは描きたがらなかったという。

※これには驚いた!私がひたすら「さすが大塚さん!」と心で叫んで
 いたシーンだからだ。

 ただし、最初に「すげっ!!」と思ったのは大きな岩が動いて川に
 落ち、巨大な飛沫が上がるシーン。
 これだけで大蛇がどれほど強大で恐ろしいかが見事に表現されて
 いたもんなぁ。

 しかし地味シーン嫌がるなんて典型的な天才型じゃないか…。

大蛇のシーンが長くなり元のタイトル『虹のかけ橋』は変更になった。
『わんぱく王子の大蛇退治』オチ言っちゃってるじゃないか…と。

「終盤は怪獣映画ですよね」「…怪獣映画ですよ」。
東宝の特撮ものと並べて上映する映画館もあったとか。
「音楽も伊福部昭ですもんね」…と、ここでやっと巨匠登場です。



ちなみに監督の芹川有吾さん(当時は「演出」名義)は日本アニメ史上
最重要人物というのが小黒さん達の共通認識。

ただし、のちの作品(マジンガーZや魔法使いサリー等)とは、幾分か
作風が異なる。そもそも『わんぱく王子…』のような作品はその後出て
来ていない。

「ライブアクション」も随分アナログで、実際は騒がれるようなことは
やっていなかった…との事。

~記憶が前後したりしてるし、記憶違いもあると思いますが、『わんぱく
王子の大蛇退治』に関するトークは、こんなものだったと思います。

大変ためになりました!

新文芸坐×アニメスタイル セレクション「東映長編の名作」を観た①

2018年06月30日 | アニメ・特撮
新文芸坐×アニメスタイル セレクションvol. 104「東映長編の名作」

2018年6月30日(土)
池袋新文芸坐オールナイト上映イベントです。
東映動画(現・東映アニメーション)の初期長編アニメーションから、
名作中の名作を4作品、いずれもアニメファンなら観ておきたい作品
…という事で、久々に池袋新文芸坐に行きましたよ。



以前の『片渕須直ナイト』でオールナイトの厳しさは思い知った筈
なのだが。

※後半ウトウトしてしまい、「やっぱ、もうトシじゃわい」…と



やはり、『わんぱく王子の大蛇退治』『太陽の王子 ホルスの大冒険』
『長靴をはいた猫』『どうぶつ宝島』の4作品上映は強力だ。

そして上映前に、映像研究家叶精二氏とアニメスタイル編集長の小黒
祐一郎氏のトークコーナーがあるという事で…行きたい衝動を抑えら
れなくなったのだ。



事前にチケット購入し整理番号を確認。集合時間は当日22:15。
当日は日が昇ってる時間も可能な限り寝た。夕方から夜も寝た。

時間ギリギリでマルハンビル3階の池袋新文芸坐に到着。
指定席制ではない同劇場、整理券順に入場し、それなりに前方の席に
座れた。



まず、上映前のトーク。
映像研究家で、高畑勲・宮崎駿作品研究所代表の叶精二氏と、小黒氏が
登場、テーブルに着いて遣り取りが始まった。

~と言っても旧知の仲。
「さて、叶さん。東映長編って何でしょう?」などという質問して、
叶氏を「そこからですか!?」と驚かせる小黒さん。



そんな事は百も承知な客層でしょ…と言わんばかりの叶氏。
小黒氏の「そうそう、全作見てるよって人?」という質問にも結構な
人の手が上げる。
「全部初めて」という人もボチボチ。
※私は2作品見てます。



「いっぱい入りましたね」と喜ぶお二人。
「これも『片渕須直特集』が満員になってるおかげですね」なんて
コメントも小黒さんから飛び出しましたよ。

今度はペヤング回鍋肉風やきそば

2018年06月29日 | 生活
「手を変え品を変え」という言葉さえ浮かぶ
ペヤングの商品展開。

今度は『回鍋肉風やきそば』です!



2018年5月の発売。パッケージは味噌や豆板醤で
仕上がった回鍋肉やきそば風のイメージ写真。

ソースには、味噌・香辛料・豆板醤・香味油・
キャベツエキスなど。

かやくには、キャベツ・豚肉・ピーマン・ねぎが
入っている。



ピーマンが入っているトコロが、また回鍋肉感を
増していますなぁ!

例によって熱湯を注ぎ3分待ち。
湯切りしてソースを投入。

液体ソースは、ドロッとした濃い目のモノ。
かやくがほぐれてイイ感じ。



さすがに肉はもっと大きさが欲しいがカップ麺の
具にそれ求めちゃダメですよねぇ。

※混ぜたら麺に紛れてしまったよ・・・。

食べてみると、見た目通りの濃い味。
醤油や味噌の風味を感じさせる回鍋肉味です。

野菜かやくの甘みと苦味も回鍋肉の味わいに
合っている。



豆板醤や香辛料のピリッとした辛みも利いて、
味も濃ければ、ご飯と合わせても食べられそう。

濃い味好きな私には堪らない一品。
是非また食べたいと思ったのでした。

墓場の画廊「デビルマン展」を見に行く

2018年06月28日 | 漫画
6月21日から中野ブロードウェイ3階「墓場の画廊」で開催
されている「デビルマン」誕生45周年記念展に行ってきた。



その名も「墓場の黙示録」展!!

「悪魔をヒーローとした作品」として、週刊少年マガジンで
1972(昭和47)年から連載された「デビルマン」。



永井豪ちゃんが「悪魔vsデビルマン(人間)」の戦いを
圧倒的な迫力で描いた同作品。
誕生45周年を記念した同イベントなのだが。


70年代に東映アニメでTV放送もあった「デビルマン」。

今年になっての最新作「DEVILMAN crybaby」記念も兼ねて
いるとのこと。



※それを表わすポスターも素晴らしい!

当然、イベントでは、それぞれの展示あり。



シレーヌとなってカイムと「合体」できるコーナーも。

そして美樹ちゃんグッズのPOP・・・。


まさに「トラウマ」じゃないかよ。

この辺は「漫画原作版」などが並んでいます。



東映アニメ版もグッとくる。ある意味で一番メジャー。
マジンガーとの共演もあったな。

大型フィギュアも置いてありました。



座って思案のシーンか。

立ち上がれば190cmの大きさと。34万8,000円で
展示販売されているそうです。



ぐるっと回ると「crybaby」の展示コーナー。

この子はどんな役柄なのかしら。



お馴染みサイコジェニー。

湯浅版「DEVILMAN」にも出演されるのだな。
※まぁ大事な役割果たすキャラだしな・・・



「crybaby」のパネルコーナー。

お、シレーヌとカイムのシーンあるんだな。



キャラ表。

つ~か、デビルマンと不動明。やはり湯浅調。



牧村美樹ちゃん。

おお~、イマ風の絵で可愛く描いてあるねぇ。
※しかも入浴シーン!



はい、DEVILMAN!

最初の変身シーンか?イイ迫力ですね~。



関連商品も陳列されてる。

イラスト・ファイルはメインイメージの絵がイイね。



口巻き用のバンダナも。

※後方に見えるのは横山光輝先生の水滸伝グッズです



袖にデビルマンマークがあるシャツ。

不動明が着ている黄色地に「A」マークのTシャツも!



ケータイ・ケース。

こちらは原作絵です。苦悩する不動明の姿・・・。



ガシャポンも。

これは「DEVILMAN crybaby」ヴァージョン。



著名クリエイターによる限定フィギュアなども展示。

海外版の物も入り口脇のガラスケースに飾ってあり
ましたよ。



画廊代表をして「原作から最新作まで完全網羅した、
デビルマンワールドを惜しむことなく堪能できる企画」
・・・と言わしめたイベント。

それに相応しい展示で御座いました。



人気ソフビから、こだわりのアパレルラインまで、関連
商品で「困っちゃう程」充実した空間。

何を買おうか悩みましたが、購入したのは「ハルマゲドン」
手拭いです。やっぱり。



風忍さん(!)デザインTシャツも気になったんですけどね。

開催時間は12時~20時(土曜・日曜・祝日は11時~)。
期日は7月10日まで。

もう一回ぐらい行きたいなぁ~。

今年初の蚊被害

2018年06月28日 | 生活
連れ合いが台所で調理中、油ハネで軽い火傷を
負ったので薬局に軟膏を買いに行ったのだが

レジを待ってる間、拳に「チクリ」とした感覚が
ありまして。

あれ?おかしいな…と見てみたら思いっきり蚊が
止まっておりましてな。

反射的に「パチン」と叩いて最悪の事態は逃れたが、
(血も吸われていなかった)
やはりヤツの体液は注入されており、みるみる膨れ
始めたのでした。



そして
家に帰って塗ったのは、やっぱりキンカン。

塗ってフーっと息を吹きかけて、再度塗って…の
繰り返し。

腫れも痒みも収まって一安心。
ああ、やっぱり痒みにはキンカンだ。

臭いがどうとか言われるが、効果優先です。
効くのが一番です。

痒みにはキンカン、咳には龍角散、胃の不快感には
太田胃散です。

そんな伝統主義者のワタクシ、今年もキンカンには
お世話になりそうです。

立川遠征の収穫

2018年06月27日 | 生活
立川シネマシティさんで購入した『ラストワルツ』パンフレット。

演奏曲や参加メンバーが説明されてて有難いです。
※ブログじゃ知ったかしてるけど、やっぱり紙媒体での資料がないと
 キビシイ私なのです…



そしてラーメンです。
食べログ見ての食い歩き(?)です。

今回は立川で人気No.1と言われる『楽観』です。
いざ向かったらシネマシティから少し時間かかりました。



そんで、3角形みたいな面白い形のビルの1階にありました。
スナックと『楽観』以外はカプセルホテルな建物です。

そして『楽観』は、意外と庶民的な店構えで、席も多くはない感じで
ございました。(失礼!)



入ってすぐ左に食券販売機あり。
ラーメンは基本的に醤油味の「琥珀」、塩味の「パール」の2種類。

あとは「大盛り」とかのバリエーションがあるだけ。

琥珀は「木桶仕込みの一等醤油と厳選おだし」
パールは「煮干昆布オリーブオイルとこだわりの岩塩」

どちらも美味しそうですが、やはり券売機の一番上左隅にボタンが
あった「琥珀」をチョイス。
※「それが店イチオシ!」と聞いた事あるのです。



出てきたのを見て、まず「きれいだな」と感じました。
澄んだ醤油スープは脂でキラキラと光り、見た目にも魅力的。

一見シンプルな醤油ラーメンなれど、一口すすって奥深い味に感じ入る。
ハフハフと一気食いしてしまいました。
細かく刻んだ玉ねぎのシャキシャキした歯ごたえも良い。

今度来たら「パール」も食べてみたいね。
煮干しの風味をオリーブオイルで洋風にアレンジした塩ラーメン。
見た目の美しさも必見…って事だから。

※また店内壁面に「こんなの使ってます!」ってオリーブ瓶の写真が
 貼ってあるんですよ!

あと、意外と唐揚げや餃子もあるんですね。
さすが「立川っ子のラーメン屋」さん。私が行った時間帯も普通に
作業者さんみたいな人3名がランチ食ってました。

そういう意味では、ラーメン+αで腹を満たすつもりでの来訪も良い
でしょうね。

ザ・バンド「LAST WALTS」を観に行った②

2018年06月26日 | 洋楽
何といっても立川シネマ2名物の極上音響上映です。

映画用ではなくPA用の高性能サウンド・システムを極上の
クオリティに調整のうえ大音量上映してくれるのです。



リマスターに加え、その音響再生環境ですから、ホントに
コンサート会場に居るかのような臨場感でした。

特に歓声や拍手。
生々しく真横や斜め後ろから聞こえる!

おもわず釣られて声を上げそうになりましたよ。
楽器の音色も、ヴォーカルのツヤも最高。

「ロビー・ロバートソンのギターって、こんなにキラキラ
してたっけ?」と思い直したほどであります。

低音も腹に響きました。

マディ・ウォーターズが、『マニッシュ・ボーイ』の
気合入れで振り下ろした拳が「ボコッ」っとマイクに
当たったのも生々しい。

ザ・バンド版プログレともいえる『チェスト・フィーバー』の
オルガン・イントロもガース・ハドソンのプレイに思いっきり
低音が効いてて迫力倍増でした。



※劇中でロバートソンが語るハドソンの音楽的背景も非常に
 興味深かったですよ。

グループとしては、既に3名が他界しているザ・バンド。
86年にリチャード・マニュエルが自殺し、99年はリック・ダンコ、
2012年にリヴォン・ヘルムが亡くなっている。

※特にリヴォン・ヘルムは癌センターでの「病死」ゆえショックも
 大きかった。「ロック・アーティストもオーバードーズや事故死
 などではなく、普通に病死する年齢になったのだ」…と。

専任ヴォーカルという形を取らないザ・バンド、それゆえ曲ごとに
少しばかり異なる味わいがあった。

そもそも世界中のロック界で「フラワームーブメント」だ「サイケ
デリック」だ言ってる時期に、いきなり素朴で土臭く、腰の座った
ロックが登場したのだ。



業界受けというか、まずはミュージシャンの間で知られ、一気に
色んなグループがアーシーな方向に舵を切ったのも凄いというか。

※ジミー・ミラーのようなプロディーサーが英グループにその流れを
 作ったワケだが…

ストーンズの『ベガーズ・バンケット』
トラフィックはセカンドアルバム、スプーキィ・トゥースは『Ⅱ』…
ファミリーも装飾過剰気味だった1stからシンプルになった。

フリーだって『ハイウェイ』に影響が表れたと語っている。
※私はあまり感じなかったですが…。元々彼らは装飾過剰な音楽は
 演ってないし

スタープレイヤーもいない、弩級のヴォーカリストもいない、すごく
メロディアスな超名曲もない…。

しかし、間違いなくロックの最重要グループだし、偉大なバンドです。
その不思議さが、彼らの魅力なんしょうなぁ。

その辺、改めて知った『THE LAST WALTS』極上音響上映で御座いました。

ザ・バンド「LAST WALTS」を観に行った

2018年06月26日 | 洋楽
今度はザ・バンドのライヴ・ドキュメンタリー映画です。

『ラスト・ワルツ』(マーティン・スコセッシ監督)が、
公開40周年デジタル・リマスター版の極上音響上映される
というので、東京・立川のシネマシティに行ってきました。



なんといっても立川シネマ2名物の極上音響上映です。

ベテラン音響家が映画用ではなくPA用の高性能サウンド・
システムを極上のクオリティに調整して、大音量上映して
くれるというのです。

映画の内容:
カナダ人4名と米国人1名で結成されたロック・グループ、
「ザ・バンド」のラストコンサートを若きマーティン・
スコセッシ監督が映像化したライブドキュメンタリー。

音楽映画の名作として知られ、出演者も「ザ・バンド」が
かつてバックバンドを務めていたボブ・ディラン、ロニー
・ホーキンスをはじめ、錚々たる顔ぶれのミュージシャンが
登場し「ザ・バンド」と共演。

ザ・バンドとしてのライブ演奏も多数収録された記念碑的な
傑作といわれる。

その公開から40周年を記念し、2018年から大音響リマスター
版でリバイバル上映。都内では立川シネマシティが名乗りを
あげた。



主役の人望が凄い。
しかし映画はドキュメンタリーだ。

ワルツのリズムに合わせ、アメリカの街角が映し出さる。
黄昏を感じさせる町ウィンターランド…。

そこで行われる「LAST WALTS」。
出演者:
ザ・バンド
エリック・クラプトン
ボブ・ディラン
ニール・ヤング
ニール・ダイアモンド
ジョニ・ミッチェル
ロン・ウッド
ヴァン・モリソン
ポール・バターフィールド
リンゴ・スター

フロントとして歌い演奏する者もいれば、バックで参加する
だけの者もいる。

印象深かった曲:

Theme from the Last Waltz (Instrumental)
Up on Cripple Creek
The Weight
Mannish Boy / Muddy Waters
Helpless / Neil Young
Caravan / Van Morrison
The Genetic Method/Chest Fever
Forever Young / Bob Dylan
I Shall Be Released (Finale)
Greensleeves (Instrumental)



クラプトンも良いギターソロ弾いてた。
ニール・ヤングの「ヘルプレス」も素晴らしい。

そしてやっぱりヴァン・モリソンの「キャラバン」!
パワフルな歌唱、以前の印象以上に激しいアクション。

サイコーです!「VAN THE MAN!」です。
個人的にベストアクトはヴァン・モリソンだね!

ボブ・ディランが歌う「フォーエヴァー・ヤング」も
ぐっと来る。
そして、「アイ・シャル・ビー・リリースト」へ…。

ここで皆ほぼ全員がステージに戻ってきて、一斉に
演奏し歌う!

ディランとマイクを分け合って一向に怯まないヴァン
・モリソン凄い!

ここ最近で、優れたロックドキュメンタリーと、
モキュメンタリーを立て続けに観たワケだが…。

勿論どちらも最高です!

のんちゃんを応援するにあたり…②

2018年06月26日 | 芸能
旧事務所との契約期間も終わり、新しい名前での芸能活動が
大きく広がると思いきや…

NHKや首都圏の地上波で起用される機会はなく、「あまちゃん」や
「この世界の片隅に」で第二の故郷となった岩手や広島でのCM起用
などが多いのが現実だ。



能年玲奈→のんになって女優の仕事が自由になるかと思いきや
伸展がないという…!!

ファンからの需要あり、才能にも恵まれた人材が旧態然とした
業界のしがらみと忖度で活動の場が制限されているのだ。



2019年放送予定の大河ドラマ「いだてん」の脚本が宮藤官九
担当って事で、キャストも「あまちゃん」メンバー参加が
相次いでおり、ファンからも「のん起用」が期待されているが、
一向にその兆しがない。

まぁね、私は半端な端役だったら出てくれなくて結構と思って
いるんですけどね。

主役級じゃないとイヤですよ。

劇中には古今亭志ん生(ビートたけし)が登場するらしいが、
そのお孫さん役ならOKですけどね!

※志乃さんの実年齢でいうと東京五輪の時は、まだ幼いけど
 成人して振り返る演出で充分ですので…。

「鬼滅の刃」もアニメ化決定

2018年06月25日 | 漫画
吾峠呼世晴のマンガ『鬼滅の刃』のTVアニメ化が決まった。
連載されている『週刊少年ジャンプ』27号で発表あり。



アニメーション制作は「ufotable」との事。

『鬼滅の刃』は大正日本を舞台に、家族を鬼に惨殺された
主人公・竈炭治郎が、唯一生き残ったものの鬼となった妹・
禰豆子を元に戻すため、家族を殺した鬼を討つために鬼殺
隊となって旅を続ける物語。



連載開始当初は「ジャンプに合わない」だの色々言われたが
独自の魅力とテンポの良さ、魅力的登場人物の活躍によって
人気作として定着。

ついにアニメ化となったんだなぁ…と思うと感慨深いが。

やっぱり気になるのは絵柄。
耽美系とも言える大正浪漫のムードは失ってほしくないし、
なんと言っても吾峠さん独特のタッチあればこその「鬼滅」
だと思うのだ。



現時点での公式絵は、やっぱり少し原作絵と離れてるなぁ
…という印象。

※スイマセンねぇ。私『侍ジャイアンツ』でも「なんで
 番場蛮がルパンみたいになってるんだよ!山本コオ先生
 の絵柄の片鱗も残ってないじゃないかよ!」…と激しく
 違和感語ったクチなんで…

これまた何とか原作絵に近づけて、TV放送に持っていって
欲しいと願うばかりなのでした。

「火ノ丸相撲」アニメ化

2018年06月24日 | 漫画
白熱の相撲マンガ「火ノ丸相撲」(原作:川田)がTVアニメ化決定。
2018年10月からの放送開始が発表された。

現在、「週刊少年ジャンプ」で連載中の「火ノ丸相撲」は相撲に夢を
かける男たちの熱い格闘ロマン。



「国宝」と言われる、類まれなる体格と才能を持った選手たちが
ひしめく高校相撲の世界で身体の小さな主人公・潮火ノ丸(別名:
鬼丸)が、弱小相撲部の仲間たちと一緒に高校トップを、そして
やがて大相撲の「横綱」を目指す物語だ。

個人的には、かなり好きな漫画です。
いまどき珍しいほど正統派の格闘モノだし。

野暮なくらいに一途に相撲道を邁進する火ノ丸の熱さは読んでて
こちらまで体温が上がる思いだ。



で、アニメ化なった絵ですが…

(イイ意味での)野暮ったさが 消えてるよなぁ…。
スマートというか、火ノ丸から「ぐへへっ」という笑い声が聴こえて
こない…。

顔もソーマみたいじゃないか。
レイナとか、可愛く描いてくれるんだろうけど、ワタシャ原作通りの
ヤンキー娘が好きなんで(あれはあれで可愛いと思います!!)

なんとか野暮な感じを盛り込んで欲しいです。
※アニメ制作はGONZOさん…。お願いしますよ。


映画「スパイナルタップ」を見に行った

2018年06月24日 | 洋楽
「スパイナルタップ」見た!

間髪おかずに出直して、観ましたよ。
パンフも買いましたよ。



演るバカ・撮るバカ・観るバカ・語るバカ!
笑って、泣けて、ほろ苦い、これぞロック!!

現代は『THIS IS SPINAL TAP』。
「これがスパイナル・タップだ!』「これが青春だ!」

邦題は昔のVHS時代同様『スパイナル・タップ』



6月16日から東京・新宿武蔵野館ほか全国で公開中。

1984年に製作された同作は、60年代に結成された架空の
英ロックバンド・スパイナルタップを撮影したモキュメン
タリー。



ビートルズ・スタイルやフラワーチルドレンを経て、HRの
バンドとして活動するスパイナル・タップ。

生き残るための節操なき変貌は現実のロックバンドでも
数多く見受けられたが、それを実に上手く再現している
のよね、ロブ・ライナーは。



白黒映像やフラワーなTV番組でのウソ演奏ぶりなど、昔
いろんなバンドをビデオで見て「演奏してないじゃん!」
…と落胆した事が思い起こされます…。



そのスパイナルタップの全米ツアーに密着したのが映画
監督マーティ・ディ・ベルギー(ロブ・ライナー)。

バンド結成の馴れ初めやメンバーたちの苦悩、歴代ドラマー
怪死や凝りすぎてドツボに嵌るステージなど、可笑しいが
物悲しい「あるある場面」を映し出している。



同作デビューのロブ・ライナー監督は、今作の発表後に
『スタンド・バイ・ミー』『恋人たちの予感』『ミザリー』
といった作品を手掛け、人気を得たが、ある意味デビューで
最高傑作作っちゃった感も無きにしもあらずだ



「スパイナルタップ」は、2003年の『エンターテインメント
・ウィークリー』誌の「カルト・ムービー・トップ5」や、
『Mojo』誌が2005年に発表した「歴代ロック映画トップ10」、
同年の『BLENDER』誌の「ロックンロール映画オールタイム
ベスト100」で第1位を獲得。



また、現実のミュージシャンも「これは俺のことを取り上げ
たのか?」(スティーブン・タイラー)、「リアル過ぎて
泣いていいのか笑っていいのかわからなかった」(Sting)
「見ながら涙が止まらなかった」(U2ボノ)などとコメント
してるという。


なお、昔のVHSではエンディングでモーツァルト作曲の「俺の
尻をなめろ」をデビッドが得意気に弾くシーンあったような
気がするが、編集違いなのかなぁ。



字幕も向上したという話だが、ロック映画では「バカ」よりも
「アホ」の方がしっくりくるのよねぇ。
ナイジェルへの突っ込みも「アホ」の方がイイ気がします…。

映画館も気合入ってますわ。なにより展示も凝ってる。
ストーンヘンジ君に会えたし、アンプのヴォリューム「11」ある
のか要確認のマーシャルアンプもある。



Tシャツなど、グッズは売り切れも...。
私のサイズが無かったよ。

雑に使えそうなタオルがあったので、パンフと一緒に買った。



いろんな意味でサイコー。
大入り→上映延長となって欲しい。パンフも最高だったが、
迷走した例として出されたコロシアムの説明だけは腑に落ちない。

コロシアムは最所からジャズロックで、Gムーアらが参加した
コロシアムⅡはハードフュージョン!!



まぁ、それ以外はやっぱり細かいところも最高ですよ。

故障したステージ演出を戻そうとハンマーでガンガンやってる音を
しっかりヴォーカルマイクが拾ってたりとかね。
※これは映画館の音響あればこそ…ですねぇ。

あと、半ナマ演奏で演奏陣がつまらなそうに棒立ち…とかリアルです。

さらに、スパイナルタップのメンバーがちゃんと英国発音で喋ってる
トコロとか…。
特にDavid St. Hubbins!



食への細かさとか、メンバー実は育ち良いのでは?…なんてね。

「St.」の由来も語ってたし、音楽教育も受けてそう。
英ロックには、時々そういう人物が居るんだよね。

映画「スパイナルタップ」を見に行ったが

2018年06月23日 | 洋楽
満員だった。

新宿武蔵野館14:55の回。



ギリギリに行った私も悪いが、まさか雨の日に
チケット売り切れとは!!

入ってるのは素直に嬉しい。また来るぜ!



「スパイナルタップ」とは、1984年に公開された
アメリカ合衆国のロック・モキュメンタリー・
コメディ映画。



監督はロブ・ライナー。イギリスの架空のヘヴィ
メタルバンド・スパイナル・タップの浮き沈みを
描いている。



ロックがカッコいいだけじゃなくマヌケだったり
アホだったり物悲しかったり、ちょっぴり泣け
たりする…と教えてくれる映画。

私はVHSで見ていたが、日本では劇場未公開だった
とは知らなかった…。