あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

「レッドスプライト」が終わってしまったよ…

2016年11月30日 | 漫画
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(ため息)。

まぁね、掲載順が低かったからね。覚悟はしてたけど、
話は盛り上がってきたし、「トリコ」が目出度く天寿を
まっとうして終わったし、枠が空いたと思ったのだが…。



個人的に凄く好きな作品だったから、メチャメチャ寂しいよ。
少年ジャンプで、少年マンガ誌で、こういう漫画が続かなくて
どうするんだよ…。



まぁ、打ち切りなワケだけど。
最終回、堂々と前向きで清々しく、雄々しく終わってくれたから
それが救いだ。



最後までカッコよかったよ「レッドスプライト」。
強大な力を持った遺灰戦士・ブラックバーンをタツ・モノ・アルの
3人が力を合わせて打ち破り



敵も堂々と敗北を認めて灰と消えた。
この辺は、お互い天晴という印象だ。



皆の決め顔が、いちいち気合こもっている。
作者が力を込めて描いたのが分かるよ…。



気になるのはブラックバーンの最期の言葉。
「確信した」「いつか、お前も灰になる」

※ブラックバーンも元は高潔な戦士だったのだろう…



雷髄人間の仲間を救うためにエデニアと戦う、飛行国家
「マゴニア」。

たとえ勝利したとしても、国家を維持するためにレッド
スプライトは正義の船ではいられなくなってしまう…。

そういう事なのか?



戦士に休息は訪れたが、ナルビオンに不穏な動きが。
動けないレッドスプライト搭乗員の首を差し出せば、
エデニアの侵攻停止の条件になるかも知れない…。



囚われたマゴニア大将タツだったが、ナルビオンは
女王を表に立てて世界向けの放送を行う。



「マゴニアとナルビオンは軍事同盟を締結」。
タツは「兄弟であるアルフレドの国ならば親戚同様」
…と既に宣言してるから、それを国家として正式に
手続きしたと言うことですね。


※フォールさんの正装姿、
 素敵です…。

あとは定番の「子供大将、アルコールでブッ倒れる」。



※うろたえるフォールさんとモノが可愛い

キメ顔の直後にガキに戻るタツ、怪物みたいな強さなのに
子供っぽい…魅力的な主人公でした。



この辺でね…「気づいたらフォールの膝枕」みたいな展開が
あったら良かったのにねぇ。

それ見て嫉妬に狂うモノ…とか。



オレは、そんなシーンが見たかったんだよぉぉぉぉぉ!!!!

だから!だからなぁ…!
もっと続いて欲しかったんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!

※王女が「クスッ」と笑ったり、仏頂面の将軍が大笑いしたり
 嬉しいシーンがあったので、せめてもの慰みといたしますが…



最後のシーンは、やはり大空への旅立ち。
「さあ、休憩は十分だ!」「空へ帰ろう、同志諸君!」



そして、仲間たちが待つ世界へ。
レッドスプライトは雄々しく発っていく。



ああ、「その後」が読みたい。
エクスキャリバーの女性艦長との再対決も見たかったよ。
せめてジャンプ+で続きを読ませて欲しいよ。



好きな人は徹底的に惚れ込んでた漫画だと思うよ。
それだけじゃ厳しいのがジャンプ連載レースの辛いところ
なんだろうけど。

私みたいに「好きだ」なんだと感覚で語る意見はダメなんだ
ろうなぁ。

やっぱり編集さんと論理で語り合い、捲土重来を図るべき
なのだろう。



王道で胸沸き立つ設定、勢いある絵、分かりやすいストーリー。
ホント、毎週読むのが楽しみな作品でした。

しいて言うなら「ナルビオン編に少し時間を掛けすぎた」かな。
滅亡寸前の国家を描くのは後ろ向きだったし、例えその後の
大逆転を引き立てるためとは言え、人気投票にも影響があった
だろう…。



モノの「タツ大好き」っぷりも、もっと全面に出して良かったかも。
ヤキモチ焼きで、場合によっちゃラムちゃん的にタツへ電撃を食らわ
せるキャラクターでも良かったかなぁ…と。

※そのためにフォールさんの膝枕ですよ!!



あと、タツ達の大活躍も良かったが、地上で援護した坊主頭たちの
活躍も、もっと分かりやすく描いて欲しかった。
※それによって「全体で戦い、勝利した」印象が強まった筈だ。



「ワールドトリガー」は休載だし、「レッドスプライト」までが…。
もう、寂しくて堪らないよ。

大好きな作品でしたよ。オレは凄く面白かったよ。



また会いたいね。
次回作…ではなく、「レッドスプライト2」で!

イエス2016年来日公演の収穫

2016年11月30日 | 洋楽
まずは、入場時に貰えたクリア・ファイル。
表側がドラマ、裏が海洋地形学…。



中に入ってたのは
ARWやJベック、サンタナなど外タレさんの来日
公演フライヤー。



入場した後、右奥に進むと、そこに物販コーナーが。
例によって人の列が上の階まで続いてましたよ。

開演前に目当ての品は無事購入。
スマホケースなど一部は売り切れ。なかなか争奪戦は
熾烈で御座いました。



日本公演プログラム。豊富な写真に、ちゃんと日本語で注釈
付いてます!

Tシャツは白の2016ツアー物を購入。4000円也。



「Yessongs」ジャケデザのTシャツもあったが、バックの
文字が今回のツアー日程じゃなく、アルバム収録曲の羅列
ゆえに買うのは断念。




購入したトートバッグ。
今回、Tシャツなど買っても収納用ビニール袋をくれたから
慌てて買う必要もなかったのだが

ロック・コンサートで販売するトートバッグは黒が多いんだ
けど、今回のは鮮やかな青なので、つい買ってしまいました。

YESのロゴと2016年ツアーの英文字もあるからね。
うん、そういう意味でも満足なり!

イエスの「同志」

2016年11月30日 | 洋楽
今回の来日公演でも演奏された「同志」。
演奏頻度は極めて高い楽曲だ。

収録された『危機』が発表されて以降、どんなに傾向が
異なるアルバムのツアーに出ようと、演奏され続けている。

※『リレイヤー』のツアーでは同アルバム全曲が演奏され、
当然「同志」と同系統の「トゥ・ビー・オーヴァー」が
セット・リストに加わったのだが。
それでも尚、しっかりと「同志」は演奏されていたのだ。



テンポもスロー気味で、アコースティックからメロトロン、
シンセやスライド(スチール)ギターと、多様な展開がある
ドラマチックな楽曲、「同志」。

それだけに、2014年の「ムリをしないプログレ・コンサート」
でも安定の演奏が聴けたものだ。

※個人的にはベスト・テイクだったと断言したい。



私のYESライヴ初体験だった1988年来日でも、フルに演奏され、
「一曲一曲が短くなった『ビッグ・ジェネレイター』のツアーで
これを演るのか!?」と驚いたものです。

『ビッグ・ジェネレイター』には同系統の曲でコンパクトな
「ファイナル・アイズ」や「ホーリーラム」が収録されている
のだから、そっちを拡大して壮大に演奏すればイイのに・・・
なんて、そんな事を考えたものです。

しかし、バンドにとっては、そんな生易しい楽曲じゃなかった
のでしょう。



グループの団結、そして絆を示すかのような楽曲だ・・・と。

そんな宣言されたかの如き見事な演奏に、今回も涙腺が緩み、
私が滂沱の涙を流す導火線になってしまったのです。

それくらい今回の「同志」も素晴らしかった。

「名曲再生装置」として完璧でした。けっして蔑んだ呼び方では
ありません。
イエスの名曲を再生する事が、どれだけ凄い事か。
感謝の念に堪えません・・・。

グループ名が存続する限り、「同志」を始めとした名曲が
演奏され続ける事を祈りたいと思います。

イエス2016年来日公演に行った(2)

2016年11月29日 | 洋楽
イエスの初来日は1973年。
その次が1988年だから、随分と年月が空いたものだ。



メンバーチェンジなど不安定な要素があったとはいえ
英米ではアルバムを出すたびにツアーを行ない、高い
水準の演奏でファンを唸らせていたライヴ・バンド、
それがイエスだったのだ。

以前発売されたライヴのアンソロジーで、その一端が
明らかになったが、低評価アルバム「トーマト」ツアー、
短期間の編成だったモラーツ期、そしてドラマ期でも、
演奏は常にベストを目指している。

プロのライヴ集団、それがイエスだったのだ。



私は2作目のライヴ盤「イエスショウズ」が好きなのだが。
そこでのハイライトはパトリック・モラーツが参加してる、
「錯乱の扉」「儀式」の凄まじい演奏だと思っている。

今回の演奏曲は、73年~88年の空白を埋める意味もある様に
受け取れなくもない。



「イエスソングスの再現」と言いつつ、むしろオリジナル
スタジオ盤に近いアレンジも見られた。

サードアルバムの楽曲にもシンセサイザーやメロトロンの
サウンドは差し込まれていたが、ライブにありがちな大味さ
より小気味よさを求めているようにも感じられたし。



「同志」「燃える朝焼け」のオリジナル・ヴァージョン感は
深い感動さえ覚えた。

※特にダウンズの鍵盤!
 音色が良くドラマ曲にもメロトロン・サウンドが盛り込まれ
 ていましたよ。
 『燃える朝焼け』のオープニングなんて、スタジオ盤張りの
 キーボード断続音!
 私は変に石頭なので、オリジナルっぽいの大好きなんです!



20分の休憩を挟んだ第2部「海洋地形学の物語」も、やはり
空白の期間を埋めるが如し。

「神の啓示」で「♪モーメーント」と歌声を重ねるシーンで、
イエスはコーラス・グループでもあったのだと、分かり易く
再認識させてくれた。

「古代文明」からはスティーブ・ハウの生ギター部の抜粋。
ディヴィソンのVol.とシャーウッドのコーラスが絡む展開。
基本的に「クラップ」のようなハウのアコースティック・
セットの趣で、スパニッシュの影響受けたハウの腕前は健在!



「儀式」に至っちゃあ「イエスショウズ」の再現!
しかし、パート1と2に分かれておらず、レコードを裏返さずに
聴けるのだ!(涙)

途中のハイライト=呪術のようなシーンはドラム・エフェクト
だったんだな!
照明とスモークも効果的!この曲が大団円を迎えた時には私の
目からは涙が零れていましたとさ!

※しかし、
 元々は1973年イエス来日公演のホテルでヒンドゥー教の経典を
 読んだジョン・アンダーソンが、そのインスピレーションから
 S・ハウと作り上げたと言うんだから凄いよな。

 その後の「リレイヤー」ではケチャも取り入れてるし。
 あっさり異国モノを取り込んでしまう、この時期のイエスが
 持っていた吸収力は凄まじいですよ…。


※画像は
 1980年発売の「イエスショウズ」塩ビ盤。プログレ受難時代に
 2枚組のライヴ盤が出せた事が、どれほど凄いか分かるか!!

~あとは安定のアンコール。
「ラウンドアバウト」「スターシップ・トゥルーパー」で大いに
盛り上がる。

シャーウッドは「ラウンドアバウト」のキーボード・ソロの
途中、「ダ・ダッダーン↓」とベース・フレーズを盛り込む
など、スクワイアに成りきってくれましたよ。

バックの映像も最高潮。
ロジャー・ディーンの描いた歴代イラストが動き出す…。



※でも、また「燃える朝焼け」で「クラシック・イエス」の
 ジャケ絵と朝日をムリヤリ組み合わせたイラスト使ってたな。
 ありゃダサイよ…。

第2部から登場してたアラン・ホワイト(Dr)も、ちゃっかり
紹介されて大きな声援を浴び、今回は実質MC役も果たした
S・ハウも大拍手を受けて満足気。

客席からも満足の声。私も満足。



背後の映像には「YES」の歴代ロゴが表示されていく。

1STのジャケット、そして最も知名度あるロジャー・
ディーンのロゴ。



90年代のスクエア・ロゴ・・・。
ステージ前列に全員集合したメンバーは横並びでファンの声援に
応える・・・。



メンバーも現体制が受け入れられた実感と喜びを感じたのでは
ないだろうか。

「今度のイエスは、リレイヤー再現に期待だな」
...私は、そんな事を考えていた。

そして来年。
続いてアンダーソン・ラビン・ウェイクマン。
「究極」「ビッグジェネレイター」曲に期待ですな!

イエス2016年来日公演に行った(1)

2016年11月29日 | 洋楽
11/29、東京公演に行って参りました。
キング・クリムゾン、Dr.コッペリウスに続いての
オーチャードホール。
武道館みたいにイベント名を大きく記載したパネルを
設置してくれないのが寂しいトコロだ。
*よってエントランスの写真とか撮ってません。



「Drama + Tales From Topographic Oceans+Yessongs」
ドラマと海洋地形学とイエスソングスを再現するツアー。
最終日、1階席は事実上ほぼ埋まってましたよ。

Setlistは以下の通り。
ぶっちゃけサイトでチェックした前日11/28と同じでした。

日本最終日だから、ダブル・アンコールに期待したんだが
残念ながら、客電が点いてしまいましたよ。
※海外じゃ、ビートルズの「アイム・ダウン」やスペンサー
デイヴィス・グループの「ギミ・サム・ラヴィン」を披露
した事もあるんだけどねぇ。昔の話だけど…。



※なお、01と02は開演の導入曲。
 実質BGM曲なのだが、それでも在りし日のクリスの
 映像が流れる中、ジョン・アンダーソンの歌声が聴かれ
 るのだから感無量。
 曲そのものも、私ゃ「オンワード」は『トーマト』の
 中で一番好きだし…ね。

01: Onward
(for Chris Squire)
02: The Young Person's Guide to the Orchestra
(Benjamin Britten song)



[Set 1:Selections from "Drama"]
03: Machine Messiah
04: White Car
05: Tempus Fugit



[Selections from "Yessongs"]
06: I've Seen All Good People
07: Perpetual Change
08: And You and I
09: Heart of the Sunrise



[Set 2:Selections from "Tales From Topographic Oceans"]
10: The Revealing Science of God (Dance of the Dawn)
11: Leaves of Green
12: Ritual

[Encore]
13: Roundabout
14: Starship Trooper



『海洋地形学の物語』(73年)と、初のライブ盤『イエスソングス』
(73年)を中心とした公演で、ここに10枚目のアルバム『ドラマ』
(80年)が冒頭に盛り込まれていた。

個人的には2012年の来日公演で「マシーン・メシア」を聴きそびれた
だけに、今回は聴けて良かったです。
演奏もカッコよかったし...。
※ただし、ドラマチック且つタメて歌うジョン・デイヴィソンは、
 余り『ドラマ』楽曲に合ってなかったかも知れないなぁ。



クリスの代役ビリー・シャーウッドは、ブリブリのベースで曲を
盛り上げてくれました。
「マシーン…」で後半ベース音がグイッと前に出てくる展開が
あるのだが、そこも見事に演ってくれましたよ!



「クリスの居ないイエスなんて」と、当初は行く気なかった私。
しかし、贔屓バンド=金属恵比須のメンバーがSNSでオススメされ
てる事もあって、チケットを購入したんですが。

こりゃ当たりでした。個人的には2014年公演よりイイと思ったよ!

(続く)

「オケ老人!」トークショー、ナタリーで紹介されてた!

2016年11月29日 | サブカル
当日の夕方には写真付きでUPされてましたよ。
最前列で撮影されてたマスコミ、ナタリーさん
だったんですね。



メディア向けスチール撮った前後で「メディア向け」
プログラムの客席プレゼントがあったけど。

サイン付きを3部。
1部は質問に手を上げてくれた女性。

あとは細川監督と飛永クンが当てずっぽうで席表を
指差すパターン。

これが、席を指したがイイけど無人...とか。
帰っちゃってたとか。

なかなかのグダグダっぷり。
やっと配布終了したら所定の時間オーバーで御座いました。

再び「威風堂々」に送られてイソイソと去るご両人。
そんな彼らをレポートしてくれたのは、「お笑いナタリー」。

「映画」じゃないのかよっっ!!!!

新百合ヶ丘で「シンゴジラ」ガシャポンに挑んだ!

2016年11月28日 | アニメ・特撮
11/27、神奈川のイオンシネマ新百合ヶ丘で行われた「オケ老人!」
上映&トークショーの収穫は他にもあった。

都内の「シンゴジラ」上映館にもなかった「シンゴジラ」ガシャポンが
あったのだ!



イベント終了時エレベーターを待ってる間、「もしかしてあるかなぁ」と
眺めたら、見つけたのですよ!

300円ガシャポン。
初代ゴジラと80年代ゴジラとシンゴジラ。
いずれかが入ってるカプセル。ブラインド仕様だが、まぁ出てきたら
直ぐ分かる。



まず飲み物を買って100円玉を準備。
チャレンジしたら、80年代ゴジラが出てきた。
※Twitterには「初代」と書いちゃいましたが、vsビオランテでした。

まぁ、想定内だ。
いきなりシンゴジラに当たるなんて甘い事は考えていない。



続けて300円を投入し、ハンドルを回す。
「ゴトン」と出てきたのは・・・
また80年代ゴジラ。



「ええい!最後だ!」と、もう300円をブッ込んで
ハンドルを回した。
・・・やっぱり80年代ゴジラだった。



はぁ。やっとシンゴジラ・ガシャポンに出会えたのに。
300円にしては素晴らしい造形と言われる物が目の前にあるのに。

諦めました。
やらずに終わるよりはトライしただけ気が済みました。

機会があれば、またチャレンジしたいけどなぁ。

映画「オケ老人!」上映+トークショーに行った(3)

2016年11月27日 | サブカル
そしてトークショー。
上映が終わってイオンシネマのスタッフさんが「まもなく開始です」と
案内して、コップが乗ったテーブルを準備。

監督と飛永クンは「威風堂々」に乗って猫背気味に登場。
イスとテーブルが準備されてるのを喜び、司会の女性スタッフさんに
紹介された後は、「僕ら二人でトークっすよね」と進行を自ら申し出て。
そんなこんなでトークショーは始まった。



当初、「ラバーガール飛永」と言われても、失礼ながらピンと来ず。
「バンドの人かな?」なんて思っていたが。
なんの事は無い、お笑いグループの人でした。
※コンビの片割れもリポーター役で登場していたとか。

飛永クンの役は、フランス語の通訳。
来日した世界的指揮者・ロンバールの側に付いているアリノとして
けっこう要所で登場しているのだが。

謙遜してか「みなさん印象に無いでしょうけど」と口走ってしまい
「それじゃ困るんだよ。さっき上映したばっかりの映画じゃん!」
~と、細川監督に突っ込まれてしまう。

細川監督からすれば、飛永クンは年下で、ある意味「お笑い」という
自分と同じフィールドの人間。
舞台「男子はだまってなさいよ」で「何にも残らない笑い」を標榜する
細川徹氏からすると、遠慮なく突っ込める対象だ。

よって「面白いトークになる」要素は万全(?)。



個人的にフランス語の先生に付いて「ミスドで2週間くらい、1日1時間の
授業を受けた」という飛永クンに「それって凄いかぁ?」と素っ気なく
反応。

その努力と仏語発音の上達に、主演の杏ちゃんが「一番すごかったのは
飛永さん!」と語っていたと聞いて感激しきりの飛永クンだったが、
そこでもアッサリ「違うと思うけどなぁ」と細川氏は否定。

※そもそも最初の読み合わせで全く仏語が出来ない飛永クンに不穏な
 空気が流れた…とか。
 「でも元々しゃべれないから!当たり前ですよ!」と必死に自己弁護
 する飛永クン…。

また、「僕のフランス語、2文くらいカットしてますよね?」と監督に
詰め寄るも「そんなのあったっけ~?あ、あった。あった」とノラクラ
かつアッサリと返されていた…。

飛永クンに「やりづらかった人は?」と聞かれ、「そんなの・・・
いるワケないだろ、バカヤロウ!」と狼狽するカントク。
「誰がツイートするか分からないんだから!」
「まぁ、今日のお客さんの年齢層からすると・・・何人かSNSやって
そうな人いるじゃん!」と、これまた我々を笑わせてくれた。

「老人!」ってタイトルだし、出演者も年配だから見に来る人も高齢が
多い…と。
何度か客席最後尾で見た細川監督だが、客席には「白・肌色・白・肌色」
の頭部が交互に並ぶ回もあったそうな。

※うろ覚えですが、そんな感じの会話が繰り広げられましたよ。
 ある意味、確信犯的に飛永クンは突っ込まれてましたよ。

撮影シーンの苦労を聞かれ、やはり「演奏シーン」と答えた細川監督。
「基本的にみんな楽器弾けないし。小松さんとか、とん平師匠とか、
みんな歳いってるから、そもそも指が動かないんだよ(笑)」。
飛永「弾くふりも?」
細川「出来ない。最初、小松さんはチェロを構えるだけの練習で終わり」
飛永「(笑)」
細川「もう『これは無理だ』と思った。序盤は譜面で手元を隠してたけど」
飛永「ずっとそれじゃ持ちませんよね」
細川「でも、やってるうちに上手くなるの」
飛永「弾くフリが!(笑)」
細川「そう」
飛永「指が動くようになって」
細川「小松さんなんて『元気になった』って(笑)」
飛永「指動かすのって健康にイイですよね(笑)」
細川「そもそも遅くまで飲むから朝は元気ないんだけど」
飛永「お年寄りは朝が元気なイメージありますけど(笑)」
細川「杏さんが一緒に体操やったりして」
飛永「あれって本当にやってたんですか」
細川「ホントにやってたの。そこで『これは使おう』…と」

~なんて、舞台裏も語られて。

細川「次第に演奏シーンをワンショットで収められるようになって」
飛永「リンクしてるんですね」
細川「劇中でも上手くなっていくし、実際も上手くなって」

「いい現場だなって」と微笑む細川氏は満足そうだった。
ズルイなぁ、飛永クンに散々突っ込んだ後ほっこりさせてくれる
なんてなぁ…。



イベントも終盤。
唐突に「何か監督に聞きたいことあるって人いますか?」と挙手を
促す飛永クンだったが。

全く手は上がらず。

監督の「こういうのって急に言ってもダメなんだよ!」「誰も手
上げないもんだよ!」と、またしても激しいツッコミに遭う。

それでも司会の女性に「あちらの方が」と示された女性が出演者の
印象を尋ねて間が持ちました。
そのなかで「石倉さんに掛かると50才の役者さんでも『大人らしく
なったなぁ』だから!大人になってないんだから!」と、またしても
楽しい話をしてくれました。
※小松正夫さんや左とん平さん、石倉三郎さんの話は聞きたかった
 ので、とても嬉しかったですよ。

なお、感想に関しては、試写や公開以降、SNSで多数寄せられて
いるそうだが。
「回覧板で回します」なんていうメッセージもあったと紹介。

さらに監督自身のお父さんも同様に回覧板で口コミを広げていたと
ツイッターで知って
「これには恥ずかしくての『いいね』出来なかったよ!」と激白、
観客を笑わせてくれた。

「逆に新しい!」と喜ぶ飛永クンに、「古いよ!」と突っ込む監督。
「今からでも新宿の回は間に合うから!トーク内容を確認に行こう!」
「口コミはツイートしてね。…というか、回覧板で!」とオチを付けて
イベントは終了したのでした。
※時間オーバーの盛り上がり…

神奈川の新百合ヶ丘まで遠征した甲斐がありました。
「オケ老人!」トークショー、映画同様に面白う御座いました。

もちろん映画単体でも大いに楽しめます。
「オケ老人!」、オススメで御座います。

映画「オケ老人!」上映+トークショーに行った(2)

2016年11月27日 | サブカル
映画を見終わって、心地よい爽快感あり。

あらすじは、
杏ちゃん演じる高校教師の千鶴が、うっかり年寄りばかりの
アマチュアオーケストラに入団してしまい、そこで指揮者と
なって奮闘するというもの。



杏ちゃんが「ただの出来るコ」じゃないのが良かったなぁ。
負け犬のようになりかねない展開から「そうきたか!」の
指揮者転身ぶり。

笑えたし、ホロリときた。
もう、ね。喜劇人と言われる方々の出演だけで惹かれる
ワケですよ。

そして、若い登場人物もいるのですよ。
団長の孫娘役の黒島結菜ちゃん、生意気カワイイ演技も
サイコーで御座いました。

そしてやっぱり「演奏に」「撮影に」と協力された、
Musica Promenadeさん。

以前、伊福部先生の「交響譚詩」目当てで行った演奏会。
そこで聴いたムジカさんの「新世界から」。

「あの音が...」と思ったら、ホント感慨深いものが
ありました。



順番としては「この世界の片隅に」を先に観て、次に
「オケ老人!」を観て良かったと思う。

ちょっと落ち込んだ気分が持ち直したよ。
※「この世界…」名作だけど直視するのが辛い部分も
 あったしなぁ。

「オケ老人!」も思ったより夢や恋に悩むシーンが
あったりしましたが。
基本はサッパリ笑って、下手したらしたら何も考えず
前向きエンド。

明日からスッキリ生きれそうな感じです。
(続く)

映画「オケ老人!」上映+トークショーに行った(1)

2016年11月27日 | サブカル
11月27日、神奈川・イオンシネマ新百合ヶ丘にて
映画「オケ老人!」のトークショーが実施されると
聞いて、小田急線の急行で馳せ参じましたよ。



11時30分の回の上映後、細川徹監督とキャストの
ラバーガール飛永翼クンが登場してトークすると
いうので、「男子はだまってなさいよ」を何度か
見ている私は「これは行かねば!」と、勝手に妙な
責務を覚えてしまったワケです。

新宿で乗り換えた小田急線。久々です。
道中のBGMは…クラシックの「威風堂々」+「新世界」
~と言いたいトコロですが。



私のウォークマンには収まっていないので、せめて
シンフォニックに…とイエスの「海洋地形学の物語」
~を流しながらの電車移動で御座いました。



あとは「ドラマ」。
いやいや、これはもうYES来日公演の予習じゃないですか!

(続く)

フィデル・カストロ氏が逝去

2016年11月26日 | 生活
キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長が11月25日に
死去した。
享年90。
世界史に残る人物がこの世から去った。

あの、オリンピック3連覇のテオフィロ・ステベンソンをして、
「プロの試合でモハメド・アリと戦うかって?そんなこと同志
カストロは望まない」と言わしめた人物ですよ。



※画像はステベンソンの功績を称えるカストロ氏。身長が190㎝も
 ある彼の体格は、ヘビー級ボクサーと比べても殆ど遜色ない。

フィデル・カストロ氏は1953年、チェ・ゲバラらと一緒に武力闘争を
開始し、親米のバティスタ独裁政権の打倒を図る。
翌年、革命政権を打ち立ててキューバは社会主義国家になった。

その後カストロ氏は約50年に渡ってキューバ共産党独裁体制を維持し、
国家評議会議長として君臨。
教育水準、医療体制を向上させた。

一方、冷戦終結後のソ連崩壊で、キューバ経済は苦境に立ち、多くの
人民が国外へと亡命した。
※主にイカダに乗って米国フロリダへ…

2008年、体調面の不安を理由にカストロ氏は国家評議会議長を退任し、
弟のラウル・カストロ氏に後を引き継いだ。
以降、ラウル氏はアメリカとの関係改善に着手。2015年には4年ぶりに
国交を回復した。

フィデル・カストロ氏は、キューバ革命の英雄として賞賛される一方、
有識者の一部は「反対勢力を残酷に粛清する人物」と非難。評価は
分かれている。



スポーツ好きでも知られたカストロ氏。
野球のWBCへコメントしていた事も印象深い。

なんと、日本の原監督の采配に対して苦言を呈したりしてて、私なんて
逆に「歴史に残る人物に評されるなんて凄いなぁ~」と感心してしまった
程ですよ…。

評価は分かれども、歴史に大きな足跡を残した人物である事は間違い
ありません。

国家評議会議長を退任した後には、広島を訪れ慰霊碑に献花したという
報道もありました。
米国のオバマ氏よりずっと以前の話です。

「長崎、広島の人々には何の罪もなかった」「世界中の人がこの場所を
訪れるべきだ」と語ったとの事…。

アメリカに弾道ミサイルを向けた人物ではありますが、こういう行動には
日本人として感じるところがあります。

波乱万丈の人生に幕を下ろしたカストロ氏。
いまは「ゆっくりお休み下さい」という言葉あるのみです。

TEAs' TEA NEW AUTHENTIC アップルとピーチを飲む

2016年11月25日 | 生活
伊藤園さんの「TEAs' TEA NEW AUTHENTIC」。
すっかり「ほうじ茶ラテ」はコンビニの定番商品になっている。

ただ、困ったことに数種類一斉に出ている筈なのに、偏っていると
いうか、「ほうじ茶ラテ」しか置いてないコンビニ店が多いのよね。

それでも飲料専門店みたいな所で「日本の紅茶」と「ダージリン」
買って飲んで「うまい。もっと手軽に買いたい」と思いつつ、中々
出会いない日々が続いていたのでした。

他にも、「アップルティー with ルイボス」や「ピーチティー with
グリーンティー」があるのに・・・。



そんなコト考えてたら、何のことは無い、近所の100円ローソンで
売ってましたよ。

飲んで爽やか。美味しかったですよ。
マジでコンビニ各社に「ほうじ茶ラテだけじゃなく各種置いて」と
メールでも送ろうかと考えたりしてたんですが。

ふと寄った近所のスーパーが「TEAs' TEA NEW AUTHENTIC」全種類を
売ってましたよ。

個人商店みたいな店が・・・。
いや、そういう店だからこそ、店主の裁量で仕入れも出来るんでしょうね。

このまま、ずっと置いてて欲しいなぁ・・・。

初雪

2016年11月24日 | 生活
昨日から天気予報で言っていたが。
24日に東京都心で午前11時に積雪が見られた。

11月としては、
気象庁の統計開始以来(1875年以降)初との事。



気象庁によると、
偏西風の蛇行により大陸から真冬並みの寒気が東日本に
かけて南下した事が理由だそうで。

関東上空の気温は-4℃を下回り、平年比で7℃以上は
低かったとの事。



都心の気温は午前6時で1,9℃。午前9時すぎには
0,9℃まで低下。
家屋や車の屋根、街路樹に雪が積もり、歩道の雪は
シャーベット状になってスリップの危険を感じた程。



まぁ、豪雪地域の方々に言わせりゃ「ぜんぜん大した
事じゃない」雪なんですが。

私も「寒けりゃ降るよね」程度の印象だが。
中央線で言えば高尾方面とかね、先のほうの影響で
ダイヤが乱れるからね。

そういう意味じゃ困ったもんです。

レッドスプライト大反撃!

2016年11月23日 | 漫画
50号からして「やったぜぇぇぇぇぇ!」の大反撃。

敵エデニア陸軍の攻撃の前に風前の灯火だったナルビオン。

第二の故郷を守る戦士として残る覚悟を決めたアルフレッド。
別れを告げて空に消える主人公タツのレッドスプライト。

幼き女王もろとも滅びてしまうのか…と思わせたナルビオン、
エデニア軍に戦いを挑むアルフレッドだったが、苦戦。



そこへ現れ、敵を叩くタツ!
そして上空からモノサンダー。

「よっしゃああああ、そうこなくっちゃ!」

仲間が敵戦車に避雷針を取付け、モノサンダーが次々に直撃!

一気に逆転…かと思いきや

敵兵が自爆、その灰を纏うためにエデニアから飛来してきたのは
連載冒頭にも登場した「遺灰戦士」。



51号のレッドスプライト第13話。
タイトルは「遺灰兵士」!

ブラックバーンは群雄乱立時代の戦士。
乱世を統一し戦争を収めたエデニアだったが、統治エネルギーの
源に雷髄人間を使う非道の国家となっていた。



いわば建国戦争の英雄にして亡霊戦士のブラックバーン。
圧倒的強さでタツらを追い詰める。

雷(いかづち)を直撃されても逆にレッドスプライトの位置を
察して単身乗り込む戦士ぶり。



銃で抵抗するフォールたちも歯が立たず。
※フォールさんの悲鳴がカワイイ・・・

突き落とされるモノは死を覚悟するが、間一髪でタツが抱き止める。

仲間が3人揃い、いよいよ反撃。
アルフレッドの磁力、モノの電気エネルギーを借りてタツが再び
ブラックバーンに挑む。

アルフレッドの磁力で艦外に誘き寄せ、モノ最大級の電力攻撃
「超モノサンダー!!」



大逆転か!?!?

ここで最新の13話は終了。
話の盛り上がりと言う意味でも大反撃!

色んな意味で一気に盛り返すか・・・と思われたが、掲載順は
事実上、巻末。

次回、勝利を収めながら「俺達の戦いは、これからだ!」で
発進しながら空を見上げるパターンじゃないだろうな!

「第一部 完」といって第二部が永遠に始まらないパターンじゃ
ないよな!

頼むよ!終わらないでよ、「レッドスプライト」!!!

ワールドトリガー休載へ

2016年11月23日 | 漫画
あうううう・・・。
体調不良で50号休載。

ハガキ訂正が間に合わないのが2週続けて・・・。
そして期限未定の休載へ。

頸椎の持病でしたっけ?
とにかく、ゆっくり療養して下さい。



再開を楽しみにしてますから・・・。

それまでアニマックスで(再)放送されてるアニメを
見るか・・・・って

もう「大規模侵攻編」終わってるじゃないかー!!

仕方ない、第1話から録画したモノを見よう・・・。