京都発・町家・大工はんなり日記

京都で仕事と道具を楽しみながら毎日過ごす。

玉鋼?

2020-04-16 21:38:27 | 道具箱
玉鋼?


世間は景気が低迷し暗い話が多いのですがよい季節がやってきました。

それでまたまた古い道具箱の中から鉋を取り出してきました。

まずはさび落としから

裏は切れていましたので叩いて裏押し。えらく簡単に押せてしまいました。

で、鎬面を研ごうと見て見ると玉鋼の刻印があるではないですか!


左の鉋刃です。

この刃返りの出方はひょっとして!

以前に玉鋼を研いだ感じもこの感じ。だったら良いのになぁ。

仕上げに使った砥石はこれ。


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1 コメント

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千年国土マルテンサイト (特殊鋼ムーンショット)
2024-03-07 13:22:23
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタインの理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズムにんげんの考えることを模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。なにかしら多神教的で日本的ななつかしさを感じさせるなにかによって。

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