地獄の昔話。
悪口ですが、現実そのままです。ちょい過激です。
潰れかけの会社があって。
そこに頼まれてアニメ描いてました。
自分の中でその時が劣悪度だんとつトップ。
何もかもいい加減で、ゴミの量産みたいな仕事です。
ほいで、自分はフリーで作画監督してまして。
会社自体が舐められてて、とにかくゴミみたいなLOしか上がってきてなくて、それをスルーしまくってる会社自体もう作品に興味ないんだろうと思ってました。
そんな時アニメーターの仕事をしてみたいという方がいたので、
「アニメーターじゃない人なんですけど、手伝わせてもいいですか?」
って聞いてみたら。
「アニメーターじゃない人はちょっと」
って凄く真面目に返された。
俺から言わせるとそもそもアニメーターなんて一人もいなかった。
鉛筆を持ってるやる気の無い何か、しかいなかった。
そう思ってたので愕然としました。
酷い所の酷さは想像を絶してて、たぶん、常識レベルだと想像が追い付かないと思われる。
普通に生活してたら死ぬまでに一度も見ることのない秩序。
まあ、いい思い出。
現在はその会社無くなってます。
常にレイプされてる気分で必死に抵抗してたら
不思議なもんで結果的に自分の画力が一番伸びた期間だった。
後一個、生きてても地獄は味わえます、という話。
会社をよく選ぼうということね。