異教徒たちの踊り

まるでリズムの悪い絵と日記のブログ。それでも____
楽しい出来事があればいいなぁ、と、言う、ブログ。

ゆとり教育の成功例

2021年03月02日 | Weblog

15年以上前、自分が高校2年生の終わり頃。
「自分が学びたい内容を書け」といった内容のB4紙が唐突に配られました。

「え?いいの?自分の趣味とか書いていいの…はぁはぁ
 授業中に絵とか描きたい、3Dとかやりたい…はぁはぁ…うッぐ、で、でも何がどこまでやれるのかわかんないし…はぁはぁ…
 そ、そうだ、曖昧に書いて好き勝手にやれるような内容に…」

自分が提出した内容は
「デジタルを使った作品作り」キリッ

無事通過。
3年から授業はスタートなのだけれど、2年生の時点でもう…ああ…楽しみで楽しみでやりたくてしょうがない。


昼休み職員室に向かいました。
担当になった美術の先生に伝えたところ。
先生「いいよー、PC持ってってー」
僕「!!!!????」


使われていない教室を割り当ててもらい、PC設置。

そこから毎日が楽しくなりました。
朝昼放課後、使える時間を全て使わせていただきました。

3Dソフトを使い、映像編集ソフトを使い、実写を使い。
母校の写真を撮り、母校の裏庭に巨大な足跡を掘り、
巨大な宇宙人が母校の裏庭に立つ映像を作って、
それを全校生徒の前で発表して皆に笑ってもらいました。


上記の授業は、ゆとり教育が本格化した時期で、それらの楽しい日々を送ることができました。
自分はいわゆる「ゆとり世代」ではありませんが、ギリギリ本格的なゆとり教育を受けています。
ゆとり教育の「総合的な学習の時間」にあたると思います。


あんなに楽しい授業。
学校という環境で初めて主体性を持って前のめりに学習できたあの思い出。
実はゆとり教育から頂いてたんだと最近知ったので書きたくなりました。

当時は、底辺高校の特別の授業だと…遊ばせてもらってると思ってたケドね!!

ちなみに現在、総合的な学習の時間でやっていたようなお仕事をしてます。