アレコレ

猫たちとの暮らしの中で、やりたいこと・やらなきゃいけないことがたくさん。

小さな生態系

2012-05-08 14:42:31 | 植物

 

植えた覚えのない植物がいつの間にか庭に生えていることがある。

 

そのひとつ、紫式部だと思う。盆栽鉢に植え替えたらコケが生えネジ花も生まれた。

ビロードのようになめらか。それに美しい!

 

4月に何度か暑い日があった時カエルが鳴きだし、「あーもうそんな季節か」と思ったことがあった。

そして一昨日、池の水を入れ替えようとのぞいたらおたまじゃくしが泳いでいた。

 

うじゃうじゃいる。今年は多いな…。

 

 

うちの南側には高い家があるので日陰になる。でも案外、日陰を好む植物が多いことがわかった。

試しに『日陰を生かす庭づくり』という本をネットで購入してみたら思いのほかいい本で、

本の中の気に入った植物を少しずつ集めていった。

 

これは実家から持ってきたシャガ。子供の頃から好きだった花。

 

 

イカリソウ。これも実家から。

 

これも実家から。山吹の八重。

 

これも~。ナルコユリ。アイビーも実家の山に生育している。

実家は植物の宝庫だ。

 

うちでは農薬は使わないし剪定した小枝や葉っぱも生ゴミも肥料にしている。

それもよかったかもしれないが、いつの間にかミミズが増え虫も鳥も来るようになった。

水を入れた池にはカエルがやってきておたまじゃくしに成長した。

このあとヤゴも泳ぎ出すはず。

 

 雨上がり

 

日陰のある庭は冬は寒いけれど、工夫するととても素敵な庭になる。

あでやかな花は育ちにくいが、しっとりとして凛とした花が育つ。

わざわざ日陰をつくる人もいるようなので、陰陽のある方がメリハリがつくということかもしれない。

 

こごみは実家の川辺で採ってきた。発育旺盛すぎる。

 

ここの地域は山を整地して住宅地にしたので、もともと土は肥えている。

だから日陰でも手入れをしないとあっという間に廃墟と化した庭となる。

このところの温暖化で12月くらいまで草取りが続く。がんばっぺ…。

 

こんな感じでうちの庭ができあがってきた。

 

鳥を追っている。か、寝ている。庭に興味はないよね、タマちゃん。

 

 

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実家にも大きなガマガエルがいて、父はうちの守り神だと言っていた。

ある日父が私を呼ぶので家の北側に行ってみると、逆さまにした風呂桶がズルズルと地面を動いている。

中には大きなガマガエルがいた。父は守り神に風呂桶をかぶせて遊んでいたのだ。

私も可笑しくなり「何やってんのお父さん」と言うと、

「おもしろいな。くっくっくっく……」と子供のように笑っていたのを思い出す。

意見が合わずケンカばかりしていたけど、そんな単純なところは好きだった。

 

実家の石垣。相当古い。

春になるとすみれが顔を出す。

 

 

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