しがない焙煎師のクソ日記

コーヒー豆焙煎の記録をうだうだ書きます

160720 本日の焙煎豆とお客様

2016-07-20 23:48:17 | 焙煎の記録
本日の焙煎はまずはルワンダニャルシザ。


焼き芋のような甘い香りが立ち込めます。
浅煎りの豆なんですが、表面は少-しだけ焦がすことで独特の風味を閉じ込めています。


ちょっと気合を入れ直して・・・


つぎにドミニカ。

ドミニカって、「ドミニカ国」と「ドミニカ共和国」があります。
ティピカの渡ったマルティニーク島は「ドミニカ国」の隣の島。
うちの使ってるドミニカバラオナは、「ドミニカ共和国」のもの。
なんだかややこしいよね。
途中の均しをしっかり行うことができたため、かなり揃って甘い香りが強かった。

途中休憩は伊達絵巻。まっちゃんありがとう!

これのバニラ味が好きだったけど、気づいたらあんこの味も好きになってた。
これが、大人になるってことかな。

で、最後にブラジルブルボンアマレロ。

香ばしいくて甘い香り。
最近一ハゼがほとんど感じられない。一ハゼがない方がなぜかまろやか。熱の通り方が違うのかもしれない。

今日のお客様もそれぞれがユニーク。
音楽好きの方が多くなってきた気がする。メタルのルーツや、ご自分が操る楽器を基にお話しすることも多く、音楽の勉強が捗ります。
最近気づいたのが、自分が好きなのはメタルではなく、ソナタアークティカやブレットフォーマイヴァレンタインなど、メタルを中心に添えてやっているバンドが好きなだけで、ジャンルそのものへの好みではない可能性が出てきた。
ソナタのアコースティックも好きだし、ブレットもアコースティックで最高のナンバーがある。
たぶん、コード進行だとかボーカルの響きとか、感性で感じ取る部分があるんじゃないかなと予想。
うむ。
不思議なことに、作詞や楽器のプロの方の常連さんがちょこちょこいる。本物を知っている方々なので、そんな方も常連で居続けても恥じないようなコーヒーを提供していくことも大事だし、感性で仕事をしている方々を支えるコーヒーを提供していきたい。
重大な仕事だな。と改めて感じた。

また、アンティークなどのカップが好きな方にもえらく気に入られているらしく、もし一周年のイベントを行ったり、コーヒー会なんか開く場合は、アンティークカップの提供を提案してくれた。・・・マジ??
一焙煎一焙煎しっかり行うことが、信頼にも信用にもつながってくと再認識して取り組んでいかなくてはと、切に感じる。

コーヒーの味に関して、常連さんでノリのいいお客様に舌や感覚をお借りして実験をさせてもらっている。
酸がとにかく苦手だったお客様に、徐々に酸を克服していただけている。
ブラジル→ドミニカ→タンザニア→コロンビア。ここまでは「美味くなった」そうな。もしかしたら、うち独特の焙煎での風味かもしれないが、酸をきつくなく楽しめていただけているのは、なんだかとっても嬉しい。
日々実験でござる。


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