青い鳥 心のままに

心の笑顔で 生きて行きたい♪
ゆっくり ゆっくり 最期まで
自分の人生だから………。
 とまり木へようこそ♪

詩 旅について

2005年08月31日 13時07分00秒 | コラム

この詩は、私が、まだ若い30年位前に書いたものです。
まだ自分の障害が受け入れられなくて、もやもやした気持ちのときに、妹と二人で日本アルプスの黒部ダムに行ったときに書きました。
今の詩と随分違うんだなぁ~と自分でもわかります。


旅 日本アルプス

2005年08月31日 12時59分00秒 | 

長い 長い トンネルを 走りぬけた私に

真新しい光が あたたかくつつんでくれた

広々とした田や山が 重く沈んだ心も

旅の疲れもいつしか忘れさせてくれた

頭の白い日本アルプスが真夏のなかで

キラキラと輝き

巨大な黒部ダムは底に白く渦巻き

ゴォー ゴォー とうねり

悲しく泣き叫んでいるようにも聞こえた

この重くのしかかった脳性マヒを私の身体から

奪い去ってくれれば良いのにと念願してみた

しかし 旅を終えた私は昔も今も変わりなく

ぎこちなく震える手でポツリポツリと

タイプを打っている


病気である前に一人の人間です

2005年08月29日 00時59分00秒 | コラム

観る人によって考えは違いますが、感動は誰もがすると思います。しない人はすでに人間ではなくなっています。生まなければ良かったのに!生んで良かった!どちらを選びますか?男には分かりません!
投稿者:whh9108021 (2005 8/28 22:34)
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私は、もちろん産んで良かった。生まれて来て良かったと思っています。
障害があろうと、無かろうと一人の人間なのです。
この少年が存在したからこそ、病院の医師、看護士、読み聞かせや身の回りのお世話をして下さる方たちが一生懸命になれたのです。鉄道員の方たちも一生懸命になれたのです。会社の上司の方の思いやりも、この少年がいたからなのです。
私も障害があります。それでも人間として生きて行けてます。
みんなが協力して手を貸してくださる人がいるからなのです。
子供を産んで育てました。みんなが手を貸してくれました。親としてしてあげたくても出来なかった事がたくさんありましたが、代わりにやってくれる人がいたから、今では、ほんとうに、私の心強い味方になってくれます。この少年のように病気ではありませんが、私は子供を産んで良かったです。みんなで助けてもらいました。お陰で立派に成長しました。みんなに感謝です。ありがとう!!
人生、長かろうと短かろうと関係ない、その人が一生懸命生きられたら、それで本望。
障害があろうが無かろうが一人の人間。
心があります。泣いたり、笑ったり出来る心があります。
生まれて来て良かった。
生きてて良かった。一生懸命やるだけです。
コメントありがとうございました。



24時間テレビを見て

2005年08月28日 06時25分00秒 | コラム

24時間テレビを見て考えさせられました。
生きるとは? 幸せとは?
拡張型心筋症と診断された少年の16年の短い生涯を描いたドキュメンタリードラマに感動しました。
江口哲郎君と同じ病気なんですよね。
この少年の場合はお母さんが拡張型心筋症で、一大決心の上、少年を産んだ。
生後まもなく少年もお母さんと同じ拡張型心筋症であることが判明する。
親の気持ち、やるせなかったと思う。母親としての役割が十分に果たせない気持ちは私には良くわかりました。本当に辛いんですよ。自分の子供に十分なことをしてあげることの出来ない親の気持ち。情けなくて悔しいんです。まして、その子が自分と同じ病気にかかっているとわかったときの親の気持ち。それともう一つは鉄道員の方たちの接し方です。一人の少年のために大勢の方たちが一生懸命に考えたり、調べたりして、少年の夢をかなえさせるシーンは人の力ってすごいなと思いました。私が一人でセニアカーに乗って電車に乗ったときのことを思い出しました。みんなとっても親切だったんです。大勢の方が力を貸してくださいました。お陰で私は楽しい一日を過ごすことができましたから、今でも良い思いでとして私の中に残っています。この少年の場合はつらかったです。でも、少年は幸せだったと思います。本来なら叶わぬ夢が、たくさんの方の働きでかなえることが出来たのですから。短い命でしたが少年は一生懸命に生きることが出来ましたね。私も、もう少し頑張って人間らしく生きたいと思います。人間としての幸せ、生きていくことの幸せ。平凡に暮らせる幸せに感謝です。人間は一人では生きてゆけません。みんなで力を合わせましょう。


かもめさんの心          2005・8・27 記

2005年08月27日 12時50分00秒 | 
広い海から

青い海から

高波に乗ってやってきた

かもめさん

まだ まだ 一度も会ってはいないけど

なぜだか気になる かもめさん

青い鳥の心に 安らぎを与えてくれた かもめさん

だけど もう かもめさんの心には 青い鳥は居ないのね

波に乗って何処か遠くに行ったのね

仕方ないね 若い元気な かもめさんだもんね

傷つき疲れきった青い鳥には

かもめさんが とっても眩しいんだよ

かもめさんが爪弾くギターの音色を聴いてみたいな

素敵な歌声聴いてみたいな

それは叶わぬ夢だよね かもめさん

かもめさんの心には………

青い鳥は もう居ない………


江口哲郎君へ           2005・8・24 記

2005年08月24日 16時48分00秒 | 
哲郎君 君の事ホームページで知ったんだよ

きついねぇ~

苦しいねぇ~

人工心臓音がうるさいねぇ~

音が聞こえてうるさいと感じるのは 哲郎君が生きているからなんだよ

みんなが哲郎君を応援してるんだよ

早く元気になって学校へ行って勉強したり

お友達と遊べるようになると良いね

ディズニーランドにも行けるようになると良いね

哲郎君の将来の夢は 漫画家 マジシャン

う~ん、良いねぇ~

みんなを泣かせたり 笑わせたり ビックリさせたり

そんな漫画家になれたら良いね

そう なるように生きよう

今 とっても きついかもしれない

泣いても良いよ 辛かったら

何時か元気になって とっておきの笑顔を

みんなに見せてね

お父さん お母さん お姉さん達に

哲郎君が元気に走って見せれるように

みんなで応援するよ

だから 哲郎君も病気なんか吹き飛ばそう

風船に病気を閉じ込めて何処かへ飛ばそう

哲郎君 負けるな 病気なんかに………

よ~し 一緒に戦おう おばさんも………

永遠の眠り           2005・8・19 記

2005年08月19日 05時29分00秒 | 
2000年8月19日 午後7時18分、眠るように旅立っていった

さっきまで 思い出話をしていたのに

陸に上がった魚が息するように パックン パックンと口を開いて息をする

最期の最期まで生きる事を諦める事無く必死だった

しかし 天命には逆らえなかったね

あなたが あまりにも苦しみ 痛みを我慢するので

私はつい 言ってしまったよ

もう そんなに頑張らなくても良いよ

少し眠ったら楽になるよ

あなたは安心しきったように深い眠りについてしまった

もう 二度と目を開く事はなかった

もう 名前を呼んでくれる事もなかった

息子に 母さんを頼むと言ったっきり

永遠の眠りについてしまった

あれから5年 いつも私の心の中にいてくれる

私の回りに良い人ばかりを引き合わせてくれる

素敵な友達がたくさん出来たし

困っている事は何にもない

一人で悠々と暮らしてる

一番贅沢な暮らしかもしれないね

自由の贅沢

心の贅沢

ありがとう 守ってくれて

光の草原           2005・8・15 記

2005年08月15日 13時18分00秒 | 
虹の架け橋を渡ると

そこは膨大な宇宙の草原なのです

青い鳥のコチコチになって動かない手足も

雲のベッドに横たわり力抜けていくのです

身体も心も軽くなり、自由にどこへでも飛んでいけるのです

宇宙の草原に私は色とりどりの花を育てます

風が奏でる優しいメロディーに耳を傾け

星たちの輝きに目を瞠り

たくさんの愛に心をひらきます

暖かな日の光に包まれ

障害のない

自由な身体へと解き放されます

青い鳥も光となり

あなたの心(もと)へ軽やかに飛んで会いにゆきます

宝物の言葉           2005・8・10 記

2005年08月10日 05時04分00秒 | 
あなたは 私の中にいる

シャボン玉になった命は

ふぉんわか ふぉんわかと そこいらを飛び回っている

決して消える事のないシャボン玉

天使の修行も6年目

一人暮らしも6年目

毎日何をするわけでもなく

パソコンと語り合いながら日は過ぎて

心の中を詩に託し

今日を生きている

耳が聞こえなくなった青い鳥だけど

のんびり のんびり 生きましょう

友の元気な電話の声が聞けないけれど

文字で言葉を交わしましょう

何も困りはしないでしょう

あなたが最期に言ってくれた言葉

「もし、本当に困った事があれば、良い方向に向くようにしてあげるよ」

青い鳥の宝物の言葉

大切な 大切な言葉

だから 青い鳥は本当に困った事がないよ

なぜか良い方に向いてしまう

あなたの言葉どおりにね

ありがとう あなた!!

守って下さってるんですね

ぼっちら ぼっちら 生きましょう

のんびり のんびり 生きましょう

鼻歌交じりで 心はルンルン

宝物の言葉を胸に………。

赤とんぼ            2005・8・4 記

2005年08月06日 06時25分00秒 | 
チリチリリ~ン チリチリリ~ン 風鈴の涼しい音が聞こえます

赤とんぼの群れが スーイ スーイとやってくる

乗ってる 乗ってるよ みーんな乗ってる

赤とんぼの背中に シャボン玉になった命が

透き通った四枚の羽をつ~んと広げ

スーイ スーイと飛び回っているよ

懐かしい人を探しているのでしょうね

小川のせせらぎに舞い降りて

のどを潤す赤とんぼ

木々の小枝にとまって 疲れた羽を休める

風のささやきに木の葉が揺れて

赤とんぼたちに お帰り 久しぶりと話している

我が家にも提灯に蝋燭を灯して

あなたの帰りを待ちましょう

風鈴の優しい音色を聞きながら

チリチリリ~ン チリチリリ~ン