11/20からスタートした、臼井良平 個展「encounter」に行ってきました。
出来るだけ早く行きたかったものの、なかなか訪れることが出来ずようやく今日行ってこれました。
臼井さんの展示はこれまで無人島で2回見ています↓
<関連記事>
・臼井良平 展「Flying goza mat」(無人島プロダクション)
・臼井良平 展「Sunday Remains」(無人島プロダクション)
今回のタイトルである「encounter」とは「遭遇」のこと。
冒頭の画像は今回のDMでペットボトル。
少し水が入っててラベルははがれている。
「forgotton liquid」シリーズの中の一枚。
歩いてて街中で遭遇した飲料の空いた容器を写した写真。
さて、会場風景です。この右の2点も「forgotton liquid」シリーズ。
下はアイスクリームの食べ残し。よおく見るとコーンの中に微妙に白いアイスが少しだけ見えています。
上のはびっくりしました。青と赤の紙パック2つが並ぶ様がかわいい。カップルみたい~。
これが作った場面ではなく、発見したシーンだというのが素晴らしい。
まさに遭遇です。
さて、向かって左は何とペインティングです。
無人島プロダクションでペインティングが展示されるのはこれが初めてだそう。
ほんとだ!思い出してみたら、ドローイングはありましたが純粋にペインティングというのはここで見たことがありませんでした。
臼井さんの自宅のタンスだそう。
エピソード的な話は聞いたものの、これは実際に臼井さんご本人に聞いてみたいと思います。
一件、まともな絵画ですが、影の落とし方とかよく見てるとちょっと妙であることが分かります。
あと、今回は無人島プロダクションの入口横にあるガラスが交換されています。
これも作品です。
ガラスにサンドブラストという技法で加工してあって、一部がクリアでそれ以外の部分は雲ってみえるというもの。
以前に無人島3周年の時に臼井さんがプレゼントしたワインを冷やすガラスの器に施されていた加工がまさにこれですね。
<参考>
3rd Anniversary ムジントウ「バー(もどき)無人島」(無人島プロダクション)
「結露」なるタイトルのシリーズ。
ほんとに結露してる窓を指でなぞったようにみえる。
これが実際に結露したら面白いでしょうねえ。
結露モチーフのはこの他にも3点が展示されていました。
あと、ちょっと経路の違うのとしては「日本の人」。これはほのぼのしててよいなあ。一番奥にひっそりと掛けられているので確認してみてください。
臼井さんの作品て最初ぱっと見るとインパクトが弱いかなあと思うのだけども、じっとみているとじわいじわりとくるんですよね。
ペットボトルしかり、結露しかり。
無人島プロダクションのラインナップも今年はこれでラスト。
さあ、また来年からの展開が楽しみです。
12/19まで。13時~20時OPEN。