先週の日曜日、高崎に行ってきました。
目指すは、高崎市タワー美術館で開催されている「日本画ってなぁに?」。
以前にこのピンクのチラシを見て、これは行かなくちゃなと。
町田久美さんの「郵便配達夫」という作品です。
以前に個展で見てすごく気に入って、長々と眺めてました。
(参考記事:町田久美(西村画廊))
これをメインのビジュアルに持ってくるとはすごいなあと期待して、いざ高崎へ。
高崎市タワー美術館は駅前の高層ビル(マンション?)の4Fにありました。
上に展望台のあるような観光って感じのタワーではありませんでした。ちょっと残念。
入場料金500円を支払い、パンフを受取ます。
目録はもちろん、日本画の画材や掛け軸や屏風の説明なども載っています。
カタログとかないのでこれは必要ですね。
さて、冒頭から酒井抱一「春野之図」。
やはり花の描き方が丁寧だなあ。何度も行きつ戻りつして見たのでうが、やはり鑑賞に耐える作品です。
なんで、そう思ったかというと、実は展示されている屏風で桜の花が丁寧でない塗りでがっかりしたからなのです。
会場には日本画のみならず、岩絵の具や膠なども展示されていて、日本画ってこういうもので作るんだというのが見てとれます。わたしも膠は初めて見ました。
あといいなと思ったのはキャプションにひらがなをふってあるところ。これだと小学生でも読めますね。
さて、今回メインビジュアルで使われている町田さんの作品は2点展示されていました。町田さんは高崎市の出身ということもあっての展示のようです。
前述の「郵便配達夫」は見入ってしまいました。このシンプルな線画とバランスの妙でしょうか。
もう一点は「ガシャポン」。
福助の見え方が違うので初めて見た時になんじゃこらと思わせるところがたまりません。
キャプションがおかしかったですね。福助のところに触れてる文章の後ろに、(生きているかも)というのが笑いました。
ええ、生きてるかもしれませんよ、この福助。
親子連れが来てたりもしたのですが、この町田さんの絵を子供はどう感じるんでしょうね。かわいいと思う?それとも怖いと思う?
他に気になったところでは清水操さんの描いた南の海は意外な感じでした。
日本画で描かれる風景で沖縄の青い海って思い浮かびませんでしたから。
ブルーの海だけど日本画のトーンで不思議な味わいです。
いろいろと作品の種類はあったものの、町田さんの作品ばかりに目が行ってしまいました。
こればっかりは巡り合わせなので仕方ありませんね。
さて、今回展示されている作品のポストカードはほとんどなかったのですが、ショップでいいものを見つけて買ってきました。
このピンクのチラシと同じデザインのポスターがなんと100円でした!
町田久美さんの作品が大きなサイズで見られてこの値段は安いです。
帰りの電車で折らないように慎重に持って帰ってきました。壁のスペースが微妙ですが、出来れば額に入れて飾りたいものです
<町田久美さん関連記事>
「日本画」から/「日本画」へ(東京都現代美術館)
目指すは、高崎市タワー美術館で開催されている「日本画ってなぁに?」。
以前にこのピンクのチラシを見て、これは行かなくちゃなと。
町田久美さんの「郵便配達夫」という作品です。
以前に個展で見てすごく気に入って、長々と眺めてました。
(参考記事:町田久美(西村画廊))
これをメインのビジュアルに持ってくるとはすごいなあと期待して、いざ高崎へ。
高崎市タワー美術館は駅前の高層ビル(マンション?)の4Fにありました。
上に展望台のあるような観光って感じのタワーではありませんでした。ちょっと残念。
入場料金500円を支払い、パンフを受取ます。
目録はもちろん、日本画の画材や掛け軸や屏風の説明なども載っています。
カタログとかないのでこれは必要ですね。
さて、冒頭から酒井抱一「春野之図」。
やはり花の描き方が丁寧だなあ。何度も行きつ戻りつして見たのでうが、やはり鑑賞に耐える作品です。
なんで、そう思ったかというと、実は展示されている屏風で桜の花が丁寧でない塗りでがっかりしたからなのです。
会場には日本画のみならず、岩絵の具や膠なども展示されていて、日本画ってこういうもので作るんだというのが見てとれます。わたしも膠は初めて見ました。
あといいなと思ったのはキャプションにひらがなをふってあるところ。これだと小学生でも読めますね。
さて、今回メインビジュアルで使われている町田さんの作品は2点展示されていました。町田さんは高崎市の出身ということもあっての展示のようです。
前述の「郵便配達夫」は見入ってしまいました。このシンプルな線画とバランスの妙でしょうか。
もう一点は「ガシャポン」。
福助の見え方が違うので初めて見た時になんじゃこらと思わせるところがたまりません。
キャプションがおかしかったですね。福助のところに触れてる文章の後ろに、(生きているかも)というのが笑いました。
ええ、生きてるかもしれませんよ、この福助。
親子連れが来てたりもしたのですが、この町田さんの絵を子供はどう感じるんでしょうね。かわいいと思う?それとも怖いと思う?
他に気になったところでは清水操さんの描いた南の海は意外な感じでした。
日本画で描かれる風景で沖縄の青い海って思い浮かびませんでしたから。
ブルーの海だけど日本画のトーンで不思議な味わいです。
いろいろと作品の種類はあったものの、町田さんの作品ばかりに目が行ってしまいました。
こればっかりは巡り合わせなので仕方ありませんね。
さて、今回展示されている作品のポストカードはほとんどなかったのですが、ショップでいいものを見つけて買ってきました。
このピンクのチラシと同じデザインのポスターがなんと100円でした!
町田久美さんの作品が大きなサイズで見られてこの値段は安いです。
帰りの電車で折らないように慎重に持って帰ってきました。壁のスペースが微妙ですが、出来れば額に入れて飾りたいものです
<町田久美さん関連記事>
「日本画」から/「日本画」へ(東京都現代美術館)
町田さん好きだから見に行きたいな~。
今日はこれから清澄まで行ってきます!
町田ファン(?)としてはやはり必見の展覧会のようですね。
ガシャポンが気になります。
それにしても抱一も出ていたとは知りませんでした…。
気にはなっていたのですが…。
ちょっと行けそうもありません。残念です。
ポスター100円は安いですね。先日観て来た「ルオー展」でも、チラシと同じデザインのポスターを販売していましたが、そちらは500円でした。
行ってみたいですが、高崎はちょっと…
以前に西村画廊を訪れた際にこのピンクのチラシをもらって、ずっと行こうと思ってたのです。
>今日はこれから清澄まで行ってきます!
あれ?この時間にわたしはちょうど都現美から撤収してるところでした。
>はろるどさん
いっちゃいました~。さすがに遠いです、高崎。
あと、やはり行ったことにない美術館に入ってみたかったというのもありましたし。
抱一のとなりには基一が並んでました。このあたりはちゃんと押さえてますよね。
>palpalさん
ガシャポンはぱっと見、何が描かれてるか分からないところがポイントですね。
ポスターが100円ていうのはいままで見た中で一番安いと思いました。しかも、大好きな絵であれば買ってしまいますよね。