川島秀明の作品は怖い!
これまでそういう印象があったのです。
ところが今回は全部全部がそういうふうではなくってびっくり。
これまでの作品は目、口、あと穴だけの鼻があれば成立してました。
ここ最近になって髪が生えてきたなあという感じ。
ところが今回の作品にはこれまでに見られなかった眉が描かれていました。
この眉で表情がぐっと豊かになるのです。
これまでその概念すら感じなかった性別。この眉で急に女性っぽくなりました。
しかも色気があるんですよね。
しかも、今回、胸と肩のラインを意識させる作品があってこれは猛烈に女性であることをアピールしてるのです。
あと、もう一点気になる作品がありました。
手前の小部屋にあった黒バックに青い肌の女性。
この作品ではついに耳まで描かれています。
最初、確証がなくて会場すべての絵に耳が描かれてないことを確認してまわりました。
この作品だけポンと見せられたら、川島さんの作品だと分からないかもしれない。
亜種に終わるのか、それとも新たな方向へ向かうのか気になるところです。
眉ってこんなにも表情を形作るのに大事な要素だったんですね。
6/7まで。
私は川島の作品を見るのが初めてだったのでこれまでの作風を知りませんが、一目見ておおっと思わせるような何かを感じました。以前は性差のない人物が描かれていたのですね。今回は女性でしたが、作家の中にどんな変化があったのでしょう。
次にも期待したいです。(どんな顔に??)
いえいえ、びっくりしましたよ。今年2回目でしたからね。
もともと、シンプルな目と鼻だけで圧倒する作品だったのが、変化してたのに驚きました。
たしかにこの先が気になりますね。
次は、、、、ヒゲ!とか(笑)