本日、快晴。

映画中心雑記。後ろ向きなポジティブが売りです。

ゲット アウト【映画】

2017年10月30日 | 【映画】



@TOHOシネマズ新宿

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ニューヨークで写真家として活動している黒人のクリス(ダニエル・カルーヤ)は、
週末に恋人の白人女性ローズ(アリソン・ウィリアムズ)の実家に招かれる。
歓待を受けるが、黒人の使用人がいることに違和感を覚え、
さらに庭を走り去る管理人や窓に映った自分を凝視する家政婦に驚かされる。
翌日、パーティーに出席した彼は白人ばかりの中で一人の黒人を見つける。
古風な格好をした彼を撮影すると、相手は鼻血を出しながら、
すさまじい勢いでクリスに詰め寄り……。
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オチが前代未聞、的な触れ込みを見て
若干期待し過ぎた感はありますが、
たしかに面白かったです。

途中まで、何が起きてるのか意味不明で、
途中のアクシデントも、
オチのつけ方も、まとめ方も上手い。

黒人差別を上手く使って、
逆転の発想でオチを付けているのも巧みです。

途中、少しヒント与え過ぎかなあとも思うけど、
観客が伏線回収しやすいと思います。


個人的には、少しオチが弱かったけど、
黒人のオジさんが全力疾走してくるシーンとか、
めっちゃ怖かったので、
アトラクションムービーとしても満足です。

作品自体は地味ですが、
観ておいて損はない良作です。

協定違反。【季節柄】

2017年10月29日 | 【季節柄】
だいぶ遅ればせながら、
無事に36歳の誕生日を迎えました。
オメデトウアリガトウ。

今年は日曜日だったのですが、
生憎の大雨で。
最寄駅までケーキ買いに行くのが限界でした。
参った。


ブログ放置の状況もそうですが、
8月後半辺りから、怒涛の忙しさで、
ようやく落ち着いたかなー、と思ったら
その頃に放置してた業務に忙殺される、という。
日本のサラリーマンは、働き過ぎと言われるわけですね。
みんな、ほんと、がんばるよねえ・・・。
タイトルは、昨今声高に叫ばれる36協定にかけました。
36歳直前で、お?これ違反じゃない??
という状況に陥ったので。

まあ、皆さんそうなのでしょうけれども。


三十路も後半になると、
頑張る気持ちに体力が付いていかなくなるのを実感。
比例して、上手くこなす方法も身につけそうなのに、
そういうとこだけ、存外に不器用な自分を呪ってます。

昔は要領が良いつもりだったけど、
あまり賢く成長してこなかったんでしょう。
全く、、この先が思いやられますが。


アラフォーに片足突っ込んだので、
そろそろ現実を見つつ、
ただ、見た目と気持ちと身体は、若くいようと思います。

心身共に、健康第一。
いやほんと、大事よ。


余談ですが、
妹に第2子が誕生し、
姉のテンションも上がっておりますが、
「おねえちゃん」と呼ばせてる姪に、
そろそろ「おばちゃん」と変えさせないと、
罪悪感が半端ない(笑)。

覚悟決めますか。

2017年10月29日
tanako

劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel] I.presage flower」 【映画】

2017年10月26日 | 【映画】


@TOHOシネマズ新宿

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どんな願いでもかなえる願望機“聖杯”を巡って
魔術師(マスター)と英霊(サーヴァント)が戦った
“聖杯戦争”から10年が経ったが、冬木市で再び戦争が始まる。
町に不穏な空気が流れだし、10年前に戦った衛宮切嗣の養子・衛宮士郎は参戦を決めて、
彼を慕う少女・間桐桜を自宅に泊めることにする。
そして、士郎はサーヴァント・セイバーを召喚し、
魔術師の遠坂凛と同盟を結んで戦いに挑む。
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「Fate」シリーズは、
何も知らずに「zero」をテレビで観た後、
「UBW」のテレビ放送と並行して
相方に借りたPCゲームで、「HF」をやりました。
なので、ストーリーと流れは把握しての鑑賞。
まあ、だいぶ前なので忘れちゃってたけど。

本作は、完全に知ってる人向けなので、
初見の人には優しくないですが、
流れを知ってる人には、
原作を端折りつつも丁寧に作ったなあ、という印象。

大満足の1作目。
が故に、待たれる2作目。
・・・一体いつになるんだろう。


私は、「Fate」シリーズにおいて、
一番好きじゃないのが士郎、
次に好きじゃないのが桜、という
非常に本作に向かないユーザーですが(笑)
そんな私が満足なので、
評価が高いのも頷けます。
願わくば、3部作終わって、
2人のことを見る目が変わるくらい、
完成度の高い作品になることを期待。

シリーズ知ってる人には、おススメ。
見たことないなら、
「zero」と「UBW」は見ておいた方が良い気がします。

そうしないと、オープニングで置いていかれるので。
それもどうかとは、思うけどね。

アウトレイジ 最終章【映画】

2017年10月26日 | 【映画】


@新宿ピカデリー

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関東の山王会と関西の花菱会の間で起きたし烈な権力闘争の後、
大友(ビートたけし)は韓国に拠点を移す。
彼は日本と韓国の裏社会で暗躍する実力者張会長(金田時男)の下にいたが、
ある時、韓国に出張中の花菱会の花田(ピエール瀧)が騒ぎを起こし、
張会長の部下を殺害してしまう。
この事件を発端に、張会長と花菱会の関係は険悪になり……。
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3作目ですから、まとめの話ですね。

そりゃあ、1作目程の衝撃はないですが、
個人的には、名作「ソナチネ」のセルフオマージュが
至る所に見えて、満足。

加えて、渋いオジサマ方の演技合戦ですから、
面白くないわけがないよね、と。

今回一番美味しかったのは、塩見三省。
あと、白竜様ね。
大杉蓮が情けない役でちょっと切なかったけど、
大森南朋は最高にカッコよかった。
ちなみに、本作出てた俳優陣、基本的には全員大好きですが、
原田泰造だけは、適材適所とも言い難いくらい、ちょっと印象が薄い。ごめんなさい。

ひとつ、ひとつだけ、書いておきたいのは、
作品自体には大満足だったからこそ、
寺島進の出演がなかったことだけが、ただひたすらに残念。

ベイビー・ドライバー【映画】

2017年10月26日 | 【映画】


@新宿バルト9

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幼い時の事故の後遺症によって耳鳴りに悩まされながら、
完璧なプレイリストをセットしたiPodで音楽を聴くことで
驚異のドライビングテクニックを発揮するベイビー(アンセル・エルゴート)。
その腕を買われて犯罪組織の逃がし屋として活躍するが、
デボラ(リリー・ジェームズ)という女性と恋に落ちる。
それを機に裏社会の仕事から手を引こうと考えるが、
ベイビーを手放したくない組織のボス(ケヴィン・スペイシー)は、
デボラを脅しの材料にして強盗に協力するように迫る。
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スピード感◎、テンポも良いし、
映像的な満足感も大。
エドガー・ライトにしては、オシャレが過ぎるなあと思う程に
映画としての出来はとても良いです。

音楽もセンス良いし、
間延びしない展開も悪くはない。


あとは個人的好みの問題だと思うのですが、
私は、敵は敵、味方は味方のままで展開する話が好きなので、
そういう意味で、後半のストーリーがちょっと好かなかったかなと。

みんな、基本的に裏社会の人間だから仕方ないのかもだけど、
一貫してるようで、いきなりキャラ変わる感じについていけず。

実は良い人でした〜、てのとは、ちょっと違うと思うし、
ラスボス的なポジション、その人でないとダメだったかなあ・・・。

あくまで私個人の感想として、
若干、消化不良でした。
まあ、仕方ない。

せっかくなら大画面、大音量で、是非。