本日、快晴。

映画中心雑記。後ろ向きなポジティブが売りです。

ロッキー・ザ・ファイナル【映画】

2007年03月30日 | 【映画】
何を隠そう生まれて初めて見たロッキーがファイナルとは。
結末を先に知っても全く動じないあたしらしいじゃないの。と思いつつ、試写会で見て来ました。

とりあえず感想としては、
説教クサイ

ご都合主義

でも何故か感動
これで十分かな。

悪い人が一人もいないし、見ててストレスにならないのがとても良い。70~80年代の王道映画な感じ。
相方から、ロッキーは全部こんな感じで、でもそれが良いんだよ。と教えられました。
お説教クサイ台詞も、変わり身の早い登場人物達も、波乱が特にないストーリーも、不思議と全部許せてしまうんだな。試合までの話をわりとしっかり描いているからかもしれない。最後なんて、何でか分かんないけど、お願いだから試合に勝って欲しい!!と応援さえしてしまっている自分がいました。

うーん…。恐るべしロッキーマジック。

臨死!!江古田ちゃん【マンガ】

2007年03月29日 | 【マンガ】

何だ、このタイトル・・・。
と思ったが最後。ハマッてしまいました、江古田ちゃんワールド。

アフタヌーンにて超絶連載中のこの4コマ漫画は、はっきり言って面白い。

全裸で生活する24歳の江古田ちゃんは、実在していたらかなりのキワモノだけれど、何となく友達になりたいとまで思ってしまった。。。アホなあたし。

フリーターで職を転々としたり、友達の彼氏と寝たり、本命彼氏には二股されてたり(しかも自分が浮気相手)、フィリピンパブで働いてたり、すれ違いざまに「女王様」と囁かれたり・・・以下かなり面白いキワモノエピソードが続きます。
家族も彼氏も友達も、かなりキワモノなのに、何だかとてもほほえましい。・・・お腹が痛くなるくらい。
あたしには真似出来ません。
でも江古田ちゃんはかなり、いろんな意味で『いいひと』だと思う。

毒づいた人間観察眼と、ちょっとズレた生活感のある日常のあるあるネタに笑いっぱなし。
モテ女子を『猛禽』と呼んだりする、その表現力にも感服。
でも時々、ふと切なくなるような一言を言ったりするので、またツボin。

あたしとはかなり違う人生を送っているようで、でも多分どこか似ている気がする。
多分、現代社会を1人で闘っている女の人なら、どこかしら分かるであろう彼女の気持ちを、たくさんの人に読んで欲しいっっっ!!!

女性は笑い、男性はちょっと引くことでしょう。


内村さまぁ~ず 第10回【TV】

2007年03月26日 | 【TV】

ついに2ケタ突入の『内村さまぁ~ず』!!!
ってことは5ヶ月か。意外と意外と続くものね。

回を重ねるごとに面白くなってきているけど、今回のオーストラリアロケ後編は、ちょっとイマイチ・・・。
出川のてっちゃんに助けられた感があり、レギュラー3人の良さが活かされてないような錯覚も。。。

あたしは、つぶやきシローが好きじゃないらしい。うん。

でも、対決も実行しているのは3人+てっちゃんなので、そこのところはやっぱり面白かった。
そろそろふかわりょうとかTIMにも、ゲストMCとして登場して欲しいところですな。


蟲師【映画】

2007年03月26日 | 【映画】

http://www.mushishi-movie.jp/
初日舞台挨拶。行ってきました!!!


・・・遠い。
席はかなり後ろだったのでオダギリジョー他みんな小さかったけど、映画は観やすかったからヨシ。

日本が舞台の映画だけど、時代も背景も、どこか別の次元の日本、という感じで、独自の世界観をうまく描いていたと思います。

ストーリーも、原作を読んでいなくてもわりとすんなり入っていけたので、まぁ楽しめたかな。
ただ、エピソードは色々と投げっぱなしだったので、自分で想像するということで大目に見つつ・・・。

虫がキライな人にはキツイかもしれないけど、映像のクオリティはやっぱり高かったと思う。
苦手な人はちょっと目を覆いたくなる虫の大群も、田舎育ちのあたしにはどこか懐かしくて。虫と共存しているという点では、今あたしが住んでいる現実の日本もきっと同じだし。
・・・でも、囲まれたくはない。好きな人はきっといないと思う。。。


大友克洋監督は、アニメ作品しか観たことがなく、実写はだいぶ久しぶりらしい。
アニメ監督をやっている人ならば、映像にこだわってナンボ、というスタンスは仕方ないのかもしれないけど、如何せん脚本の出来はもう少し頑張って欲しいなと思う。


ジャパニメーションの魅力は、映像技術も然りだけれど、やっぱりストーリーがよく出来ているというのもかなり大きいんじゃなかな。昨今のマンガ作品の実写化・アニメ化は、日本のマンガのクオリティの高さに起因していると思うし、そのストーリーの出来の良さは外国でも認められる位だし。

そう考えると、『蟲師』も同じくマンガ作品の実写化だけれど、マンガ自体で既に完成されている話を抜粋して2時間に収めなければならない映画の場合、脚本の破綻が映画自体の破綻に繋がる恐れもあるので、脚本家は気をつけなければと思うのだ。
多分、邦画が豊作の現在、このように破綻している映画は実際少なくない気がするし。(『N●NA』とかね・・・。)
個人的にはまだまだ頑張って欲しいなぁ。
その成功が、エンターテインメントの融合に繋がっていく気がします。


1人の観客であるあたしとしては今後の邦画の発展に期待かな


裁判長!ここは懲役4年でどうすか【本】

2007年03月26日 | 【本】

裁判関連の本はわりと好きです。

この本は北尾トロさんというライターの方の裁判傍聴記録を面白おかしく綴ったエッセイ仕立てになっていて、これがとても面白い。

北尾氏は、法律の専門家ではなく、本当に一般人の目線から書いているので、どちらかというと、2時間ドラマを活字で読んでいるみたいでした。
それぞれの事件の裁判工程はもちろん、事件の内容まで聞くと、おかしかったり、腹立たしかったり、哀しくなったり、やっぱりおかしかったり・・・。
世の中には色々な犯罪があるんだなぁ、と思いつつ、TVでは報道されない小さな事件の犯人達がどのように裁かれているのかを知る入門書として、とても面白い本だと思います。

これから始まる裁判員制度についての理解が深められる、とは言わないけれど、裁判の概要を知るには良いと思います。

いやいや、面白かった。

強制わいせつ犯、許すまじ。