久々に韓国映画を見てきました。
TV番組で特集を見て、ちょっと興味が湧き。
http://kurokunigorumura.com/
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『シルミド/SILMIDO』のカン・ウソク監督が、
韓国で人気を博したユン・テホ原作の
ウェブ・コミックを映画化したミステリー。
長年音信不通だった父親の死を知った息子が、
山奥の村で封印されたある秘密に迫る様子を描写する。
次から次へと暴かれていく村の真実に身震いする。
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何はともあれ、160分という上映時間は長いっす。
それでも何とか座って観れていたのは、
モヤモヤ感満載のストーリーに、いつか決着がつくことを期待していたから。
然しながら、脱帽。
全然、色々投げっぱなし。説明が足りな過ぎ。
原作は超大作なのだろうか。
それをだいぶ端折っているのではないだろうか。
それなのに160分て。もう、なんか、どんだけよ。
全く何も提示されないかと言われれば、そんなこともないんだけれど、
とりあえず、全エピソードが弱い。
だから、一体どれが真実なのかが分からない。
入り混じる過去のエピソードと現代のエピソード。
父の言い分、村長の言い分、チンピラの言い分、女子の言い分、主人公の言い分、etc。
それぞれに微妙な食い違いがあって、
でもそれが1本に繋がってこそのミステリーだと思うんだけど、
この映画は繋がらなかったなー。
最後まで引っ張るのはいいんです。
ミステリーとはそういうものだと思うし。
だけど、引っ張るだけ引っ張ったのに結局どれが真実なの??てのは
ルール違反な気がするんだよなぁ。。。
伏線らしきテーマは至るところで頻出しているからこそ何だか拍子抜けでした。。。
あたしの理解力の無さかなと思ったら、他の評価も同様だったので、
恐らくそういうことなんでしょう。
あと、映画のふれ込みで、
「次から次へと暴かれていく村の真実に身震いする。」
「1人、また1人と死んでいく…」
「村に隠された驚愕の事実とは!?」
みたいな文句をよく目にしたんですが、過剰に煽り過ぎです。
だって最後にオチがないだもん。
終わったら、あれ??これで終わりですか??て感じ。
煽りに対して、返ってくるものがないんだから、仕方ないよね。
ちなみにラストシーン。
ネタバレ回避のために多くは言いませんが、
結構、王道パターンだと思います。
でも、何か、他の諸々全部ひっくり返して結局それなの!?って感じでした。
ちなみに役者さん達は上手でした。
村長役の人なんて、35歳で70代の役をやっているけど、
それほど違和感もなかったし。
(そりゃあ、足腰元気だなとは思ったけどww)
サイコな雰囲気もそれぞれから感じ取れて良かったです。
だからこそ、残念。
考察としては色々とあるんだけど、
とにもかくにも、本当にツッコミどころが多い映画なので、
是非とも原作を読んでスッキリしたいところです。
ちなみに、この監督はオリジナル作品が多く、
原作ものは今作が初めてなんだそうです。
韓国の映画祭・映画賞では絶賛されているそうですが、
あたしは「シルミド」の方が見応えあって良かったかな。
好みもあるでしょうが、
純粋にミステリーとか驚愕のオチとかを期待すると痛い目を見る映画だと思います。
今年ワースト映画(tanako評)との呼び声の高い
「イン●テミル」に比べれば…という感じですが、
積極的におすすめはしないかなー。
TV番組で特集を見て、ちょっと興味が湧き。
http://kurokunigorumura.com/
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『シルミド/SILMIDO』のカン・ウソク監督が、
韓国で人気を博したユン・テホ原作の
ウェブ・コミックを映画化したミステリー。
長年音信不通だった父親の死を知った息子が、
山奥の村で封印されたある秘密に迫る様子を描写する。
次から次へと暴かれていく村の真実に身震いする。
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何はともあれ、160分という上映時間は長いっす。
それでも何とか座って観れていたのは、
モヤモヤ感満載のストーリーに、いつか決着がつくことを期待していたから。
然しながら、脱帽。
全然、色々投げっぱなし。説明が足りな過ぎ。
原作は超大作なのだろうか。
それをだいぶ端折っているのではないだろうか。
それなのに160分て。もう、なんか、どんだけよ。
全く何も提示されないかと言われれば、そんなこともないんだけれど、
とりあえず、全エピソードが弱い。
だから、一体どれが真実なのかが分からない。
入り混じる過去のエピソードと現代のエピソード。
父の言い分、村長の言い分、チンピラの言い分、女子の言い分、主人公の言い分、etc。
それぞれに微妙な食い違いがあって、
でもそれが1本に繋がってこそのミステリーだと思うんだけど、
この映画は繋がらなかったなー。
最後まで引っ張るのはいいんです。
ミステリーとはそういうものだと思うし。
だけど、引っ張るだけ引っ張ったのに結局どれが真実なの??てのは
ルール違反な気がするんだよなぁ。。。
伏線らしきテーマは至るところで頻出しているからこそ何だか拍子抜けでした。。。
あたしの理解力の無さかなと思ったら、他の評価も同様だったので、
恐らくそういうことなんでしょう。
あと、映画のふれ込みで、
「次から次へと暴かれていく村の真実に身震いする。」
「1人、また1人と死んでいく…」
「村に隠された驚愕の事実とは!?」
みたいな文句をよく目にしたんですが、過剰に煽り過ぎです。
だって最後にオチがないだもん。
終わったら、あれ??これで終わりですか??て感じ。
煽りに対して、返ってくるものがないんだから、仕方ないよね。
ちなみにラストシーン。
ネタバレ回避のために多くは言いませんが、
結構、王道パターンだと思います。
でも、何か、他の諸々全部ひっくり返して結局それなの!?って感じでした。
ちなみに役者さん達は上手でした。
村長役の人なんて、35歳で70代の役をやっているけど、
それほど違和感もなかったし。
(そりゃあ、足腰元気だなとは思ったけどww)
サイコな雰囲気もそれぞれから感じ取れて良かったです。
だからこそ、残念。
考察としては色々とあるんだけど、
とにもかくにも、本当にツッコミどころが多い映画なので、
是非とも原作を読んでスッキリしたいところです。
ちなみに、この監督はオリジナル作品が多く、
原作ものは今作が初めてなんだそうです。
韓国の映画祭・映画賞では絶賛されているそうですが、
あたしは「シルミド」の方が見応えあって良かったかな。
好みもあるでしょうが、
純粋にミステリーとか驚愕のオチとかを期待すると痛い目を見る映画だと思います。
今年ワースト映画(tanako評)との呼び声の高い
「イン●テミル」に比べれば…という感じですが、
積極的におすすめはしないかなー。