苗木として育てていた若木を「鉢上げ」する事にしました!
さし芽を採って7~8年が経過した苗木たちです
20~30cmほどに育ちました
「薫風」 (くんぷう) という品種です
苗鉢に4本の若木が育っていました
なるべく多くの根が付くように切り分けます
一本づつ苗木の状態をよく観察して
将来、どういう姿にするかを決めます
樹形は模様木仕立てと決め、針金を巻きます
根の大きさと幹の太さから鉢を選び、鉢底に
鹿沼土のゴロ土(大粒)から入れていきます
鹿沼土は大粒、中粒、小粒の順に鉢の中で層を作り
苗木が安定するようしっかりと植え付けます
銘柄札を付けて鉢の正面の位置を示しておきます
植え込んだ後はたっぷりと水を掛けます
水は鉢からこぼれ出ず、鉢の中に溜まり過ぎず鉢底の
穴から勢いよく排出されるようにして鉢の中の空気が
入れ替わるようにするのが経験上、良いようです
他の苗木も同じ様に処置していきます
鉢上げ完了です!
「薫風」という銘柄が四鉢、仲間に加わりました!
一週間ほどは半日日陰に置いて真昼の直射日光を避けて見守ります
鉢上げした四鉢が来年、藤紫色の鮮やかな花を付けて親の木と
同じようにその晴れ姿を観る楽しみが加わりました!
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