26日（金）
歌舞伎座へ。「義経千本桜」夜の部の狐忠信は何べんも観ているので今回は朝の部
碇知盛を選んだ。過日 能の船弁慶を観たので興味があった。
碇綱を身体に巻き付けて入水自殺をする見せ場から「碇知盛」と呼ばれている。
合掌し仰向け のままで真後ろにダイブする。壮絶な平知盛の最期を演じた
市川染五郎がとても素晴しかった。
今月は16日に衣の会で鑑賞会があったので二回歌舞伎を楽しめた。
国立劇場の「新皿屋舖月雨暈」（しんさらやしきつきのあまがさ）は
普通「魚屋宗五郎」と言われている出し物である。中村橋之助の酔っ払い
振りが見どころだった。
6月20日 衣の会今季終了の打ち上げ会食。
日本舞踊、カラオケ、手品などかくし芸が飛び出して皆器用なのに感心する。
あと和やかに美味しいお弁当を頂いた。
今日で退会する人や暫く休会する人のご挨拶 ・・・
私は衣の会のお勉強に離れがたく、又優しいお仲間にお会い出来なくなる
のが淋しくて、来期（10月から）も継続する事にした。
衣の会から退会したらきものを着なくなってしまうのがこわい。
大好きな着物ですもの！
6月18日（土）
法事は延期してはいけないそうだが孫の大学受験などいろんな事情が重なり、
5か月遅れで菩提寺で夫の13回忌の法要をして頂いた。ほんの身内だけの15人
でしめやかにおまいりし、お墓にもきれいにお花が飾られた。
法要のあと神保町の如水会館でフレンチのお食事をしながら故人を偲んだ。
私の甥が思い出を語ってくれた。嘗て夫はこの甥をとても可愛がってくれた。
小学校6年生の彼に山登り、スキー、英語のお勉強などなどいろいろ仕込んでくれた。
彼は我が息子や孫の知らない面を沢山披露してくれた。なかなかそういう機会がない
だけに、とてもよいスピーチで有難かった。
父・祖父の初めて知る面が語られ、あらためて尊敬と追慕の想いを深めた事でしょう。
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6月7日（火） 東京駅から新函館北斗駅まで開通したばかりの新幹線に乗って北海道へ向った。
なかなかとれないＧｒａｎｄ Ｃｌａｓｓ をとって頂いて、一人一席の大きな椅子とグランクラスアテンダントの
親切な気配りで快適そのものであった。サービスの朝食もおいしかった！ 記念品を幾品か買い求めた。
停車駅は8駅、あっという間に着いてしまった。中学の同級生7人の旅で新函館駅からお迎えの
ジャンボタクシーに乗り、4泊5日の旅である。観光、ゴルフで何回も来ている北の大地であるが
同行した父や夫の思い出に浸れて幸せであった。初めから最後の帯広まで同じドライヴァーで、
良き人に恵まれて充実した旅行だった。
何処に行っても食べ物がとても美味しく感激の連続であった。特にとりたてのアスパラ、豊浦の苺、
帯広・麦音のパン、豚丼が秀逸だった。いろんな味のアイスクリーム、ジェラートも。チーズ ・バター、
ベーコン、ソーセージ、ホタテ貝柱、昆布などは、宅急便で送って貰った。
大好きな函館市のドライブ、夜景、富良野のお花畑、ただ残念だったのは洞爺湖の絶景が良く見える
ようにと配慮してとった山の上の超高級のウインザーホテルからのヴューが雨と霧で何も見えなかった事だ。
目をつぶってお天気の時の湖と昭和新山を思い浮かべた。
楽しい旅ではあったが、帰宅後2,3日ボーっとしてしまった。もうこのような長旅は疲れて出来ないなと実感した。
