今月は3回鎌倉へ行った。13日先ず文芸散策会で「鎌倉文士」達の足跡を専門の和田あき子先生に
同行して頂いて近代文学館をはじめとして川喜多映画記念館、東慶寺、文士達の集まったレストラン
～二楽荘で昼食して、いつもとは違った鎌倉を見学した。大勢で盛り沢山のプランなので皆に
鎌倉の良い所をあまり体験してもらえなかったのでは？と残念な日帰りバス旅行だった。
16日孫娘と湘南新宿ラインの駅で合流して、藤沢から江ノ電で鎌倉に入った。
彼女の希望で「江ノ電江ノ島」で下り「常立寺」へ。しだれ梅が真っ盛りで非常に美しかった。
元寇の折モンゴルの使節団が処刑され、その元使五人塚があり、塚に青い布が巻かれていた。
モンゴルでは青は英雄を示すそうだ。他に六地蔵も並んでいた。ずっとこの寺で供養してくれている事に
感謝してモンゴルの人々がしばしば訪れるそうである。白鵬を始めモンゴル出身の力士たちが藤沢巡業
の際揃ってお参りするそうだ。
昼食は行列の出来る 「かきや」で名物しらす料理に舌鼓を打つ。新鮮なお魚が何よりだ。食後
少し歩いて近くの鎌倉彫のお寺～美しい「満福寺」を孫に見せたくて立ち寄った。以前来た時は
気が付かなかったが弁慶が腰掛けたという大きな岩があった。寺に上がって襖全体に鎌倉彫で描かれた
義経の歴史絵図の他に天井などにお花や家紋も彫刻されていた。孫もその美しい彫刻のお寺に吃驚、
感激していた。その静けさにいつ来ても癒される。大好きな小さなお寺である。
腰越まで海沿いの国道を江ノ電線路のきわを歩き、お天気良くサーファーが興じているのを
眺めながら、気持ち良い散策だった。
由比ヶ浜のホテルに着いて大きなお風呂に入り、お待ちかねのディナー。お馴染みの従業員の
方達とも歓談して長時間エンジョイした。孫も皆と親しく、皆名前を呼んで可愛がって下さる。
翌１７日は雨に降られたがタクシーを使って宝戒寺に行った。大好きな梅が満開で美しかった。
萩寺として有名なのでこの秋にも萩を見に訪れたいと思う。 ご住職がご本尊の地蔵菩薩について
説明して下さり有難かった。
小町通りのコアンドル（街角の意）で目的のビーフシチューのランチ。
お馴染みのマスターがニコニコ歓迎してくれた。
3月29日（木） 今月3回目の鎌倉行。孫と途中合流して今回は鎌倉駅から江ノ電で由比ヶ浜駅へ。
早速の昼食は宿願だった松原庵で。ウイークデェイなのに行列で一時間以上待たされた。
以前は海近くの別荘だったのかしら。日本家屋そのまま、木や海の香りが素晴らしいお蕎麦屋さん。
美味しかったし雰囲気に酔った。人気があるのも肯ける。私のオーナーホテル、鎌倉ソサエティの
極く近くである。
ホテルでゆっくり大風呂に入り、二泊なのでのんびりし、ご馳走も心ゆくまでお肉を食べられた。
海辺だからお魚もいいけどここの牛肉の陶板焼きが絶品である。
翌30日は瑞泉寺へ。 鎌倉の道々はお花が綺麗。クリスマスローズが目線より上の空き地に咲いて
いたので下向きに咲いている お花をしっかり写す事が出来た。更に物凄く大木のモクレンがまっ白い
大きな花をたくさんつけて誠に見事だった。通っている人達皆感嘆の声をあげていた。あまりに
大き過ぎて写真を撮る事が出来なかったのは残念。しっかり頭に仕舞い込んだ。
瑞泉寺は花のお寺だけあって水仙、三椏（ミツマタ）、梅が美しかった。本堂の裏の独特の庭に、
孫がいたく感激していた。夢想国師の昨庭。いつ来ても落ち着く。大好きなお寺だ。
更に英勝寺、寿福寺とお参りする。
小町通りで好物の乾燥果物 やおみやげをしこたま買った。バスでホテルに戻る。鎌倉野菜のピクルスが
美味しいが重いので用済みの衣類、お土産と共に宅急便で自宅に送ってもらう。
明日の天気予報が悪いので欲張って廻ったので今日は疲れた！ が満足度大！
31日は大雨、強い風の日でかなり難儀した。北鎌倉の東慶寺、円覚寺は次回にまわした。只懸案の
「去来庵」は省略しないで名物のシチューのランチを済ませた。～食いしん坊！かねてからの目的は
ちゃんと遂げた。 そしてタクシーを呼んでもらって大船駅から帰路に着いた。
私達の後 大風雨で横須賀線のダイヤが乱れ、湘南新宿ラインは休止になったそうだ。
孫娘も高校一年になり面倒を見てくれてたのもしい。以前は「鎌倉に連れて行ってあげる」だったが
これからは「鎌倉へついて来てもらう 」事になりそうだ。
可愛いく優しい孫に感謝！楽しい鎌倉行だった。
雨中の宝戒寺
瑞泉寺裏庭 瑞泉寺三椏の花 路傍のクリスマスローズ
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