年末は整理、お掃除、お料理と何かと気忙しいものだが今年は気合が入らなくてグズグズしている間に諦めざるを得なくなる家事が沢山出来てしまった。年末年始のあわただしさは好きだったのだが、今年はどういう訳かヤル気がわかないであきらめと妥協の連続である。
24日長男の家のクリスマス会へ招かれた。他のお客様も一緒で孫のこずえがお友達とロングドレスを着て歌ったりお遊戯をして賑やかだった。ピアノはこずえが「子犬のワルツ」や「ソナチネ」を目まぐるしく指を動かして見事に弾いてくれた。9才の指は柔らかく上達が早いですねぇー!楽しみである。 孫の友の父上が某大学のアメリカ文学の教授で、私は女子大の英米文学科だったのでお話がはずんで学生時代学んだ数々が甦ってきた。私の恩師の事などよくご存知で嬉しかった。
形良く飾られたクリスマスツリーやお手製の生(ナマ)のリースが綺麗だったしツリーの下にはプレゼント が一杯置かれていた。こずえちゃんの嬉しい日だ。 マミのお手製の見事なお料理やケーキがとても美味しかったし、窓外は夜景が美しく、良いクリスマスイヴだった。
又その前22日には昨年と同様友人とお隣の関東中央病院のクリスマスコンサートにも行って、コーラスやフルート、ヴァイオリンに聞きほれた。沢山のキャロルを共に歌ってクリスマスの気分を味わう事が出来た。
有馬記念競馬で”ディープインパクト”が持ち前の素晴らしい走りを見せて楽勝したがフランス凱旋門競馬以来鬱々としていたものが一気に晴れて胸がスーッとした。この有馬記念競馬も年末の風物詩の一つで楽しみである。懸命に走る馬の姿は躍動感あって大好きである。
28日に突然電子レンジがこわれたのでみてもらったが1983年のもので基盤がこわれたという事で非常に残念ながら買い換えた。当時20万円した高級品だったが23年間故障もなくよく働いてくれたものだ。マニュアルを片手に便利で複雑な新しい電子レンジと格闘中だ。1000ワットの設定のままだったのであたためようとしたご飯がカチカチになってしまった。ご飯が捨てられないジェネレイションなのでオジヤにと煮てみたが徒労だった。 (^^ゞ
29日に、娘時代着ていたきものと羽織の仕立て直しが出来てきた。洗い張りできれいになっていて嬉しかった。二枚を一晩ハンガーにかけて眺めていた。今は亡き実家の母や姉達、銀座でのデイトで着物姿を褒めてくれた夫のことを想い涙腺がゆるんでしまった。
来年9日の新年会に着ていこうかしら???
30日にお墓に行き新年を綺麗に迎えられるように落ち葉掃きをして対のお花を飾って、お線香をあげ 「ヨイオトシヲオムカエクダサイマセ」 とご先祖様、主人にごあいさつのお参りをして来た。家ではドアにはしめかざり、室内には二箇所に鏡餅を供えた。仏壇も金の袱紗をかけたりおりんの台も立派なものに取り替えた。
31日にはお雑煮のお出しを作り、その二番だしでお煮しめを今年も沢山作った。子供たちが大好きなのだ。蓮根がパリパリと美味しく出来上がった。れんこんだけは蓋をしないで別に煮てみたからでしょうか?おだしのきいた美味しいお煮しめが出来てよかったぁー!
重箱やお雑煮用のお椀、特別の正月食器などを出して用意したがこれも年末ならではの風物詩の一つと言えるでしょう。
例年大晦日は我が家で家族九人揃って私の用意した飛び切り上等な(?)ネタの
手巻き寿司の団欒食事をして、除夜の鐘を聞いて乾杯し揃って越年していたが、今年は次男たちが京都で除夜の鐘を聞き元旦は上賀茂神社へ初詣でしてから
上京するというのでこの度は私が長男の所で年越しソバを食べて越年する事
になった。
紅白歌合戦はあまり興味なくなったがこれも大晦日の恒例の番組で習慣上見ざるを得ないのだ。でも息子が違うチャンネルの格闘技にしょっちゅうスイッチするので落ち着かなかった。そのうち居眠りしてしまったら
「お母様の大好きな歌だよ」と起こされた。
テノール歌手の秋川雅史氏が「千の風になって」を歌ってくれたのでびっくり! すっかり感激した。素晴らしい歌唱力
息子たちも全員 シンミリとして・・・
生とテレビ両方の 除夜の鐘を聞き新年の挨拶して息子に送られて帰宅。
やはり仏壇のある我が家で実質的な年越しをしたかったので明朝早く初詣でに
一緒に行くのにも拘らず泊まらないで帰って来たのでした。
明日は 2007年 ですね