ハワイの思い出

マウイ、ワイレアでゴルフ三昧

シルク博物館

2007-02-28 19:31:47 | Weblog

27日(火)、衣の会で横浜シルク博物館へ行った。カリキュラムの一つだ。各展示ウインドウの前での北村先生の卑弥呼の時代からの衣裳の解説、やはり中国からの影響が大きい事など衣裳文化の流れは日本史のおさらいになった。私の大好きな桃山時代の「幻の辻が花」の話は興味深かった。
館内のかたの蚕から絹の出来るまでのお話も、繭の種類、大きさなど初めて知る事も多くよい時間が持てた。衣の会の一員でよかった。
解散後、先生もご一緒に中華街で美味しい昼食でなごやかなひと時だった。
先生のご希望できものを着て行ったが、朝早かったしこの五十肩で大変だった。ご近所の奥様に手伝ってもらった。
きものを着ているとなんとなく落ち着いて気分がよい。せっせと着なければね。 


京都にて

2007-02-26 20:58:22 | Weblog

22日、急に京都へ出かけた。パリ在住の姪の娘めぐみちゃんが京都大学大学院で博士号を取る為に半年間研究生活をするので母親である姪も3月まで滞在するという事がわかり十数年振りで二人に会いに行ったものだ。メグちゃんは道で逢っても分からないくらい立派に成長して、類い稀な美女になっていた。(…私の孫の美紀ちゃんはすっかり感激してあこがれのオネエチャマとしてメグの傍を離れなくなった。…) 
23日に「ダイヤモンドソサエティ京都」のホテルで再会した。鴨川べりの美しいお部屋を二晩とってゆっくりしてもらった。私は次男の家に滞在した。
姪が梅の美しい北野天満宮や珍しい名所をガイドブックを見ながら案内してくれた。おいしいお豆腐料理は行列だったが姪と二人積もる話があるので待ち時間は苦にならなかった。そのランチのおいしかった事!次男の家にテイクアウトした位だ。くぎ抜き地蔵ではお百度を踏んでグルグルやしろの周りをまわって大切な方の病気快癒を願っている方を見て、私は非常に羨ましく胸が締め付けられた。どうぞお元気になられます様に!
姪をホテルに送って、北大路に帰ったら孫二人がお待ちかねだった。

翌24日は土曜日なのでメグちゃんもお休みがとれて3人で観光した。 先ず私の両親の分骨が納めてある東本願寺へ行き、丁度お経があがっていたのでしっかり拝むことが出来た。洛北の曼殊院門跡は初めてだったが代表的書院建築でその様式は桂離宮に類似しているそうだ。国宝や重要文化財が多くある、落ち着きのある上品な名刹で、枯山水のお庭も鶴亀をかたどった島があり物語があるような格調高いものだった。禅的なものと王朝風のものとが結合して、日本的に展開した庭園として定評があるそうだ。

夫へのお土産に素敵な香りのお線香を買い求めた。

    

小雪がチラチラと降って寒かった。やはり洛北は随分気温が違う。お寺の前の一軒だけのお店で、手打ちそばを昼食としたがその深みのある美味しさと温かさは忘れられない。おぜんざいを注文したらお汁粉が来た。関東とは呼び方が違うのでしょう? 中のソバ餅がまた格別おいしかった。

舗装された坂道を往復~随分歩いた。道々個人の家の梅の花もとてもよかった。どんどん下りて行ったら「一乗寺下がり松」の記念碑があった。昔読破した「宮本武蔵」の場面に遭えるとは・・・懐かしい地名だ。姪たちに武蔵と吉岡道場の決闘の話などした。昔旅人の道しるべにもなっていたそうだ。嬉しい遭遇だった。
帰りに三人揃って次男の家に行き、賑やかな夕食がとても楽しかった!次男の高知の友人から送ってきたという文旦が新鮮で絶品だった。

翌朝ホテルにチェックアウトに行き、姪母娘とお別れした。姪は3月でパリに帰り、メグは夏まで京都大学での研究生活だ。終えたら素敵な彼との結婚が待っている。可愛いくてならない、どうぞ幸せになってね。


25日は日曜日で孫の野球の練習を見物に行く予定だったが本人がインフルエンザに罹ってしまい、残念ながら実現しなかった。熱が高く、元気がなくて可哀想だった。
後ろ髪惹かれる想いで皆に別れを告げ、満足のうちに4日間の京都小旅行を終えた。


鎌倉

2007-02-20 22:05:10 | Weblog

一人住まいも今日二月一日から四年目に入る。結構身辺忙しくしているので昼間は紛れているが夜になるとシンシンと寂しくなるものだ。私にこのパソコンが有って良かった。非常に慰められる。夫があんなに勧めてくれて、協力してくれたのは自分が去った後の私の事を慮ってのことだったのかしら?マージャン、スパイダー、ソリティアの三つのゲームには必ず毎日興じている。不思議にゲームしているといろんな場面が走馬灯のように頭に甦って来るのだ。幸せだった日々の瞬間々々を想いながら、夫の顔を思い浮かべながらゲームする。長時間費やしてしまうが、今の私には必要悪と言っていいでしょう!?  至福の時間である。

2月3日、4日に鎌倉に2泊した。4日にダイヤモンドソサエティのオーナーの親睦会があったからで、初めて参加してみたが大勢の方と親しくお話出来る様になって、海の幸、山の幸のご馳走も素晴らしく、賑やかで楽しい晩だった。
4日の昼間は由比ガ浜から稲村ガ崎まで歩いた。梅の花はまだ満開ではなかったが良い香りは放っていた。稲村ガ崎では娘時代に毎夏を過ごした家の跡を求めて山の方を歩いてみたが、土地が石垣などで造成されていて、あの山百合や撫子の咲き乱れる自然は最早全然残ってなかった。でも海の見える景色は変わっていなかった。胸にとってある大事な大事な懐かしい思い出がいっぺんに甦り、しばし沈思黙考するのだった。ポカポカ陽気の暖かい日で、海がキラキラと光っていた。坂を下り、海に吸い寄せられてしまった。サーファーがいっぱいで砂浜に上がって来た若い人に固い服に触らせてもらった。ちっとも寒くないそうだ。

お天気とは言え、今は真冬ですよねぇー!まるで夏のような青い空にトンビが

ピーヒョロロと沢山舞っていた。

   

逗子開成高校ボート部の遭難碑には胸を打つ文字が刻まれていた。有名な悲しい歌を口ずさみながらベンチに一人、随分長時間座って海を満喫した。良い香りだった。"meditation"でした。
十一才の夏、急に深みにはまって従姉妹達と溺れそうになり兄が一人づつ背中を押して助けてくれた。砂浜では母と義姉がパラソルの中で、助けを求めている私達を喜んで手を振っているとかん違いして手を振って返された時のことが今では面白く思い出される。18才の兄一人に姉、私、二人の従姉妹~女の子四人が掴まってしがみついてしまったのでした! 私、6年生にしては海中での泳ぎが得意で自信があったのだが、波の力に圧倒された。海の恐ろしさを実感して身の震える思い、良い経験になった。砂浜にあがって母の前で皆で大声で泣いた後、揃って大笑いしましたっけ。

 

5日はホテルから鎌倉駅へ蒲鉾やわらび餅など買い物をしながらブラブラ歩いて、湘南新宿ラインで渋谷直通で帰宅した。3日間の気侭な一人旅でした。今回目的の一つだった鶴ヶ岡八幡宮の節分豆まきに時間が間に合わなくて残念だった (3日)。来年のお楽しみにしましょう!


20日でとうとう亥年の6廻り目の72才になってしまった。二日前に長男一家が「シェ松尾」でお誕生祝いをしてくれた。久し振りのフルコース、美味でした。雰囲気も非常によく楽しかった。秋川さんの「千の風になって」のCDを息子がプレゼントしてくれた。こずえちゃんは得意の折り紙ですごく手の込んだきれいな飛び出すカードを作ってくれた。幸せな Birthday でした。
京都からも電話やFaxで祝福してもらった。お絵かきに"100才よりもっと長生きしてね"とあった。可愛い孫たち、ありがとう あなた方も100%以上に気をつけて下さいよ。お願いします。

           
 

2月20日はお誕生日だからとゴルフのお友達二人が付き合ってくれて羽根木公園に梅見物に行った。小雨が降っていたがそれが沢山の紅梅、白梅、枝垂れ梅の風情を更に増してくれていた。寒い日で、甘酒のあたたかさが身に沁みて心地よかった。
昼食は梅が丘駅前の「美登利寿司」に一時間並んで格別美味しく立派な握りずしセットを頂いた。
割安でとても豊かな気分になった。この寿司ランチも三人の当初からの目的だった。     

        

喫茶店でコーヒーをご馳走になり、バス停のある所まで30分以上歩いて帰って来た。気の合う友とのお誕生日、最高の一日だった。